ノルウェーの夏は短い!だから…いたるところで日光浴⁉
北欧の暮らしに密かにあこがれている健康編集部Mが出会ったノルウェー在住の”サトウさん”。彼から聞くノルウェーの話は、え?ホントに?すごい…!と驚くことばかり。
ノルウェーの人たちが健康のためにやっていることって? どんなふうに暮らしているの? 北欧の風を感じる小噺を皆さんにおすそ分けします!
はじめまして、サトウと申します。
大学を卒業してから東京にあるリオン株式会社という会社でエンジニアとして働いていましたが、現在はノルウェー王国にある子会社Norsonic ASに出向し首都オスロに住んでいます。
ちなみにリオンは「リオネット」ブランドで皆さまにご愛用頂いている補聴器をはじめ、健康診断で使われる聴力測定器や、音の大きさを測る計測器、半導体製造工場で使用される微粒子計測器などの製造・販売をしているメーカーです。
なんやかんやでオスロに住み始めてから約1年が経ちました。
その生活の間に垣間見えた、ノルウェーの人々の暮らしぶりや、私が驚いたことなんかについて紹介していきたいと思います。
いま日本は35℃を超える猛暑が始まっていて、8月になり、さらに暑さが増すところでしょうか。かたやノルウェーの夏は5月の後半から6月がピークです。
7月に入ると、天気の良い日と雨の日が交互に訪れ、雨の日には最高気温が20℃なんていう時もあります。8月後半には秋の雰囲気を感じはじめ、街中には薄手の防寒着やダウンベストを着ている人もポツポツと・・・。
そんな短い夏を満喫するために、ノルウェーの人たちは外で多くの時間を過ごす事を好みます。
レストランではテラス席が満席で室内はガラガラということもよくある光景です。
そんなわけで、ノルウェー語には外で楽しくビールを飲むことを意味する「utepils(ウーテピルス)」という専用の単語があったりもします。
また、天気のいい日の日光浴はとても一般的です。
ビーチだけではなく、湖の周りや海辺の公園はもちろん、街中の公園でも、はたまた王宮の庭でも!?(ノルウェーでは王宮に自由に出入りすることができます)
タオルを敷いてハーフパンツやビキニになり、音楽をかけたり読書をしてリラックスしながら日光浴を楽しみます。
緯度の関係から夏は日が出ている時間がとても長いので(逆に、冬は暗い時間がとても長いです)会社帰りにサクッと日光浴をしてから帰宅する、なんていう人もいます。
冬がとても暗いので、そのぶん夏は思いっきり太陽を浴びたい!と思うのかもしれませんね。日本語で言うところの「寝だめ」ならぬ「浴びだめ」と言ったところでしょうか。
次回は「ノルウェーの夏休み」についてをお届け♪
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