文系三流学生の論考

地方の修士一年生 社会政策専攻 生きていることに日々感謝しつつ、自戒しています。

文系三流学生の論考

地方の修士一年生 社会政策専攻 生きていることに日々感謝しつつ、自戒しています。

記事一覧

最終逃避行

全部を置き去りにした夜でした たばこの煙が 召されるように 昇っていったのをみて 世界がまだ息をしていることを 実感しました 煌々とした、街 私が諦めた日が 祝日だっ…

共通テストの現代文を解いてみて

1.解く理由と意気込み 今年から、センター試験が変わった。中身としての大きな変化は英語と数学Ⅰ・Aだった。思考力、であるとか、が大事になるらしい。「生きる力」を重…

黄金コンプレックス

美しすぎるように、枯山水 眠りについた午後1時 擬製に擬態を重ねて 夢で会えたならその時は 華麗に、だなんて くさりきって反吐が出る 黙りこくったアンチテーゼと 喚き散…

現代詩を書きたいことについて

 僕は高校生から大学四年生の現在まで、現代詩を書いたり、書かなかったりしている。書き続けないのは、自分に才能が一切ないということを知ってしまっているからだ。じゃ…

勉強できない人VS勉強本

 世の中には、勉強本とカテゴライズされる本がある。多くは大学教科書の3分の2くらいのサイズ感、ページ数で、内容をまとめると大学教科書の15分の1くらいになる。勉強本…

僕の不合格の歴史(漢検から就活まで)

 今日、YouTubeで動画をつらつら眺めていた際に、一本の気になる動画を見つけた。気になる、といってもそこまでではなく、なんとはなしに、程度だった。その動画は、東大…

進路についておもうこと

 明々後日の公務員試験(市役所)に向けて今日は情報収集を行った。色々な情報があって、色々な対策をしなければならないらしいけれど、残念ながらそこまでの気力がないのが…

卒論とゼミ活動でおもったこと

 僕は現在大学四年生であるため、卒業論文を書いている。ただ、卒業論文とは自由に縛られずに書けるものではない。ゼミ活動の時間には教授がせっついてくるし、テーマも学…

久しぶりの塾のアルバイトで思ったこと

 土曜と日曜、僕は久しぶりにアルバイトに入った。1ヶ月とちょっとぶりである。久しぶりに行ってみると、随分様子が違う、ということもなく、普通にバイトをした。僕の塾…

文章を書くことについて

 文章力の向上を狙って、願って、この日記を書き始めたのだけど、日々己の文章力の無さを見せつけられるばかり。自分ではそこそこ書ける方だと思っていたのだから、非常に…

大学生活でボッチだったことについて

 大学生活で、僕はボッチだった。いや、正確にいうと友達は一人だけいたのだけど、彼は高校時代からの友人だったので、大学からと考えるとボッチである。実は、一年生の前…

時間を無駄にすることについて

 今現在、僕は公務員試験に全敗し、就職活動も全敗中だ。そのため、本来僕は、ベクトルはどうあれ、頑張り続けなければならない。将来の進路が決まっていないのだから当然…

就職活動

 公務員試験が終わって、始めた就活は早くも座礁した。そもそも募集の数が少ない。エージェントにはよく分からないような企業ばかり紹介される。よく分からない企業でもい…

就職活動と趣味について

 就職活動におけるエントリーシートには、よく100字程度で趣味の項目がある。そこを僕はまともに埋められた試しがない。趣味がない。最近思い始めことは、この趣味のなさ…

