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【留学準備】ストレスがもたらす胃の痛みには敏感でいようと思った
ストレスですぐ胃が痛くなるたちの私
ストレスがかかると、私のからだには必ず以下のような症状が出る。
胃が痛くなる
吐き気がする(吐かない)
便がゆるくなる
下痢気味になる
食欲がなくなる(お腹は空く)
そんなときは、処方薬のナウゼリン(ドンペリドン)が欠かせない。
なんで吐き気止めは市販されていないのかといつも疑問に思う。頭痛薬のカロナールだって市販されてるのに。
また、ドンペリドンはイタリアでは薬局で手に入る。処方箋はいらない。
日本もそうであってほしい。
ドンペリドンだけのためにこないだは2000円(診察1200円、薬局で800円)払ったのいまだに納得いってへんねん。
蛇足: ドンペリドンとオランザピンの作用機序がすこし似ているという話
話がさっそく横道にそれるが、ドンペリドンは精神科のお薬のオランザピンと作用機序がすこしだけ似ている。
私は薬学部に行きたかった人間だが、「理系→数学と物理が要る→諦めよう」と考えていて、そもそも理系分野に疎くても進学できる薬学部のある大学など知らなかった。
話がさらにそれるが、私は「治療薬ハンドブック」という薬学部の学生と薬剤師さんしか持っていないような本、しかも5000円近くするものを、Amazonで買っていつも病院に持っていっているひとだ。面白いので割とお勧め。
ChatGPTの解説
ChatGPTに、ドンペリドンとオランザピンについて解説してもらった。
ドンペリドン(domperidone)とオランザピン(olanzapine)は、両方ともドーパミン受容体に影響を与える薬物ですが、作用機序や用途は異なります。
ドンペリドンの作用機序
ドンペリドンは主に胃腸運動促進薬として使用されます。具体的には、ドンペリドンは末梢のドーパミンD2受容体を遮断することによって、胃腸の運動を促進します。ドンペリドンは血液脳関門をあまり通過しないため、中枢神経系への影響は少ないとされています。主に消化不良、胃もたれ、吐き気、嘔吐などの治療に使用されます。
オランザピンの作用機序
オランザピンは非定型抗精神病薬であり、統合失調症や双極性障害などの治療に使用されます。オランザピンはドーパミンD2受容体およびセロトニン5-HT2A受容体のアンタゴニスト(拮抗薬)として作用します。これにより、中枢神経系のドーパミンおよびセロトニンの伝達を調整し、精神症状を改善します。また、オランザピンは他の神経伝達物質の受容体(例えば、ヒスタミン、アドレナリン、ムスカリン受容体など)にも影響を与えるため、広範な作用を持ちます。
類似点と相違点
類似点:
両方ともドーパミンD2受容体に影響を与える。
相違点:
用途:ドンペリドンは主に消化器症状の治療に使用されるのに対し、オランザピンは精神疾患の治療に使用される。
作用部位:ドンペリドンは主に末梢で作用し、中枢神経系にはほとんど影響を与えない。オランザピンは中枢神経系に作用し、広範な精神症状に影響を与える。
追加の受容体作用:オランザピンはドーパミンD2受容体だけでなく、セロトニン5-HT2A受容体や他の多くの受容体にも作用するのに対し、ドンペリドンは主にドーパミンD2受容体を標的とする。
したがって、ドンペリドンとオランザピンはドーパミンD2受容体に作用する点では共通していますが、作用機序の範囲や用途が異なります。
胃痛は体調が下り坂になるサイン
さて、長すぎた解説はもうここまでにしよう。
私の場合は、ストレスは胃痛として現れる。
だから、それに気を配っていれば、大きく体調を崩して、授業を休むといったことはない。
だから、胃が痛くなったら、ドンペリドンなり太田胃散なりビオフェルミンなりを飲んで、早めに対処して、自分をいたわっている。
体調不良には敏感でいたほうがいい
体調不良というのは、ほっておけないものだ。
ほっておくと、悪化する。
自然に治る場合もあるけど、薬を飲んだほうがはやく治る。
しかも、体調が悪い時間というのは、人生において、たいがい作業効率も落ちるし、メンタルヘルスにも悪影響だし、現にからだ中が痛む病気である線維筋痛症のひとは精神を病むことも多いらしい。
海外にいると、病院にはそう簡単にかかれない
とくに留学などで海外に行くと、病院が遠い存在になる。
イタリアの場合、家庭医制度があるが、診察を受けられるまでに数か月かかることもある。救急外来に行くこともできるが、そこでも12時間とか7時間とかえぐい時間待たされることが多い。
私立の病院はお金がかかるが、早く診てもらえる。公立の病院(家庭医/救急外来)は無料だ。医療費無料と聞くとかなり魅力的だし、一時滞在の観光客なども無料で医療が受けられるが、これには弊害もある。待ち時間が長いことが大きな弊害だ。
医療現場で日本語を話せることのありがたさ
また、万一日本とまったく同じ、低額で安全でアクセスが容易な医療がある国があったとしても、そこではだれも日本語を話さない。体調が悪い時に外国語でやりとりするのはなかなかしんどいし、もしあなたがその国のことばを流暢に話せたとしても、あなたが意識不明で家族が話さないといけない場合、困る。
日本の医療が最高だというのは、たしかにそういう側面は強いと思う。無料ではないけれど、生活保護受給者は無料だし、高額医療費制度などもある。イタリアは全員に対して無料で、質も高いが、待ち時間が長すぎる。
形容詞の数の問題
