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30代、子どもがひとり、本がすき、だいぶマイペース。 自分とまわりの出来事を、少しずつ…

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30代、子どもがひとり、本がすき、だいぶマイペース。 自分とまわりの出来事を、少しずつ表現していく過程です。

記事一覧

【#読書の記憶から19】自身のルーツ✖️地理的・血縁的視点から

『ふるさとの手帖 あなたの「ふるさと」のこと、少しだけ知ってます。』かつお(仁科勝介) NDC:291.0(地理、地誌、紀行) 「日本の市町村1741をすべて巡る」という、と…

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1年前
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【#読書の記憶から18】たくさんの好きを集めて×断捨離と対極のふたり

この、一見繋がりがなさそうなおふたり、「たくさん“モノ”を所有されている」という共通項でセレクトさせていただきました。 まずは「ほんまに(一見・多くの人にとって…

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1年前
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【#読書の記憶から17】わたしのための言葉✖️あなたへおくる言葉

『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』kemio NDC:289.1(日本人の伝記) だからやりたいことやって、やってダメなら秒で次に飛ぶわ フォロワー増えてアンチがいっぱい湧い…

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2年前
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【#読書の記憶から16】わからず手に取ったけれど✖️知れば世界は広くて深い

わからない(特に、興味のない人には全く)。でも何か気になる… 理由ははっきりしないけれど、“なぜか無性に惹かれるもの”ってありませんか。 1冊は、どんな内容かと…

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2年前

【#読書の記憶から15】令和に感じる✖️ポップで身近なレトロ

今回は、時代のデザインを“つくってみる”、創作系の本2冊です。 ここ数年、「昔からよく知るデザイン✖️新しいグッズ」が、雑貨や文房具で再登場するパターンをよく見…

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2年前

【#読書の記憶から14】今にどう残る×年数を重ねて培われる…

今回は過去から今につながる時間の流れを、建築の視点から。 『いいビルの写真集 west』BMC ndc:523.1(建築_日本) なんと奥の深そうな視点で仕上がった本でしょう。 当…

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2年前

【#読書の記憶から13】時間を遡って×過去から学ぼうぜ

「もう5波だぜ。」 …もちろん新型コロナウイルス感染症の話。 季節をいくつか越えて付き合ってきて、もはや“新型”でもない感じ。「ヤツ」「あれ」と呼ぶくらいラフな…

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2年前
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【#読書の記憶から12】“時間”の捉え方×目に見えないものだからこそ

前回に続いて、大学の話を少し。 私の専攻はガッツリ「文学部」だったのですが、 文学研究や言語学にとどまらず、民俗学、地理学、地域文化史、仏教、美術・・・と、本当…

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2年前
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【#読書の記憶から11】睡眠第一×落ち着いて眠りを迎えるための提案

人生における「印象に残っている言葉」。 それは、ここぞ!という場面での叱咤激励や、深く響く名言のような“パワーワード“の場合が多いかもしれないけれど、ふと聞いた…

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3年前
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【#読書の記憶から10】まぁお茶でも飲んでゆっくりと×茶道もカフェも“自分との時間”

どちらも同じ「お茶」ですが、 ひとつは791.0(茶道)で、もうひとつは726.1(漫画・劇画・風刺画)。 生活・文化の中に、多くの種類の“お茶”と、それを楽しむ時間があ…

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3年前

【#読書の記憶から9】前代未聞のレシピ本×肩の荷を下ろして

『料理が苦痛だ』本多理恵子 NDC:596 1冊は、タイトルが前代未聞。 巷には『簡単おいしい…』とか『料理研究科・人気ブロガーの…』とか、その魅力を積極的にアピール…

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3年前
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【#読書の記憶から8】果てのない家事 × たまには笑って息抜き!!

