記事一覧
企業の使命は「企業価値創出」から「社会価値創出」へ――すべての日本企業はソーシャルビジネス企業になる
ご覧いただきありがとうございます。竹位和也です。 今回は #2020年代の未来予想図 というお題について、かねてから思っていたことを、できるだけ平易に書いていきたいと…
家庭が貧困になると何が起きるか?貧困の類型と時系列モデルで考える
ご覧いただきありがとうございます。竹位和也です。
図解総研の研究員として日本の子どもの貧困図解を行いましたが、その成果物の中に、どのような貧困の類型があるのかや、貧困になると何が起こるのかについても整理したものがあるので、その解説をします。
1.家庭が貧困になる要因は概ね5つに分類できる貧困に関する研究は昔から行われており、また、当事者を直接支えている方々を前に「貧困の類型は概ね5つある」と言
ポテサラおじさんに見るコミュニティの間の対立。それは無関心が産み出している
「母親ならポテトサラダくらい買わずに作ったらどうだ?と言う高齢男性(ポテサラおじさん)」「ビデオ会議システム等を使ってリモートワークに切り替えることに反対する管理職」「せっかく新卒入社したのにすぐに辞めてしまう若者」などなど、なんでこんなこと言うの?するの?と話題になることがしばしばあります。
そういう話を見聞きするうちに、もしかして所属するコミュニティによって形成される価値観が異なり、他のコミ
日本人とは何か?武士道と貧困の関係も考えてみる
普段noteでは子どもの貧困に関する投稿をしているのですが、その過程で日本人ってなんなん?という気持ちが徐々に強くなり、いろいろ思考したことなどを書いてみようと思います。
1.海外との比較から考えてみる「海外ではこうだ、それに比べて日本は・・・」みたいに語ることを出羽守というと最近知りました。それはともかく、よく言われることを簡単に比較でまとめてみました。
ひとことで言えば「日本人は保守的で均
図解で見るヤングケアラーの状況
ご覧いただきありがとうございます。竹位和也です。
「ヤングケアラー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ヤングケアラー(young carer)は、家族に介護・看病などのケアを要する人がいて、そのケアや家事を行う子どものことを指します。これが長期間続く場合、子どもの時間がそれにより割かれ、学び育つ機会も少なくなってしまうという問題があります。
ヤングケアラーの実態調査の結果は厚生労働省
図解で見る子どもの虐待
ご覧いただきありがとうございます。竹位和也です。
3歳男児が親に殴られ意識不明になり病院に連れて行ったのをきっかけに、病院でアザがあるのが見つかり、虐待のおそれがあるとし通報されたというニュースが出ていました。
それ以前にも、虐待により子どもが死亡したというニュースもありました。
これ以外にも児童虐待に関するニュースは様々出ていますが、なぜこれほど多く発生しているのか考察していきたいと思いま
「アンダークラス─新たな下層階級の出現」を読んで
ご覧いただきありがとうございます。竹位和也です。
先日「日本の子どもの貧困」の研究結果を図解総研にて発表させていただきましたが、その際に「アンダークラスって本読みましたか?」と聞かれ、読んでいなかったので読んでみることにしました。
この本はアンダークラス層を定義し、その定義を用いて様々な調査・分析を行い、そこから導き出される見解と、大まかな提言が行われています。
様々な角度で分析されているの
「図解総研」で「日本の子どもの貧困図解」の基礎研究を行いました
ご覧いただきありがとうございます。竹位和也です。
前回「図解総研」の研究員になった旨を書かせていただきましたが、研究期間を終えて一旦成果をまとめました。
近く図解総研のサイトでも成果が公表される予定ですが、実際にやってみて感じたことなどを述べたいと思います。
1.抽象化をする際のむずかしさ貧困という言葉にはいろんな意味合いがあり、人によってイメージするものが異なるため、図解によるモデルづくり
なぜ、公認クラブ「グロービス・ソーシャルビジネス・クラブ東京」を設立したのか?
ご覧いただきありがとうございます。竹位和也です。
クラブのメンバから「竹位さんの考えや想いとかきちんと出したほうがいいんじゃないですか?」と納得しかない指摘を受け、ここに書いていきたいと思います。
1.そもそも公認クラブとは?まずグロービス経営大学院の公認クラブというものの説明からさせていただきます。
グロービス経営大学院では人的ネットワーク構築やアウトプットの場づくりを目的として、学生や卒
「図解総研」の研究員になりました!
