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不可能を可能にした商品開発。
「おれが考えたこのアイデア、誰か作ってくれないかな」
…いるいる。
「あのアイデア、おれも考えてたわ」
…ああ、もっといる。
商品開発において、実現できない “アイデア”よりも、実現可能に向かうための “アイデア” こそ価値がある。
僕たちは、いままで商品開発をしてきた中で、たくさんの壁や問題に出くわした。もうこれは製品化は難しいかも、、と諦めざるを得ないような状況も経験してきた。
立
【後編】渋谷で2ヶ月間、直営店をやってみてわかったこと。
この記事には【前編】がございます。ぜひそちらもご覧ください。
渋谷の直営店「goyemon SHIBUYA」をオープンしてから、2ヶ月。goyemonの商品を購入できる場は、ここだけではなくなってきた。
というのも、ありがたいことにコラボブランドの店舗での販売、百貨店やセレクトショップでのPOP-UP開催により、各地でgoyemonの商品を販売させてもらっている。
POP-UPの開催費用や、
goyemon流、モックアップ活用術。
goyemonでは、商品を7年間作り続けてきた。
商品をデザインする上で、モックアップ(模型や試作品、サンプルのこと)を作成することは必要不可欠である。むしろ、モックアップなしで良い商品は生まれないと思っている。
商品開発における、モックアップの用途は様々である。
サイズ感、使用感、色、テスト検証、などなど。
数えきれないほどのモックアップを作ってきたからこそ話せることを、今回のnoteでは書
「そのパッケージ、何円で作ってるの?」
goyemonは商品だけではなく、商品を包むパッケージにもこだわる。
それは、購入してくれたお客さんに商品以外の体験にも満足してもらいたいから。デザインできる余白があるなら、積極的にそこにも本気になるのがデザイナーの本質だと思う。
商品の体験価値を向上させるためには、パッケージデザインの存在は必要不可欠なのである。
(正直、僕自身がパッケージデザインが好きだからっていうのもあるけど。笑)
以
友人と起業、不仲説。
「goyemonって、喧嘩したことあるの?」
goyemonを立ち上げてから7年、これが最も多い質問である。
周囲から聞かれることもあるが、インタビューや取材でもこの手の質問は必ずと言っていいほど出てくる。
23歳で高校時代の同級生である大西 藍と共に、プロダクトデザインブランド「goyemon」を立ち上げてから7年、自分たちのアイデアを商品化し続けることで、クラファン総支援額8,200万を達成
運がいいデザイナーがしていること。
ブランドを立ち上げて7年、goyemonがここまで来れたのは僕たちの実力だけではない。
周りの方々からのサポートや、取引先、取材など、数多くの恩恵を受けることができたからである。
振り返ってみると、本当に “運” が良かったと思う。
はたして、このような “運” は、どのように舞い込んでくるのか。
「運がいい」は、◯◯と◯◯が重なった時。
SNSのフォロワーよりも、◯◯を集めた話。
goyemonでは、雪駄スニーカー「unda-雲駄-」などの商品を販売する際、ほぼ毎回SNSでの告知をする。
だいたい販売する一週間くらい前から、告知を始めて、販売日に向けての集客をおこなう。
告知をしないよりも、事前に告知をすることでお客さんに商品を買ってもらいやすくなる。
商品販売はインスタのアルゴリズムに不向きではないか?「unda-雲駄-」を販売し始めた当初、インスタの投稿やプロフィー