私自身、家事歴約10年、母親となっても5年以上経つのだけれど、残念ながら『家事』というものが苦手で苦手で……。 もちろん家は(感染症予防の意味も含め)衛生的かつ綺麗な…

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3年前
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【#読書の記憶から7】作家のエッセイ ✖️ 社会学者のエッセイ

昔、何かの本で読んだのです。 「たくさん読書を続けたり、反対に、読書からしばらく遠ざかっていたりして、読むのが疲れた時。次の1冊になかなか手が伸びない時。 そん…

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3年前
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【#読書の記憶から6】記録の意味と意義✖️私たちに訴えかけるもの

30代になって、『もっと“社会の仕組み”そのものについて知りたい』と思うようになった。 ネットのトップニュースをかいつまむだけじゃなくて、もっと “現状”や“当事…

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3年前

【#読書の記憶から5】記録のアイデア ✖️ デコレーションのアイデア

旅行に限らず、「趣味の」「生活の」「イベントの」思い出を記録しておきたいと思う方へ。 そしてその記録を、特別な1ページとして残したいと考えている方へ。 たくさん…

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3年前

読書 × マイルール❸ 読書を記録する

忘れっぽい。 とにかく忘れっぽい。(2回目) 納得しながら1冊読み通しても、結局ほとんど内容が残っていなかったり、読んだことがある本を忘れて再び読んでいたり… …

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3年前
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【#読書の記憶から19】自身のルーツ✖️地理的・血縁的視点から

【#読書の記憶から19】自身のルーツ✖️地理的・血縁的視点から

『ふるさとの手帖 あなたの「ふるさと」のこと、少しだけ知ってます。』かつお(仁科勝介)

NDC:291.0(地理、地誌、紀行)

「日本の市町村1741をすべて巡る」という、とてつもない目標を達成した著者。
もちろん、離島も含む、炎天下でも、雪の日も風の日も記録した、全国・全市町村の旅の記録です。

わたしの、あなたの、何かしらの“ふるさと”の風景が、どこかのページに収められているはず。

つい

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【#読書の記憶から18】たくさんの好きを集めて×断捨離と対極のふたり

【#読書の記憶から18】たくさんの好きを集めて×断捨離と対極のふたり

この、一見繋がりがなさそうなおふたり、「たくさん“モノ”を所有されている」という共通項でセレクトさせていただきました。

まずは「ほんまに(一見・多くの人にとって)しょーもないものが大量にコレクションされている」この方。

『マイ遺品セレクション』みうらじゅん

ndc:049(雑著)←雑著という分類がある驚き

お土産、街で見る何気ない風景、タダでもらえるパンフレットなど。
「なぜそれを集めよう

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【#読書の記憶から17】わたしのための言葉✖️あなたへおくる言葉

【#読書の記憶から17】わたしのための言葉✖️あなたへおくる言葉

『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』kemio

NDC:289.1(日本人の伝記)

だからやりたいことやって、やってダメなら秒で次に飛ぶわ

フォロワー増えてアンチがいっぱい湧いたけど、楽しいこと見たほうが幸せだから脳を閉めたよね。

今のことを頑張って未来につなげていく生き方しかできなかった。

そういう人たちって男性を男性、女性を女性としか見てないみたいだけど、ホモ・サピエンスとして仲良くな

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【#読書の記憶から16】わからず手に取ったけれど✖️知れば世界は広くて深い

【#読書の記憶から16】わからず手に取ったけれど✖️知れば世界は広くて深い

わからない(特に、興味のない人には全く)。でも何か気になる…

理由ははっきりしないけれど、“なぜか無性に惹かれるもの”ってありませんか。

1冊は、どんな内容かと手に取ってみた本。

『「100円ショップ」のガジェットを分解してみる!』

ndc:549(電子工学)

扱うテーマこそ“100円ショップのグッズ”で身近ですが、中身は回線図で、私にとってはさっぱりでした。笑

各役割の電子部品が、そ

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【#読書の記憶から15】令和に感じる✖️ポップで身近なレトロ

