キングオブコント2020を見て

 今日はお笑いの日で、キングオブコントの決勝を見た。僕は空気階段がラジオを聴いていて好きだったので、とても応援していた。また、ジャルジャルや、ジャンポケ、ギースなどはベテランで馴染み深く、決勝は不思議な組み合わせに感じた。全くマークしていなくて、好きだったのはニッポンの社長というコンビだった。奇抜な設定と奇抜な流れ。出オチになりそうでならないし、歌ネタのようで歌ネタぽくない。インフルエンザの日に見る夢みたいで、とても面白かった。
 キングオブコントの決勝という舞台に上がるのは、大変難しいと思う。多くの実力者を淘汰しなければならない。また、芸人として売れる、というのはもっと難しいことなのだろう。苦労して決勝に出ても、売れるかどうかなんて分からない。優勝すればテレビには出られるが、爪痕を残さなければならない。数え切れないほどの壁があって、それら全てを乗り越えて、乗り切っていなければ、テレビの椅子には座れないのだろう。
 こうして考えていくと、将来の進路に悩んでいる自分がバカらしくもなってくる。空気階段はとても面白かった。もぐらさんは借金が700万円だが、本当に面白かった。かたまりさんは美人だった。こんなすごい人たちが、こんなに頑張っている人たちがいる。その中で、のうのうと何もせず、内定すらもらえてない自分が恥ずかしくなる。
 今年のキングオブコントもやっぱり面白かった。辛いことしかない生活だけれど、面白いことは変わらない。明日は頑張ろうと思った。

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