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【櫻坂46】世界的アーティストへの道

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2年目を迎えた櫻坂46が、より素晴らしいグループアーティストとなるための提言集。メンバーや「チーム櫻坂」向けの記事を集めている。パフォーマンス、バラエティー力、コメント力など、彼… もっと読む
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記事一覧

唯一無二と呼ばれるためには基準がいる 【櫻坂46】判断の基準としての様式美~

唯一無二と呼ばれるためには基準がいる 【櫻坂46】判断の基準としての様式美~

世界進出している日本のアーティストをみると、その大半がしっかりと西欧世界で通用するレベルの様式が具わっていることがわかる。
最近、頓に評価された感がある「J-POP」もその一つである。
そもそも、ジャパニーズ「ポップス」と呼ばれている時点で、海外で長年愛されているポピュラー音楽がベースにあるわけだが、これが日本の歌謡曲や民謡などとは曲調も詩の内容とも異なっていることは、誰の目にも明らかだろう。

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観客とは「残酷」なもの ~【櫻坂46】驚きを連続させる努力~

観客とは「残酷」なもの ~【櫻坂46】驚きを連続させる努力~

アルバム発売に合わせて調整されていた出演を辞退する形となった「Venue101」の出演が無事実現された。
今回は、特設セットの前での「摩擦係数」のパフォーマンスとなったが、前日の「ミュージックステーション」に続く形になったことで、どうしても比べる形で鑑賞することになる。
どちらも甲乙付けがたい仕上がりであり、それぞれに魅力を放っている。
このレベルになると、善し悪しではなく、好き嫌いの違いでしかな

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汗と涙は裏切らない ~【櫻坂46】一気に巻き返しが始まる~

汗と涙は裏切らない ~【櫻坂46】一気に巻き返しが始まる~

今週に入って、「摩擦係数」のパフォーマンス機会が続いている。
アルバムを発売するタイミングに合わせて、出演機会を調整したのだが、メンバーの体調不良のため、「出演辞退」が連続していた。
自分達のライブも公演中止となるくらいの出来事になってしまったが、それが今、一気に報われているとも言えるだろう。
W-KEYAKI FES.もしっかりと再演を果たし、その後、出演を辞退していた音楽番組でパフォーマンスの

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変化することが普通の出来事になりつつある ~【櫻坂46】グループが成長する意味~

変化することが普通の出来事になりつつある ~【櫻坂46】グループが成長する意味~

ライブツアーを目前に控え、卒業するメンバーの動きも落ち着いてきている。
尾関さんは、卒業後、芸能関係の仕事から離れる予定ということもあって、最後までファンとの別れを惜しむような配信やラジオ番組が続いている。
どの番組や配信も、彼女らしさで溢れており、何か卒業することを忘れてしまうこともしばしばである。
SHOWROOM配信に苦手意識があったように思えた一期生も、ここに来て、そのプラットフォームがも

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団体芸が完成しつつある ~【櫻坂46】最近の「そこさく」を観ていて~

団体芸が完成しつつある ~【櫻坂46】最近の「そこさく」を観ていて~

昨晩の「そこさく」も実に楽しいものであった。
最近は、ずっと良い雰囲気のまま、冠番組の良さが出ているように感じる。
グループ全体の雰囲気、一期生と二期生の関係性、魅力的な個性の解放・・・と、単なる場慣れ的な企画から、彼女たちを積極的に売り込む場へと、どんどん進化している。
苦手なものを克服するという企画内容も、彼女たちに「死角」を無くそうという運営や制作側の愛情の表れであろう。
もちろん本人たちも

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グループの名前を借りる立場から・・・ ~【櫻坂46】卒業後も見据えた活動のやり方~

グループの名前を借りる立場から・・・ ~【櫻坂46】卒業後も見据えた活動のやり方~

昨日開催されたTGC(東京ガールズコレクション 2022)の配信を視聴しながら、メンバーの皆さんの活躍ぶりを眺めていた。
ファッション誌の専属モデルを務めているメンバーが多いことから、全く危なげない様子に頼もしさを感じつつ、彼女たちの持てる魅力を堪能することになる。
各ブランドのカラーによって、新しい魅力を引き出されているためか、ファンも知らない表情を観ることができる。
基本的に、イベント自体が「

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良い意味で肩に力が抜けてきている ~【櫻坂46】外番組への出演がもたらした効用~

良い意味で肩に力が抜けてきている ~【櫻坂46】外番組への出演がもたらした効用~

昨晩の『バズリズム02』では、トークコーナーへの出演もあった。
楽曲披露だけに終わる場合も多かったので、待遇が上がってきているのが嬉しい。
それだけ、彼女たちのパーソナリティーに興味がもたれるようになっていることの現れなのだろうが、この変化は歓迎すべきことである。
今回は彼女たちの「偏食ぶり」がテーマとなっていたが、ファンも余り知らない部分であるため、新しい魅力を伝えるものになったのではないだろう

