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組織風土、組織開発

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Purpose経営、組織の変革、など関心のあることを徒然なるままに・・・
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2020年9月の記事一覧

「全部おススメです!」  「 ・・・ 😔」

「全部おススメです!」  「 ・・・ 😔」

PRESIDENT ONLINEの最新記事から『お客にオススメを聞かれて「全部オススメです」と答える店員が店を潰す 〜セールストーク3要素をおさえよう』。

問われているのは、店員個人が『自分の好きなもの』を『自分の言葉』で説明できるかどうか、だという記事です。

飲食店向けコンサルティングを行なう筆者によると、おすすめ商品をおすすめすることに苦手意識を持っている従業員が多いといいま

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Why we are here?

  ハーバードビジネスレビュー最新号の『スターバックスはオンリーワンのブランドであり続ける』。

 日本法人CEOの水口貴文氏による寄稿です。

 コロナウイルス感染拡大に伴い国内全店舗の8割を超える1,200店を休業したスターバックス。多くの店舗で営業を再開したものの、人々は依然外出を控え、同社の成長の追い風となっていた「コト消費」の伸びも弱含みです。

 そんな中、同社が突き付けられているのは

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上司は教えなくてもよい

上司は教えなくてもよい

 日経ビジネスオンラインから『「何かを教えなければ上司ではない」というのは間違い』。
 プロ野球日本ハムファイターズ2軍監督の白井一幸氏による連載記事です。

「何かを伝えなければ、何かを教えなければ上司ではない?」
 私を含めて多くの管理職に、この"気負い"があるのではないでしょうか。

 特に管理職に登用されるような人は、エネルギーレベルが高く、いい意味で人を指導、感化したいという想いが強いの

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人の訓練を笑うな

人の訓練を笑うな

PRESIDENT ONLINEの最新記事から、『自衛隊がいまだに突撃訓練をやめられない「日本人ならでは」の理由』。

圧倒的な火力差を前に、無謀な突撃を繰り返して膨大な数の戦死者を出した「203高地」の戦いは、日露戦争を象徴する場面として戦史研究や小説・映画で取り上げられてきました。
その後の太平洋戦争においても多くの兵士を犠牲にしたこの白兵戦の訓練は、現代の陸上自衛隊に

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人材流出の危機

 本日(9/10)の日本経済新聞から、『企業の21%「人材流出」懸念、KPMG、世界のCEO調査』。世界のCEOの2割が、今後3年間の企業の最大のリスクを「人材の流出」であるとしているとの記事です。

 グラフを見ると、コロナ前には1~2%だったその割合がコロナ後に大幅に高まっていることが判ります。
 テレワークの普及によって、人が仕事や職場を選ぶ際に物理的距離の制約を受けにくくなることで人材獲得

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「問う力」

「問う力」

 最近、最も身に付けたいと、色々アンテナを張っているひとつのキーワードは「問い(を立てる力)」。

 そんなアンテナがキャッチしたのが本書『「問う力 」が最強の思考ツールである』(フォレスト出版)

自らに問いかけ、思考を深める(第1人称)、相手に問いかけ、気付きを促す(第2人称)、集団に問いかけ、対話を促す(第3人称)、の3つに分け、「問い」の立て方を実践的に解説しています。

特に

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『ハーバードはなぜ日本の「基本」を大事にするのか』

『ハーバードはなぜ日本の「基本」を大事にするのか』

人気作「ハーバードで一番人気の国・日本」の著者である佐藤智恵氏による新著『ハーバードはなぜ日本の「基本」を大事にするのか』(日経プレミアシリーズ)

ハーバードで人気の日本企業研究の教材となっているコマツ、ディスコ、ホンダAKB48や、高度経済成長を実現した国家戦略などの「ケース」が、読み易く短編にまとめられた一冊。

安藤百福氏によるチキンラーメン誕生のストーリーなど、既に各所で引用

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エンゲージメントの目指す先

エンゲージメントの目指す先

 本日(9/3)の日本経済新聞(夕刊)から、『社会人の学び直し加速 スキル磨き「生き残る」』

 コロナによる景気の悪化やテレワークの進行によって、将来の雇用に不安を感じた社会人が、プログラミングなどの専門学校や社会人大学院に通うようになったと伝えています。

 記事では、法政大の田中研之輔教授(キャリア論)による「国際的にリカレント教育が遅れてきた日本でも終身雇用が崩れる危機を感じてキャリアを切

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批判的思考が低い上司に、部下の批判的思考を育むことはできない

批判的思考が低い上司に、部下の批判的思考を育むことはできない

News Week の最新記事から『批判的思考が低い日本の教師に、批判的思考を育む授業はできない』。

教職課程の学生が、年次が上がると授業の技術に加えトラブルへの対処や保護者との付き合い方など実践的な学びに偏り、社会問題などへの関心が薄れてしまう、というデータをもとに、教員として巣立つ時点で批判的思考を失っているという問題を指摘する記事です。

OECDの統計からも、日本の教員が

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