見出し画像

【受賞体験談付き】ビジネスコンテスト活用のワザ(4/4話)

ご覧いただきありがとうございます。竹位和也です。

前回の記事の続きから。

今回のプレゼン制限時間は7分。

・・・

・・・

何回プレゼンやっても7分越えるんですけど!?

・・・

・・・

チラッ(時計を見る)

・・・

えっ、朝の4時!!??? ←実話

1.プレゼンテーション当日の状況

2019年10月6日。ユヌス&ユー ソーシャルビジネスデザインコンテストの本番、グランドチャンピオン大会の日がついにきました。

はい、上述のとおり、朝の4時までプレゼンテーションの練習をしていました。遅くなるほど眠気も強くなり、たぶん非効率な練習だったのだろうと思うのですが、「プレゼンで緊張しないためには練習しかない」という考えのもと、あえて自分を追い込んで練習を行いました。

ま、かっこよく言えばそうなんですが、「7分越えちゃったね」状態で終わるのはあまりにも無念なので、後悔したくない一心だったともいえます。

ちなみに、私は人前で話す機会はこれまでにもあり、場慣れしているほうだと思うんですが、こんな自分でもこうなってしまうことがあります・・・プレゼン練習ほんと大事。

なんとか7分で収まることを確認でき、少しでも寝ようとマッハでベッドに滑り込む・・・

2時間後起床し、出発の準備。目のクマはコンシーラーで隠して、眠気は栄養ドリンクコーナーにある眠気を打破するあいつで凌ごう。

少し早めに会場に到着。ご飯を食べると眠気が襲いそうだったけど、食べないとプレゼンで力が出ないので、割り切ってモグモグ。それしながら、何度もプレゼン資料をPCで繰りながら、最後のプレゼン練習。

このときのプレゼン練習は練習というより、躓きそうなところを重点的に走り切っておく、というほうが正しいかも。いいイメージを残してプレゼンテーション本番に臨むちょっとしたいい方法ではないかと思います。

2.プレゼンテーションして感じたこと

観覧者も会場入りして、プレゼンテーションをする場らしくなってきました。グランドチャンピオン大会登壇者は所定の場所に座り、あらかじめ決められた順番で発表を行います。

ちなみに私の順番は6番中3番目。私の後は休憩が入るということで「ここ終わったら休憩やな」という雰囲気が会場からじわりと出てきてもおかしくないタイミング。ちょっと嫌だなぁと感じたので、私はプレゼンテーションの冒頭で、敢えてえてこんなひとことを挟んでみました。

「さて、私の発表が終わりましたら休憩となりますが、その前にぜひプレゼンテーションをお聞きください」

というものです。

これは場慣れしている人でないとやりづらいかもしれませんが、発表順や場の雰囲気に合わせて言動にアレンジを加えられるならやったほうがよいと思います。実際の効果は定かではありませんが、場に対して自らふるまいを行使することで、自らが場に馴染んでいく感覚も持つこともでき、結果として緊張を和らげることもできます。

そしてついにプレゼンテーションのはじまり。

この7分と質疑応答ですべてが決まります。

幸いプレゼンテーションは時間内に終えることができ、もう内心めちゃくちゃホッとしました。。。笑

その後の質疑応答も、現状ではできる限りの回答を行いました。質疑応答中はプレゼンを無事に終えたテンションでややハイになっていたように思います。

そして来たる受賞者の発表。

・・・

ひとつずつ受賞内容と受賞チームが発表される・・・

自分が呼ばれないだろうか・・・

・・・

・・・

「大吉財団賞、受賞者はMy Live Storyです!」

「yySA賞、受賞者はMy Live Storyです!」

3.プレゼンテーションして感動したこと

なんと、2つも賞を受賞する機会に恵まれました。

ああ、この半年が報われたかな・・・

ホッとしたような、終わったなという心境のような、不思議な気持ちで授賞式を迎えました。


ですが、これだけで終わることはありませんでした。


2つの賞を授けていただいた方から「貧困に取り組む姿勢を評価したい、一緒にできることを考えていきましょう」「能力を評価して、資金提供を検討したい」という、リソース提供の申し出をいただきました。

これは完全に予想外。

驚いた。驚いたけど、ものすごく勇気がわいてきた


そしてその後も。

あのー、と声をかけられた名刺交換をした方から

「今の話とても感銘を受けました、何かできることはありませんか?」

という協力の申し出。

さらに驚いた。

貧困という重たいテーマへの取り組みに対して、協力を申し出る個人の方が現れるなんて・・・

小説や映画で感動することはあるけれども、こんな形の感動は生まれて初めて。

私はその瞬間、自分の役割のようなもの、いわば自分が何をしなければならないのか?を自覚することができたと感じました。

そして、このビジネスプランはもはや自分だけのものではなくなった、とも感じました。

プランが評価されただけではなく、協力を申し出てくれる方々が現れたこの瞬間は、他に代えがたい貴重な体験となりました。


帰り道、私は一人、決意を新たにしました。

その話はまた改めて!


記事はこれで以上となります。ご覧いただきありがとうございました。

読んでいただきありがとうございます。もしよろしければサポートをお願いいたします。note投稿の品質向上に活用させていただきます!