【#読書の記憶から15】令和に感じる✖️ポップで身近なレトロ

今回は、時代のデザインを“つくってみる”、創作系の本2冊です。

ここ数年、「昔からよく知るデザイン✖️新しいグッズ」が、雑貨や文房具で再登場するパターンをよく見かけます。

“あえて”のレトロデザイン、“あえて”の定番デザインのリプロダクト…

懐かしさから『かわいい〜❗️』『懐かしい〜‼️』と咄嗟に手に取っていたりするので、すっかり企業の目論見どおり?です。

『ペットボトルと空き容器で作るレ

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【#読書の記憶から14】今にどう残る×年数を重ねて培われる…

【#読書の記憶から14】今にどう残る×年数を重ねて培われる…

今回は過去から今につながる時間の流れを、建築の視点から。

『いいビルの写真集 west』BMC

ndc:523.1(建築_日本)

なんと奥の深そうな視点で仕上がった本でしょう。
当時では最先端の素材と、新鮮なデザインによって、
手をかけるこだわりだからこそ残る美術的モチーフとその建築。

50〜70年代の小・中規模ビル。
私が生まれる前、経験したことのない文化・空気感の時代に建てられたビルた

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【#読書の記憶から13】時間を遡って×過去から学ぼうぜ

【#読書の記憶から13】時間を遡って×過去から学ぼうぜ

「もう5波だぜ。」

…もちろん新型コロナウイルス感染症の話。

季節をいくつか越えて付き合ってきて、もはや“新型”でもない感じ。「ヤツ」「あれ」と呼ぶくらいラフな感覚で、見えないけれど脅威をもってずっと我々のそばに居る。

そんなコロナウイルス自体にももちろん説教したいけど、感染症対策にも説教したい。

「もう5波だぜ?!」

この1年半、どんな進歩があったのか。
ワクチン接種の動きは大きいけれ

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【#読書の記憶から12】“時間”の捉え方×目に見えないものだからこそ

【#読書の記憶から12】“時間”の捉え方×目に見えないものだからこそ

前回に続いて、大学の話を少し。

私の専攻はガッツリ「文学部」だったのですが、
文学研究や言語学にとどまらず、民俗学、地理学、地域文化史、仏教、美術・・・と、本当に多くの分野を学ぶことができました。

振り返れば、そんな混合された学びや興味も、今の横断的な読書に繋がっているのかも…?
と、記事を書きながらふと気づくことができました。(これもアウトプットの産物ですね。)

しかし、根本的に文系な脳み

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【#読書の記憶から11】睡眠第一×落ち着いて眠りを迎えるための提案

【#読書の記憶から11】睡眠第一×落ち着いて眠りを迎えるための提案

人生における「印象に残っている言葉」。

それは、ここぞ!という場面での叱咤激励や、深く響く名言のような“パワーワード“の場合が多いかもしれないけれど、ふと聞いただけの一言がなぜかずっと頭に残っている…そんな言葉も存在するのでは。

・・・私が卒業した大学は、横断的に幅広い分野を選択して学べる学部でした。
中でも、美術(鑑賞)系の授業で教わった、教授の一言が印象的で。

「『歴史背景や文化、時代ご

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【#読書の記憶から10】まぁお茶でも飲んでゆっくりと×茶道もカフェも“自分との時間”

【#読書の記憶から10】まぁお茶でも飲んでゆっくりと×茶道もカフェも“自分との時間”

どちらも同じ「お茶」ですが、
ひとつは791.0(茶道)で、もうひとつは726.1(漫画・劇画・風刺画)。

生活・文化の中に、多くの種類の“お茶”と、それを楽しむ時間がある日本。
お茶と言っても、本格的な茶道から、ふらりと寄る喫茶店まで様々です。

「茶のある暮らし」千宗屋

ひとつは千宗屋さんがインスタグラムにあげた写真からできた1冊。

インスタ仕様なので、本の形も正方形。
1ページずつ、ゆ

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【#読書の記憶から9】前代未聞のレシピ本×肩の荷を下ろして

