武内 賢太

goyemon共同代表。高校の友人と副業で立ち上げたデザインブランドでクラファン総支援…

武内 賢太

goyemon共同代表。高校の友人と副業で立ち上げたデザインブランドでクラファン総支援額8,200万円達成。当時23歳でブランド設立をし世界的ブランド等とのコラボに至った経緯や商品開発の裏側を公開。

マガジン

  • 親友と起業するということ。

    高校時代の親友と23歳で立ち上げたデザインブランドの話。クラファン総支援額8,200万円達成。そして「友達との起業は不仲になって終わる。」と言われた当時無名のデザインブランドが、現在進行形で自分たちのアイデアを商品化し続けているプロセスなどをお伝えします。 いままで取材やSNSで語ってこなかった、ぼくたちのありのままに迫る内容。 ブランドを立ち上げたいけど何から初めたら良いかわからない方、これから何かに挑戦していきたい方、goyemonのプロダクトデザインが気になる方にオススメのマガジンになっています。

最近の記事

不可能を可能にした商品開発。

「おれが考えたこのアイデア、誰か作ってくれないかな」  …いるいる。 「あのアイデア、おれも考えてたわ」  …ああ、もっといる。 商品開発において、実現できない “アイデア”よりも、実現可能に向かうための “アイデア” こそ価値がある。 僕たちは、いままで商品開発をしてきた中で、たくさんの壁や問題に出くわした。もうこれは製品化は難しいかも、、と諦めざるを得ないような状況も経験してきた。 立ちはだかる壁を、何度も何度も、乗り越えてきた。 そうして当時無名の僕たちは「世の

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    • 【後編】渋谷で2ヶ月間、直営店をやってみてわかったこと。

      この記事には【前編】がございます。ぜひそちらもご覧ください。 渋谷の直営店「goyemon SHIBUYA」をオープンしてから、2ヶ月。goyemonの商品を購入できる場は、ここだけではなくなってきた。 というのも、ありがたいことにコラボブランドの店舗での販売、百貨店やセレクトショップでのPOP-UP開催により、各地でgoyemonの商品を販売させてもらっている。 POP-UPの開催費用や、卸による掛け率を考えると、直営店や自社ECで販売を続けている方が利益率は良い。現

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      • 【前編】渋谷で2ヶ月間、直営店をやってみてわかったこと。

        今年の4月、僕たちgoyemonは渋谷に直営店をオープンした。 渋谷駅から徒歩15分ほどの落ち着いた雰囲気の場所で、週6日オープンしている。(定休日は月曜日) 今までリリースしたgoyemonの商品がずらりと並び、品切れしがちの「unda-雲駄-」も常に買うことのできる直営店。ブランドを立ち上げ7年、商品のラインナップが増え、生産も安定したからこそ常設の直営店を開くことができた。 しかし、直営店を運営していくと、実は多くのデメリットも隠れていたのである。 実店舗を持つこ

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        • goyemon流、モックアップ活用術。

          goyemonでは、商品を7年間作り続けてきた。 商品をデザインする上で、モックアップ(模型や試作品、サンプルのこと)を作成することは必要不可欠である。むしろ、モックアップなしで良い商品は生まれないと思っている。 商品開発における、モックアップの用途は様々である。 サイズ感、使用感、色、テスト検証、などなど。 数えきれないほどのモックアップを作ってきたからこそ話せることを、今回のnoteでは書いていこうと思う。 モックアップ(模型)を信じるな。

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        • 親友と起業するということ。
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        記事

          「そのパッケージ、何円で作ってるの?」

          goyemonは商品だけではなく、商品を包むパッケージにもこだわる。 それは、購入してくれたお客さんに商品以外の体験にも満足してもらいたいから。デザインできる余白があるなら、積極的にそこにも本気になるのがデザイナーの本質だと思う。 商品の体験価値を向上させるためには、パッケージデザインの存在は必要不可欠なのである。 (正直、僕自身がパッケージデザインが好きだからっていうのもあるけど。笑) 以前、パッケージデザインとお客さんの購買体験の関係について記事を書いたが、今回はも

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          「そのパッケージ、何円で作ってるの?」

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          友人と起業、不仲説。

          「goyemonって、喧嘩したことあるの?」 goyemonを立ち上げてから7年、これが最も多い質問である。 周囲から聞かれることもあるが、インタビューや取材でもこの手の質問は必ずと言っていいほど出てくる。 23歳で高校時代の同級生である大西 藍と共に、プロダクトデザインブランド「goyemon」を立ち上げてから7年、自分たちのアイデアを商品化し続けることで、クラファン総支援額8,200万を達成したり、ありがたいことに世界的ブランドやセレクトショップとのコラボまでさせていた