キングオブコント2020を見て

 今日はお笑いの日で、キングオブコントの決勝を見た。僕は空気階段がラジオを聴いていて好きだったので、とても応援していた。また、ジャルジャルや、ジャンポケ、ギース…

公務員落ちの大学院とは

 今日は大学の先生に大学院についての相談をした。あまり実りあるものではなかったけど、久しぶりにまともに人間と会話ができてよかったと思う。  大学院に関しては、や…

最終逃避行

最終逃避行

全部を置き去りにした夜でした
たばこの煙が
召されるように
昇っていったのをみて
世界がまだ息をしていることを
実感しました

煌々とした、街
私が諦めた日が
祝日だった人もいる
代わりばんこの苦痛を
共有しているなんて
錯覚していました

ため息みたいに
灰が地面に落ちました
そしてすぐに
さらわれました
そんなものなんでしょう

飲めないほどに
熱かった缶コーヒーは
いつのまにか冷たくなってい

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共通テストの現代文を解いてみて


1.解く理由と意気込み 今年から、センター試験が変わった。中身としての大きな変化は英語と数学Ⅰ・Aだった。思考力、であるとか、が大事になるらしい。「生きる力」を重視するという姿勢に適う変化であると思う。何はともあれ、私は報復したい。
 私は今から4年ほど前にセンター試験を受験し、見事に爆散死滅したわけだが、今その雪辱を果たしてやろうと思うのだ。主に爆散死滅したのは国語である。当時、確か私の国語の

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黄金コンプレックス

美しすぎるように、枯山水
眠りについた午後1時
擬製に擬態を重ねて
夢で会えたならその時は
華麗に、だなんて
くさりきって反吐が出る
黙りこくったアンチテーゼと
喚き散らす有象無象

花を植えることで
幾人ぶんの贖罪に
なりますか
等価値なんて
そんな偽り
許されない

どうだってよくって
霞に沈んで
うつろって
喘いだ君の背中
昨日見た夢の馬みたい

孤島に沈んで
沈丁花
うつらうつらな夕景

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現代詩を書きたいことについて

 僕は高校生から大学四年生の現在まで、現代詩を書いたり、書かなかったりしている。書き続けないのは、自分に才能が一切ないということを知ってしまっているからだ。じゃあ、どんなのが才能だと思っているのか、というと、それはそれで難しい。ただ僕は、作品を読んだ時に、その人の景色がパッと見えるものに魅力を感じる。
 僕が初めてまともに読んだ詩の作者は中原中也だった。高校の文芸部室に、雑に置かれたプリントに、中

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勉強できない人VS勉強本

 世の中には、勉強本とカテゴライズされる本がある。多くは大学教科書の3分の2くらいのサイズ感、ページ数で、内容をまとめると大学教科書の15分の1くらいになる。勉強本を読んでいる奴=理解力希薄な奴、という認識をしているのか分からないが、往々にして繰り返しが多い。勉強本以外にも、思考プロセスというジャンルの技術本もそういった感じである。一応分けてはみたけれど、勉強本とその手の本は全く同じなのかもしれな

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僕の不合格の歴史(漢検から就活まで)

 今日、YouTubeで動画をつらつら眺めていた際に、一本の気になる動画を見つけた。気になる、といってもそこまでではなく、なんとはなしに、程度だった。その動画は、東大理三の人が免許の試験に落ちるというものだった。東大の人でも勉強しなかったら落ちちゃうんだな、とある意味当たり前にも近い感想を抱いた。僕は試験に落ちた経験が豊富だったこともあり、免許の試験前は3時間勉強したことを思い出した。
 その動画

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進路についておもうこと

 明々後日の公務員試験(市役所)に向けて今日は情報収集を行った。色々な情報があって、色々な対策をしなければならないらしいけれど、残念ながらそこまでの気力がないのが実情だ。10/13に法務省と家裁の合否がわかるが、もちろん受かっている自信なんてないので、就職したければ市役所に向けて頑張るしかないのだけど、何しろ気力がない。
 ここで、大学院という進路を取ろうとも思ったけれど、いろいろ調べているうちに

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卒論とゼミ活動でおもったこと

 僕は現在大学四年生であるため、卒業論文を書いている。ただ、卒業論文とは自由に縛られずに書けるものではない。ゼミ活動の時間には教授がせっついてくるし、テーマも学士論文レベルにおさまるものと、範囲でなくてはならない。
 僕は経済学科で、専攻は社会政策であるが、卒論は社会学寄りのものを書こうと考えている。ただ、ここで、問題が生じる。社会学は範囲が異常に広く、その一つの問題を取り扱うことさえ難しいのだ。

