貧困関連のパブリックコメント投稿してみました
ご覧いただきありがとうございます。竹位和也です。
noteはだいたい1,500~2,000文字で書くのがいいらしい。私はいつも3記事分書いている・・・
ということで、1,500文字で書くトレーニングかねて、パブリックコメントを書いた話をします。
1.パブリックコメントってなに?
ここにも書いてある通り、法律等の案を公開し、一般から意見を募る考え方のことです。パブコメって略されます。
ちゃんと一般から意見を募るのはいいことではないかと思います。一方で、「本当にちゃんと反映されるの?」っていう声もあるかと思います。
調べてみたのですが、実体験について述べられているブログがありました。「内容が妥当であれば反映される可能性はある」「反映されなかったものの、考え方が明らかになるケースもある」そうです。
パブコメは募集して一定期間後、コメントに対するフィードバックが公開されるところもあるので、もっと意見が出てきてもいいかな、と思います。
政府のパブコメはここから検索できます。案外面白い・・・
2.どんなパブコメに意見を出したか
私は子供の貧困対策に関する大綱案に対する意見募集についてというパブコメに意見を出しました。私のマイページにもある通り、貧困への取り組みを行っていきたいと考えているため、パブコメで意見を述べることもそうですし、今回の大綱のような重要な案については早め早めにチェックをしておきたいというのもありました。
近年はSGDsやESG投資の後押し?もあり、企業や業界だけの持続性ではなく、全体観を持った社会的な持続性を志向する雰囲気もできつつあります。
3.どんな意見を出したのか
では、そのような意見を出したのか、簡単にですが書いてみます。私が提示した意見は以下の4つでした。
a.高校・大学等以外で学ぶ選択肢の提示
b.補導及び逮捕された子どものチャレンジ機会の提供
c.当事者支援を促す民間の取り組みの促進
d.ソーシャルインパクトの効果測定に基づく助成等の実現
aは、高校や大学等での就学以外にも、豊かに暮らしていける学びの機会もあると思うので、その選択肢も出してみてはどうでしょう、という内容です。例えばプログラミングスクールとか。面白いところではユーグレナが18歳以下の人からCFO(Cheif Future Officer)を募り、新たなソーシャルアクションを目指しています。
bは、いわゆる、普通ではないとレッテルを貼られた人たちに行政や企業のサービスが行き届かなくなる問題を意識して、そういった人たちにもチャンレンジ機会が提供されるように配慮することを明記してはどうでしょう、という内容です。個人的には犯罪をしようとして犯罪をしようとする人はいないという考え方を持っているので、未来ある若者の道が早々に閉ざされることのないように検討いただきたいと思っています。
cは、コレクティブインパクトと呼ばれる取り組みをさらに盛り上げていけたら、という考え方からきています。コレクティブインパクトとは「社会課題はとても複雑なので、行政、NPO、企業などの垣根を越えて、複合的な解決のための取り組みを、みんなで一緒にやっていこう」という考え方です。日本は特に人口減の中で、賢く手持ちの資源を効率よく活用していく必要があるので、このような動きを推奨してもらえたらなと思っています。
dは、2019年のノーベル経済学賞を受賞することとなった、貧困問題の解決に資する試みに関するものとなります。受賞内容に関しては今後詳しく別の記事で書いていこうと思いますが、ざっくりというと「貧困対策をはじめとする、施策の効果をより定量的に捉えることができるようになった」というものです。今回受賞に至った際の実験で使われた手法を用いることで、日本の貧困対策をはじめとする施策の効果をより明確に捉えることができるのでは、もしそうなら活用してみてはどうでしょうか、という内容でした。
と、このようなことを書いてみましたが、どうなるかは分かりません。フィードバックが公開されたらまた記事にするかもしれません。
(うーん、1,700字程度。。。)
記事はこれで以上となります。ご覧いただきありがとうございました。
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