進路についておもうこと

 明々後日の公務員試験(市役所)に向けて今日は情報収集を行った。色々な情報があって、色々な対策をしなければならないらしいけれど、残念ながらそこまでの気力がないのが実情だ。10/13に法務省と家裁の合否がわかるが、もちろん受かっている自信なんてないので、就職したければ市役所に向けて頑張るしかないのだけど、何しろ気力がない。
 ここで、大学院という進路を取ろうとも思ったけれど、いろいろ調べているうちにすごく嫌になってしまった。研究室内の争いであるとか、なんとかとか。僕は研究に対して情熱を注げる自信がないので、受けるのすら恐怖に思う。自分の大学の大学院なら推薦でスムーズに行けるらしいのだけど、よくわからない。まず、大学院を選ぶ理由が不純だ。公務員試験に失敗したから、なんていうのは研究に取り組みたい熱心な学生に対して失礼だ。加えて、大学院に行くのには金がかかる。僕の今の貯金は13万円で、今から学費など稼げそうにもない。
 かといって、民間就職というのも難しい。これまで公務員試験に力を入れてきたというサンクコストのためではなくて、僕自身いわゆる無能であることが要因だ。僕は以前ツタヤでアルバイトをしていたのだが、あまりの辛さときつさに1ヶ月で辞めた。要領が悪く、また、覚えも悪いのだろう。何をしてもうまくいかず、どうしようもなく悲しくなって辞めたことを今でも覚えている。公務員をなめているわけではないけど、今から僕が就職できるような企業で僕が生きていけるわけがないのは事実だ。
 こうなってきて、言いたいことは詰んだということだ。どの道辛い。ただ、大学生活が楽しかったかと聞かれると、楽しかった記憶なんて一つもなくて、あるのは失敗と後悔と悲しみだけだ。むしろ卒業までずっと辛いというのは筋を通せている気もしてくる。とにもかくにも、進路というのは最悪だ。

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