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          運がいいデザイナーがしていること。

          ブランドを立ち上げて7年、goyemonがここまで来れたのは僕たちの実力だけではない。 周りの方々からのサポートや、取引先、取材など、数多くの恩恵を受けることができたからである。 振り返ってみると、本当に “運” が良かったと思う。 はたして、このような “運” は、どのように舞い込んでくるのか。 「運がいい」は、◯◯と◯◯が重なった時。

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          運がいいデザイナーがしていること。

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          ファンを生むブランドは、商品と◯◯がセット。

          僕たちgoyemonはプロダクトデザインブランドであるため、生み出す商品の見た目や使いやすさを考慮してデザインを整えることは当たり前だと思って商品開発をしている。 狙っているターゲット層に対して、その層が求めている機能や見た目が網羅されている商品は「良いデザイン」である理由の一つだが、「良いデザイン」=「売れる商品」とは限らない。 良い商品なのに、売れない理由。

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          ファンを生むブランドは、商品と◯◯がセット。

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          リピート率80%超えの熱狂的なファンはここにいた

          goyemonは約5年間、自分たちで商品を作り販売している以上、お客さんからクレームをいただくことがある。 中にはあまりにも酷い言葉使いの内容もあるが、それでも僕たちは基本的に凹むことはしない。なぜなら、凹むよりもまず先にお客さんの対応を急がなくてはならないからである。 いただいたお問い合わせに対して、土日関係なく早急に返信し、状況を把握する。そして、必要に応じて工場や倉庫と連携し、解決策を探る。 できればクレームは起こしたくないし、起こらないように気をつけている。 し

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          遊びに本気になると、それが仕事になる。

          goyemonを大西藍と立ち上げてから7年、いまでもプライベートで遊ぶことが多い。 買い物に付き合ってもらったり、日を跨ぐまで居酒屋で飲んだり。お互いの家族を招いて家で料理を作ったりもする。 高校時代も朝から晩まで一緒に遊んでいたが、いまもそれと同じくらいの時間を共に過ごしており、2人でいると「ホントに楽しそうだよね」と言ってもらえることが多い。 「仲が良いから」この一言に尽きる話だが、実はプライベートも共に過ごすことで仕事に大きく影響していることがある。 仕事が遊び。

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          SNSのフォロワーよりも、◯◯を集めた話。

          goyemonでは、雪駄スニーカー「unda-雲駄-」などの商品を販売する際、ほぼ毎回SNSでの告知をする。 だいたい販売する一週間くらい前から、告知を始めて、販売日に向けての集客をおこなう。 告知をしないよりも、事前に告知をすることでお客さんに商品を買ってもらいやすくなる。 商品販売はインスタのアルゴリズムに不向きではないか?「unda-雲駄-」を販売し始めた当初、インスタの投稿やプロフィール画面のトンマナやブランディングを意識していたので、過度な投稿やストーリーズを控

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          SNSのフォロワーよりも、◯◯を集めた話。

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          雪駄×スニーカーを考えた人。

          こんにちは、goyemonの武内 賢太(たけうち けんた)です。 このマガジンに訪れていただき、ありがとうございます。 自身に関する生い立ちや、「goyemon」の紹介に関してはプロフィール記事を無料公開していますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。 僕は、とある企業のプロダクトデザイナーとして商品企画を経験したのち、23歳で高校時代の同級生である大西 藍と共に、プロダクトデザインブランド「goyemon」を立ち上げた。 そこから7年、自分たちのアイデアを商品化し続ける

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          こんにちは、goyemonの武内 賢太(たけうち けんた)です。 まずは、このマガジンに訪れていただき、ありがとうございます。 自身に関する生い立ちや、「goyemon」の紹介に関してはプロフィール記事を無料公開していますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。 僕は、とある企業のプロダクトデザイナーとして商品企画を経験したのち、23歳で高校時代の同級生である大西 藍と共に、プロダクトデザインブランド「goyemon」を立ち上げた。 そこから7年、自分たちのアイデアを商品化

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          Profile

          こんにちは、goyemonの武内 賢太(たけうち けんた)です。 goyemonの読み方は、“ごゑもん”。 その名の通り日本の伝統に焦点を当てた、プロダクトデザインブランド。 2017年に高校時代の同級生である大西 藍(おおにし あい)と共に立ち上げ、日本の伝統文化と現代の暮らしが共存する世界の実現を目指すべく、「日本の伝統×最新技術」をコンセプトにしたオリジナル商品を展開。 2019年にgoyemonの第一弾となる雪駄×スニーカー「unda-雲駄-」をMakuakeに