【#読書の記憶から9】前代未聞のレシピ本×肩の荷を下ろして

『料理が苦痛だ』本多理恵子

NDC:596

1冊は、タイトルが前代未聞。

巷には『簡単おいしい…』とか『料理研究科・人気ブロガーの…』とか、その魅力を積極的にアピールしようとする本がたくさん存在するというのに。

タイトルが、堂々としていて、とても良い。

この本を書いて、このタイトルをつけてくれた本多さんありがとうございます。

きっと、広く世間一般には、『料理上手』が素敵とされる。

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【#読書の記憶から8】果てのない家事 × たまには笑って息抜き!!

【#読書の記憶から8】果てのない家事 × たまには笑って息抜き!!

私自身、家事歴約10年、母親となっても5年以上経つのだけれど、残念ながら『家事』というものが苦手で苦手で……。

もちろん家は(感染症予防の意味も含め)衛生的かつ綺麗な方が良いです。

毎日のご飯も美味しい方が、身体も心も喜びます。

わかっています。

でも、容量よくできない!
やりたくない日だってある!!

と、大声で言いたい。泣き叫びたいくらいの気分。

しかし、洗濯物も使った食器も溜まるし

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【#読書の記憶から7】作家のエッセイ ✖️ 社会学者のエッセイ

【#読書の記憶から7】作家のエッセイ ✖️ 社会学者のエッセイ

昔、何かの本で読んだのです。

「たくさん読書を続けたり、反対に、読書からしばらく遠ざかっていたりして、読むのが疲れた時。次の1冊になかなか手が伸びない時。

そんな時は、“エッセイ”を読んでみると良いですよ。」

というアドバイス。

私もふと『エッセイ(読みたい)…』という瞬間がやってきます。

さらりと読みやすい手軽さと、著者の生活の一部を覗き知るような気分になれること、著書では知らない一

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【#読書の記憶から6】記録の意味と意義✖️私たちに訴えかけるもの

【#読書の記憶から6】記録の意味と意義✖️私たちに訴えかけるもの

30代になって、『もっと“社会の仕組み”そのものについて知りたい』と思うようになった。

ネットのトップニュースをかいつまむだけじゃなくて、もっと “現状”や“当事者の声”により近づいて、知見を広げたいと感じることが増えた。

でもそのためには、ニュース番組では(ニュースの規模や内容が)おおまかすぎるし、新聞紙では紙面の制限が大きすぎる…。

そこで、ノンフィクションやルポタージュのジャンルの本を

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【#読書の記憶から5】記録のアイデア ✖️ デコレーションのアイデア

【#読書の記憶から5】記録のアイデア ✖️ デコレーションのアイデア

旅行に限らず、「趣味の」「生活の」「イベントの」思い出を記録しておきたいと思う方へ。

そしてその記録を、特別な1ページとして残したいと考えている方へ。

たくさんデコレーションの見本があり、とても参考になりますよ^ ^

『忘れたくないをかたちにするmyトラベルノート』

ISBN: 9784847099175
NDC:290.9

『毎日がもっと輝くみんなのノート術』

ISBN: 97848

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読書 × マイルール❸ 読書を記録する

読書 × マイルール❸ 読書を記録する

忘れっぽい。
とにかく忘れっぽい。(2回目)

納得しながら1冊読み通しても、結局ほとんど内容が残っていなかったり、読んだことがある本を忘れて再び読んでいたり…

しかも、賢くないので急に本についての説明を求められても、うまく情報を出し切れない。

後になって、「…あの時、こんな言葉で解説していれば、もっと的確に魅力を伝えられたのに…」と後悔することも多々あり。

そんな読書後に発生するもやもやを

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