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ハハの絵日記

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5歳の小さい人の観察絵日記
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#子育て

消えた9月と小さい秋

消えた9月と小さい秋

〈消えた9月の記憶と読書の秋?の話〉
さてはて、今年のカレンダーに9月なんてあっただろうか、、。
前回記事を書いたのが8月のあたま。
あれからすでに2ヶ月たとうとしている。さて私の9月はどこに消えたのだろうか。

絞り出して思い出してみるに、9月の頭の方は微かに記憶がある。たしか5歳の息子「小さい人」に木、金曜と土曜日の午前中をめいいっぱい使って必死に本を読み聞かせていた。
なぜそんな事になったの

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【かるた】さ/さかな

【かるた】さ/さかな



【さ】
サメ さけ さんま 3匹 さかな

〈水族館は迷子との戦い話〉

子供のお出かけにおいて「真夏」「真冬」「雨」の日はどこへ行こうかと悩む。まして旅行だと日にちが決まっていて天候に左右されるので冷暖房完備で広くて雨も降らない「水族館」は旅行途中の目的地に最適である。
これまで小さい人を連れてそんなに多くはないけれど色々な水族館を回ってきた。

沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館、京都水族館、

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【かるた】こ/コアラ

【かるた】こ/コアラ



【こ】
5匹の コアラが コロコロ 転がる 

ごめんなさい5匹と言いながら2匹しか描いてません、、。

〈コアラみたいに子供はおんぶ紐で眠ると思っていた話〉

自由自在に自分が歩ける事を知った小さい人が1歳かそのくらい(記憶があいまい)の頃抱っこ紐に入ってくれなくなった。とにかく「降ろせ、オレは歩くんだ!」とばかりに暴れてどうにもならなくなった。

当時使っていたのは前向き抱っこのできる有名

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【かるた】け/怪我

【かるた】け/怪我



【け】
ケンカして けっこう怪我する ケラトサウルス

〈こどもの怪我と穴だらけのズボンが捨てられない話〉

小さい人は歩き始めが比較的早く(検索したら個人差があるが1歳の誕生日で50%の子が1人歩きをはじめるらしい)確か10ヶ月で歩き始め誕生日を待って公園に連れて行き地面に降ろすと「靴は嫌がらないか」とか「はじめての外で歩く事を怖がらないか」とう親の心配をよそにすくりと立ち上がりダッシュで走

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【かるた】く/栗好き

【かるた】く/栗好き



【く】
栗好きの くるくるおめめの 食いしん坊

〈子供の宝物の話〉
子供というものはどうもお散歩にでると宝物を拾わずにはいられないようで、いやむしろ宝探しにお散歩に行くような気さえする。

小さい人も例に漏れず

「小石(赤色がお気に入り)」「どんぐり」「きつねの小判」「猫じゃらし」「南天の赤い実」「BB弾」「おしろい花の種」「蝉の抜け殻」「松ぼっくり」

など見つけると絶対に置いて帰るなん

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【かるた】か/考える

【かるた】か/考える



【か】
カンガルー かわりにぼくが かんがえるー

〈生活に根付いた足し算の話〉

5歳の小さい人は毎日たくさんの事を考えている。楽しい事も余分な事も。
そのアイデアにびっくりすることや感心する事もあるのだが、今日の晩ごはんのこと。

「3足す3足す3足す3は?」

最近この手のクイズにも似た算数問題を突然出題されることがよくあるので、コロッケを口に運びながら内心〈またかー〉と聞いていた。

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【かるた】お/狼

【かるた】お/狼



【お】
オオカミ おつきみ おどろいた

〈動物園に行って頭蓋骨は見れなかったけどサーバルキャットは見れた話〉

オオカミといえば市内の動物園に期間限定で頭蓋骨が展示されているとかで動物園に行ってきたのだが案の定見ずに帰ってきた。

大抵の動物園はそうだと思うのだが園内が広い。このご時世、密にならなくて良いのだけど動物エリアに遊具エリア、ふれあい広場に展望台。行く前に大体2エリアくらいに絞りル