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This is SAKURAZAKA46! ~【櫻坂46】ついにライブが円盤化された~

This is SAKURAZAKA46! ~【櫻坂46】ついにライブが円盤化された~

9月1日の17時、運営から嬉しい告知があった。
『1st YEAR ANNIVERSARY LIVE ~with Graduation Ceremony~』がついに発売される。
10月19日というと、全国アリーナツアーの真っ最中であるため、ファンはまさしくライブ三昧ということになる。
幸運にも、ツアーに当選した人たちからは、嬉しい悲鳴が聞こえてきそうである。

櫻坂46として、初めて円盤化されたラ

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いつも正直な気持ちを伝えてくれていた ~【櫻坂46】違和感の原因は後からわかる~

いつも正直な気持ちを伝えてくれていた ~【櫻坂46】違和感の原因は後からわかる~

昨晩配信された「さくみみ」でキャプテンの菅井さんが、自分の気持ちを彼女の言葉で伝えてくれた。
グループがどんなに大変な時でも、そこから逃げることなく、状況などを美しい言葉遣いで丁寧に伝えてきた彼女だけに、自分がファンに伝える内容の主人公になっても、きちんと受け止められるように話をしてくれるのが嬉しい。
彼女が世間に伝えてきたコメントの中で、最も有名なのは、ライブの中で「改名」を伝えた時だったかもし

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世間からの認知度と高品質なパフォーマンス ~【櫻坂46】常に変わり続けるグループだからこそのジレンマ~

世間からの認知度と高品質なパフォーマンス ~【櫻坂46】常に変わり続けるグループだからこそのジレンマ~

櫻坂46となってから、先行して外番組のレギュラーをやっていたメンバーたちの努力と頑張りもあり、世間からの認知度がジワジワとあがってきている。
特に、全国で視聴できるTBS系の朝番組は、グループにとっても貴重な存在となっている。
「THE TIME,」の松田さん、「ラヴィット!」の守屋さんが番組の中で果たした役割は非常に大きなものと言えるだろう。
特に「ラヴィット!」では、シーズンレギュラーとして、

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新しい個性を模索する時期 ~【櫻坂46】三期生が加入する前に~

新しい個性を模索する時期 ~【櫻坂46】三期生が加入する前に~

今週の「そこさく」では、メンバーが活動の中や人生で学んだ教訓を格言として発表する企画が放送された。
先週から続く企画であったが、最終的に大園さんの格言「自分が思う200倍で喋れ」が選ばれた。
これを観ていて思ったのは、「ついにここに手を入れるか~」というものである。

欅坂46時代から、彼女たちの冠番組には「おとなしい」「静か」という感想がつきまとっていた。
「アイドル番組らしからぬ・・・」という

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成長を楽しむ時期から、純粋に内容を楽しむ時期に ~【櫻坂46】ライブパフォーマンスは次の段階へ~

成長を楽しむ時期から、純粋に内容を楽しむ時期に ~【櫻坂46】ライブパフォーマンスは次の段階へ~

櫻坂46をはじめ、秋元さんがプロデュースしているグループは、メンバーの成長過程も鑑賞するのが楽しみ方の一つとなっている。
ダンスや歌の経験がない人も加入させ、初々しさを残した頃から、アーティストとしての活動をしていくことになる。
グループごとに、人前で披露するレベルはまちまちであるが、最初からかなり高いレベルのものを見せようとしていたのが、櫻坂46や日向坂46だったのかもしれない。
ただし、この二

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この手の番組が一番向いているのかもしれない ~【櫻坂46】昨晩の『TOKYO SPEAKEASY』を聴いて~

この手の番組が一番向いているのかもしれない ~【櫻坂46】昨晩の『TOKYO SPEAKEASY』を聴いて~

8月25日25時~『TOKYO SPEAKEASY』で、TAKAHIRO先生と田村さん・藤吉さんの鼎談が放送された。
生出演であったため、リアルタイムで聴いたファンも多かっただろう。
制作大好きメンバーのお二人と、制作陣の中心にいるTAKAHIRO先生の話は、いろいろな楽曲やMVの制作期間の出来事や、その時の心情などを披露する場となっていたので、まさにファンが一番聴きたい話のオンパレードであった。

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喪失感よりも期待感 ~【櫻坂46】最高のパフォーマンスに出会うために~

喪失感よりも期待感 ~【櫻坂46】最高のパフォーマンスに出会うために~

ここ一年。
一期生が卒業していく姿を目の当たりにしていて感じることは、絶望ではない。
以前は、あの「21人の絆」を目にすることができないことに対する寂しさがあった。
特に、平手さんや長濱さんがグループを離れることになった時に、それを一番感じたかもしれない。
もちろん、最初に今泉さんが「21人」から離れることになったことで、「もうあのパフォーマンスが観られないのか」という思いが沸き起こった。
特にソ

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