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セルフレビュー一覧

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自分で書いた論考を再度吟味しているものです。出版する都合上、セルフレビューの対象の論考は非公開になっているものが多いです。
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#認識

セルフレビュー「龍樹へのトリビュート」

セルフレビュー「龍樹へのトリビュート」

下記の論考に対する自己批判(吟味)です。

2024/6/2関係の消失するところ

 このように「世界それ自体」を見ようとしたとき、認識が消えてしまうということの事例をもう一つ挙げることが出来る。それは経済における「収支」や「資産と負債」の概念である。つまり、例えば国家間の収支が世界全体で見たとき、相殺されて0になるということは、存在の真理と関係の真理の関係に正確に対応する。

 世界を丸ごとその

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セルフレビュー「「違う」と「同じ」のミッシングリンク」

セルフレビュー「「違う」と「同じ」のミッシングリンク」

 以前に書いたエッセイ「「違う」と「同じ」のミッシングリンク」について、書いた後から振り返ってみて、おかしかったこと、気がついたことをここに書き加えていく。やる気が続く限り続く永遠の反省会。

2022/6/25 「形」とベイトソンの情報の定義「形」について

 「違い」、「形式」、「情報」、これらを結びつける一つの喩え話として、プラトンの著作『メノン』の一節とベイトソンによる情報の定義を比較検討

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セルフレビュー「「地図と土地」の「貨幣論」」

セルフレビュー「「地図と土地」の「貨幣論」」

 以前に書いたエッセイ「「地図と土地」の「貨幣論」」について、書いた後から振り返ってみて、おかしかったこと、気がついたことをここに書き加えていく。レッツ反省会。

2022/5/23〜24ニーチェかぶれ

 ニーチェはポストモダン風の懐疑主義者ではないという読解があることを書いた後に知った。論の内容に関係することでは全くないが(なぜそんなことを書いているのだろう)、「ニーチェかぶれ」は「いわゆる通

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