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久しぶりの塾のアルバイトで思ったこと

 土曜と日曜、僕は久しぶりにアルバイトに入った。1ヶ月とちょっとぶりである。久しぶりに行ってみると、随分様子が違う、ということもなく、普通にバイトをした。僕の塾での業務内容はほぼ事務作業だが、事務作業の量が少なすぎたために、ぼーっとしている時間の方が長い。本職はぼーっとしておくことなのかも知れない。特に、土日などは本当にやることがない。あまりにやることがなさすぎて外国人社員がキレていた。「俺の仕事

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文章を書くことについて

 文章力の向上を狙って、願って、この日記を書き始めたのだけど、日々己の文章力の無さを見せつけられるばかり。自分ではそこそこ書ける方だと思っていたのだから、非常にキツいものがある。特に、最近気付いた、僕の文章における苦手なところは二つある
 一つ目は上手くきれいに終わらせられない点だ。僕は綺麗に文章を閉じることができない。オチを作ることができない。この点は、日記を書き始める前から、実は薄々勘付いては

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大学生活でボッチだったことについて

 大学生活で、僕はボッチだった。いや、正確にいうと友達は一人だけいたのだけど、彼は高校時代からの友人だったので、大学からと考えるとボッチである。実は、一年生の前期まではそこそこ友人がいたのだけど、時間が過ぎるにつれて、一人また一人と僕の前から姿を消した。基本的にここで残った人が友人になると、大学経験者は語るのだが、僕には一人も残らなかった。つまり、「誰とも気が合わなかった」のだ。紛れもない社会不適

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時間を無駄にすることについて

 今現在、僕は公務員試験に全敗し、就職活動も全敗中だ。そのため、本来僕は、ベクトルはどうあれ、頑張り続けなければならない。将来の進路が決まっていないのだから当然である。このままでは大学を留年せざるを得ない。ただ、留年するわけにもいかないので、やはり僕はなんらかのベクトルにおいてそれなりの努力をし、卒業後の身分を決定しなければならない。

 しかし、最近の僕は全くそのようなことをしていない。毎日ドラ

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就職活動

 公務員試験が終わって、始めた就活は早くも座礁した。そもそも募集の数が少ない。エージェントにはよく分からないような企業ばかり紹介される。よく分からない企業でもいいか、とも思い始めてしまっていたが、ふと考える。将来の目的についてである。
 公務員試験に全て落ち、就職活動も全て落ちてきた私は、いわば社会不適合者である。完全なる落伍者だ。だが、人生の目的があったのではないか、と思い出す。
 身を削る濁流

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就職活動と趣味について

 就職活動におけるエントリーシートには、よく100字程度で趣味の項目がある。そこを僕はまともに埋められた試しがない。趣味がない。最近思い始めことは、この趣味のなさは、就職活動の根幹に影響してるんじゃないか、ということだ。もしかすると、根本的にやりたいことなんて何もなくて、だから、趣味も一つもないんだろう、ということだ。僕はいろいろ民間企業を受けてみたが、どれも一次面接で叩き落とされた。ただ自分の面

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キングオブコント2020を見て

 今日はお笑いの日で、キングオブコントの決勝を見た。僕は空気階段がラジオを聴いていて好きだったので、とても応援していた。また、ジャルジャルや、ジャンポケ、ギースなどはベテランで馴染み深く、決勝は不思議な組み合わせに感じた。全くマークしていなくて、好きだったのはニッポンの社長というコンビだった。奇抜な設定と奇抜な流れ。出オチになりそうでならないし、歌ネタのようで歌ネタぽくない。インフルエンザの日に見

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公務員落ちの大学院とは

 今日は大学の先生に大学院についての相談をした。あまり実りあるものではなかったけど、久しぶりにまともに人間と会話ができてよかったと思う。
 大学院に関しては、やはり分野を決めることや、どういった先生に教えていただくかというのが重要らしく、膨大なリサーチをする必要があるらしい。異常に面倒くさい。ここにきて本当に思うのは、どっかしらの公務員試験に受かりたかったということである。今から新しく切り替えるの

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