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はたして僕らは渇く前に溶け合えるのだろうか
「自分や相手を想いきることに誠実でありたい」と、僕は志している。
まだまだ発展途上ではあるのだけれど…
淡々とした日常に冷たく流されてしまわぬよう、感性を研ぎ澄ませておきたいのだ。
だからこそ『自分以外の人を想う時間』を、忙しない日常の中に留めておきたい。
日頃からどれだけ他者を想っていたとしても、実は自分の想いを相手に投影してしまっているだけ…ということが多分にあるからだ。
それは自分
視線を合わせ、共に感じることで深まる己の価値
「安心よりも大事なものは、安全である。」
僕たちはこんなに大切なことを忘れ、利他的な行動よりも自己保身を優先する方向へと、いとも容易く流されてしまう。
本日問いかけたいことは、安心・便利・快適な環境下で、はたして『信頼関係』は育まれるのかどうか?という問題だ。
「安全を守る人」がもし安心しきってしまったら、安全が守られることはないだろう。
群れを成す動物は、周りへの警戒を怠らず、自分が安心
自分は特別な存在ではないけれど、誰かにとっては例外的な存在だ
今回は、更新が月曜日の夜になってしまいました。いつも見て頂きありがとうございます!
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「自分という人間が、入れ替え不可能かどうかを実感するためには?」というテーマについて、考えてみたいと思う。
キーワードは、『特別』と『例外者』と『共同性』。
社会学者のリースマンは、「現代人は孤独ヘの不安から他人の行動に同調し、他人の承認を強く求める他人指向型の人間である」と分析している。
現代人
2度目の1人暮らしで初めて沁みるHOME
最近は、清水翔太のHOMEがしんなりと沁み入る、そんな心持ちだ。
実はこの曲。
18歳の頃、地元新潟から大学進学で上京する際に、親父が「この曲は絶対聞け!感動するぞ!!」と言ってCDをプレゼントしてくれた曲だ。
・・・ただし、東京で暮らし始めどれだけ経っても、一向に感動しなかった。
実家は大切な場所だったけれど、子どもの頃の僕が自分らしさを感じていられたのは『実家の中の自分の部屋』であり、
潤いが巡る"豊潤"な世の中に
【潤いが巡る世の中に】
これは、僕が理想としている世界観だ。
心豊かに互いの渇きを潤し合えるような、『豊潤な世界』と言い換えることができるかもしれない。
「世界中がそうなればいい」と思っているわけではなく…
僕が目の前の人に潤いを注ぐことで、その人の渇きが癒え、湧き出た潤いをまた別の誰かへ注ぐことができるようにして差し上げることが、大切だと思っている。
そしてその潤いは、誰彼構わず注ぐわ
唯一無二の私を生きるということ
この1週間は『唯一性』と『内発性』について考えていて、高校時代に倫理の授業で学んだサルトルを学び直していた。
そこで今宵は、『自分は何者なのか?』ということについて、学びほぐしていこうと思う。
実存主義の立場を取るサルトルは、「自分とは何者か?」という自己の本質や自由について考え抜いた哲学者。
『実存』とは現実存在を縮めた表現で、『本質』と対比されるものだ。
例えば僕らは、自分を探し求めて