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【かるた】え/餌やり

【かるた】え/餌やり



【え】
えさをくれ エリマキトカゲを えりにまく

あぁ、、こじつけ感が半端ない気もしますがエリマキトカゲとお題をもらってしまったので一日中考えた結果です。どうか温かい気持ちで受け取っていただければと思います、、。

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〈動物の餌やり体験に行ったのに餌をあげずに帰ってきた話〉

えさといえば、隣町に動物に餌をやったりできる小さな水族館的施設があって1歳か2歳かくらいの小さい人

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【かるた】あ/雨降り

【かるた】あ/雨降り



【あ】
あめふり アリさん あまやどり

小さい人が2歳くらいの時の話。
真冬の雨上がりに10分歩いた先の公園目指してお散歩に出掛けた。

歩いて5分、道の真ん中に大きな水溜りをみつけてうずうず、、やはり、、でも長靴を履いてるし少しならと「ちょっとだけだよ、公園に行くんだからね」と念を押して手を離した。

小さい人は満面の笑みを浮かべて水溜りへ一目散。そして水溜りに入ると全身を使って盛大に足踏

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綱渡り

綱渡り



「綱渡りをご覧あれ」
「いいえ、それはきっとハクビシンですよ」

※小さいの幼稚園ではお迎えの後保護者がついていれば時間まで園庭で遊んでも良いルールになっている。

遊具で遊ぶ子もいればままごとをしたりボールを借りてサッカーをしたり思いおもいに過ごしている。

その中で小さい人は少々独創的な遊びをしていたりする事が多い。
今回は、長縄跳びを遊具に結んで「綱渡り」を試みていた、、。

とても想像

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透視

透視



「心の目で見て書きます」
「狩じゃないから見た方がいいと思うよ」

※ひらがな練習をしていた小さい人。
「僕見なくても書けるよ!」と
目を瞑って書取りを始めた。
でもそれだと見本をなぞれないのではないのだろうかと母は思うのです。
(小さい人はひらがな、カタカナ、一部漢字は読めるけれどまだ自力では書けません)

ちなみにカモノハシは狩の時目を瞑って泳ぐそうです。へぇ〜〜。

お土産

お土産



「一緒にたべる?」
「お気持ちだけで」

※幼稚園の豆まき会で貰ったという1枚の「コーヒーサンドクッキー」を小さい人が給食袋に入れて大切に持って帰ってきてくれた。

「とうさんと、かあさんと食べようと思って」なんて玄関を開けるなり素敵な言葉をお土産にくれた。

自分が楽しんでいる時に一瞬でも離れて待っている人にこの楽しさを分けてあげたい、一緒に分かち合えたら、なんて思ってもらえる事は幸せな事だ

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散髪

散髪



「今日はどうしましょう」
「前髪をしばってください」

※小さい人の髪はずっと自宅で切っている。
1歳くらいまでは筆を作るために切らずに伸ばしていたが2〜3歳は寝てる間にティシュをひいて散髪用のハサミとクシを使って切っていた。毛束をねじって段にならないように開いたハサミを根元に向かって上下に動かす(伝えるのは難しい)。それでも癖っ毛だったのも幸いして意外になんとかなっていた。

でも翌朝、幼稚

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継承

継承



「パン2」「パンダ」

※他の同年代の子供に比べ周りのお友達に興味の薄い小さい人だが幼稚園の同じクラスのたっくんはリスペクトしている。

親の目から見てもたっくんは視野が広く、小さい人が片付けに手間取っていればささっと近づいて何も言わず手を貸してくれるし、お兄ちゃんが居るからか流行りの歌やアニメなんかにも詳しい。

そんな「たっくんが幼稚園でやってた!」といって小さい人が家に帰って披露してくれ

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