ご覧いただきありがとうございます。竹位和也です。
今回はタイトルのとおり、「図解総研」の研究員として2020年7月まで活動することになりました。なぜ図解総研に入ったか、何をしたいのかについて述べてみたいと思います。
1.なぜ図解総研に入ったのか?「子どもの貧困」という私が取り組みたいテーマに関連してくるのですが、いろんな人を巻き込んでいくにあたり、「貧困ってつまりどういう状況のことを指すの?」
企業の使命は「企業価値創出」から「社会価値創出」へ――すべての日本企業はソーシャルビジネス企業になる
ご覧いただきありがとうございます。竹位和也です。
今回は #2020年代の未来予想図 というお題について、かねてから思っていたことを、できるだけ平易に書いていきたいと思います。
私については「自己紹介&noteで書くこと」をご覧下さい、よろしくお願いしますm(_ _)m
1.これまでの社会の考え方これまで私たちは多くの利益を享受してきました。世界第3位のGDP(少し前までアメリカに次ぐ2位)
【受賞体験談付き】ビジネスコンテスト活用のワザ(4/4話)
ご覧いただきありがとうございます。竹位和也です。
前回の記事の続きから。
今回のプレゼン制限時間は7分。
・・・
・・・
何回プレゼンやっても7分越えるんですけど!?
・・・
・・・
チラッ(時計を見る)
・・・
えっ、朝の4時!!??? ←実話
1.プレゼンテーション当日の状況2019年10月6日。ユヌス&ユー ソーシャルビジネスデザインコンテストの本番、グランドチャンピオ
貧困関連のパブリックコメント投稿してみました
ご覧いただきありがとうございます。竹位和也です。
noteはだいたい1,500~2,000文字で書くのがいいらしい。私はいつも3記事分書いている・・・
ということで、1,500文字で書くトレーニングかねて、パブリックコメントを書いた話をします。
1.パブリックコメントってなに?ここにも書いてある通り、法律等の案を公開し、一般から意見を募る考え方のことです。パブコメって略されます。
ちゃんと
【受賞体験談付き】ビジネスコンテスト活用のワザ(3/4話)
ご覧いただきありがとうございます。竹位和也です。
前回の記事の続きから。ある日こんなメールがやってきました。
(略)
YY Contest 2019にご応募いただき、誠にありがとうございました。
選考の結果、YY Contest 2019の参加チームに決定致しましたので、ご連絡を差し上げます。
今後は、様々な連絡事項を本メールよりお送り致します。
定期的にご確認いただきますようお願い致しま
子ども食堂のボランティアで感じたこと、そして限界
ご覧いただきありがとうございます。竹位和也です。
最近「【受賞体験談付き】ビジネスコンテスト活用のワザ」という記事を書いているのですが、書き手がヘボいため毎回長文になってるので、気分転換的な話を書いてみます。
今回は子ども食堂のボランティアに行った時の話を書きます。
ただ、具体的なボランティア先やそこでお会いする方ややり取りの内容などはプライバシー保護のためぼやかしますのでご了承ください。
【受賞体験談付き】ビジネスコンテスト活用のワザ(2/4話)
ご覧いただきありがとうございます。竹位和也です。
今回の記事ではビジネスコンテストにエントリーするまでに、実際に私がやったこと、感じたことなどを書いていきます。
この記事は続き物でして、よければ1話目から読んでいただけるとありがたいですm(_ _)m
私はnoteでソーシャルビジネスのことを主に書いていくと書きましたが、今回の体験談はソーシャルビジネスのビジネスコンテストであるユヌス&ユー
【受賞体験談付き】ビジネスコンテスト活用のワザ(1/4話)
ご覧いただきありがとうございます。竹位和也です。
今回から4回程度に分けて、以下のような方を想定して記事を書いてみたいと思います。
・ビジネスコンテストにチャレンジしたいので経験者の話を聞きたい
・ビジネスコンテストをビジネスプランのブラッシュアップやアピールに使いたいのでコツを知りたい
あ、もちろん、ビジネスコンテストてなんなん?という方もウェルカムです!
「そもそもお前にそんなこと書け