ただ、私の場合は、日本語で「しんどいです」とは言いにくくても、イタリア語で"sono stanca"とはいえる、みたいなところはある。イタリア語には形容詞が多いから、自分の気持ちを伝えやすい。日本語には形容詞飢饉という現象があるほど、形容詞の数は足りていない。
形容詞飢饉とは
ChatGPTは以下のようなことを言っているが、完全な間違いである。
形容詞飢饉とは、文学や言語表現において新鮮で適切な形容詞が不足し、表現が平凡で単調になる現象を指します。この現象は、作家や話者が頻繁に同じ形容詞を使い回すことで生じ、新たな形容詞や独創的な表現が見つけられない場合に顕著です。形容詞飢饉は、作品や言葉の魅力を損ない、読者や聴者に新鮮味や感動を与えることが難しくなります。これを防ぐためには、語彙力を豊かにし、多様な形容詞を意識的に学び、使用することが重要です。例えば、文学作品を多く読むことや、類語辞典を活用することで、形容詞のバリエーションを増やすことができます。
形容詞飢饉(けいようしききん)とは、日本語の形容詞が他言語と比べて少ない、という話である。日本語では、名刺が8割、動詞が1割を占めるが、形容詞は2パーセントしかないとどこかで読んだ[要出典]。
以下、Wikipediaから引用する。
まず、形容詞に属する語の数については、多い言語と少ない言語がある。多い言語には少なくとも数百の形容詞が存在し、派生や借用によって新たな形容詞が生まれることもある。少ない言語では数語から数十語しか形容詞がなく、新たな形容詞が生まれることはない。たとえばイマス語(英語版)には kpa「大きい」、yua「良い」、ma「他の」の三つしか形容詞が存在しない[1]。
英語は形容詞が多い。イタリア語もそう。だから感情表現がしやすい。
英語は形容詞が多い言語で、動詞よりも多いという。
そのため、日本語で感情表現をするのは難しくなるし、さらに日本語を話すということは、日本式の思考回路になるということだから。
簡単にきつい言葉を使うのには抵抗がある。たとえば、死にたいとか。たとえば、しんどいとか。たとえば、落ち込んでいるとか。
ただ、外国語なら気軽に言える部分はあるよね、
なぜならその言語のマインドになるわけだから、もっとYES/NOははっきりするし、欧米はしんどいならしんどいって言っていい文化があるし。
メンタルに限らず、痛みや苦しみを表現する形容詞が多いということは、大きな利点がある。
ストレスを放置しておくと大変なことになる
ストレスを放置すると、身体および精神の病気になる。
ストレスで発症する病気、悪化する病気、あるいは死に至る病というのは案外ある。
あと、ストレスがかかると、疲れるから、どうしてもセルフネグレクトが起きがちだ。
セルフネグレクトとは、簡単に言うと、自分を愛せなくなって、自分で自分に「私なんて」と言ってしまい、必要な治療などを受けなくなるということだ。
セルフネグレクトとは自分自身の健康や安全に対する無頓着や無関心が原因で、自分自身を放置し自己管理ができなくなってしまう状態のことを指します。 誰にでも起こり得る可能性がある反面、家族や周囲から孤立してしまう原因にもなるため、セルフネグレクトへの理解が必要です。
出典
「私なんてもうどうてもいいから、病院なんか行かなくてもいいでしょ。」このころには、病院に行くだけの力もなくなって、ベッドルームから動けなくなることだってありうる。
ストレスがホームシックを悪化させる
留学でホームシックになったときは、私は寿司を食べることにしている。
ホームシックへの最悪の対処法は部屋に閉じこもることらしい。
寿司を食べると、遠く離れた日本のことがいとおしく思えてくる。私はこんな遠くで頑張って生きているなあ、日本が恋しいけどもうすこし頑張ろう、といったパワーが寿司にはある。
部屋に閉じこもっていたら、寿司は食べられない。
自宅まで頼もうとすると、送料もかかるし単品になるため、割高になる。そのため、基本的に、イタリアなら、お店に行って食べ放題メニューを選んだほうがいい。ウクライナには食べ放題のお寿司屋さんはないらしい。
ホームシックやストレスが引き起こす最悪の結果
ホームシック→家から出られない→気晴らしができない→病む→授業に出られなくなる→単位を落とす→留学がうまくいかなくて、目標を達成できずに帰国する
これが最悪の流れだ。
あるいは、
これに「自殺」や「自殺未遂」が加わることもある。
実際、ワーキングホリデーや留学や海外駐在に行って、うまくいかなくて、自殺したひとを何人か知っている。
留学の目的は生きて帰ること。できれば健康なまま帰ること。
最初のきっかけはホームシックでもストレスでもなんでもいい。その次のステップを踏まないように、寿司なり胃薬なりで対処したい。
ホームシックで引きこもり。
そうなってしまう前に、さっさとその原因を取り除いてしまいたい。
「帰るまでが遠足です」と同じで、「帰るまでが留学です」と言いたい。
留学するのは幸せになりたいからするのに、幸せになる手段を未来永劫失う自殺という選択だけはしないようにしたい。
生きて帰れたら100点満点。
健康で帰れたら500点追加。
有意義な成果があったら、それは奇跡のようなものだから、100万点。
それくらいのマインドで、留学生活を楽しむと、案外うまくいく。
留学資金などに使います。ご支援よろしくお願いします。 また、私が欲しい本を集めたほしいものリストも公開しています。 https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/9WBR0K7KWYX8?ref_=wl_share/