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生きづらいひとの話

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子どもの頃から生きづらさを抱えて生きてきた、とある売れないミュージシャンのお話。
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#生きづらい

ネガティブさんはじわじわとやってくる

ネガティブさんはじわじわとやってくる

気分障害で通院すること10年以上。

すてきな出会いを通して少しずつ元気を取り戻し
めっちゃポジティブ思考できて
元気いっぱい!なことも増えてきました。

でも
ネガティブは突然やってくる。

・・・うそです。

気づかないふりしてたり
他のことに頭がいっぱいで気づかなかったり
してるだけ。

なにか特別な出来事があったときは別にして
ほんとはいつもじわじわやってくる。

じわじわ来始めたときにち

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あいしてるよ

あいしてるよ

先日、名古屋の中心で愛を叫びました。
マイクを通した声で、大音量で

「あいしてるよーーー!!」

と。

どこまで届いたか(物理的にも心理的にも)は定かではありませんが、
近くにいた数名の方が
「おれも」「わたしも」と返してくれました。

日々、日常を生きていると
愛が足りないなって思うことがよくあります。

愛ってすぐに足りなくなっちゃう。

でも忘れないで。

所詮みんな誰かに愛されてるんで

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傷つかなくたっていいよ

傷つかなくたっていいよ

いま、わたしの心に染み渡る歌詞の一節があります。
ハナレグミの「Spark」という曲。

“気まぐれな感情に 傷つかなくたっていいよ”

ハナレグミ永積タカシさんのやさしい声が体にも心にも染み渡ります。
誰かの言動や行動に傷つくことってあるよね。
でもそんな気まぐれなものに傷つかなくていいんです。

これはいま自分にも言い聞かせてる。
いままでたくさんのチカラをくれた人が、わたしからしたら「ちょっ

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必要なときに、適切な相手に、助けを求める

必要なときに、適切な相手に、助けを求める

わたしの「ふつう」と誰かの「ふつう」こんなのは困りごとでもなんでもなくて
世の中のひとたちはみんな
がんばって乗り越えて生きているのだろう
と思ってた。

けど
いろいろなひとと関わるうちに
自分の「ふつう」は
他の誰かの「ふつう」ではない
ということを知った。

見ている世界
自分の見ている世界は
隣にいるひとが見ている世界と
同じだろうか。

たとえば
わたしが見ている「黄色」という色は
他の

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怒りの正体は悲しみなんだって

忘れたいのに 夢に出てくる
考えたくないのに 考えてしまう

腑に落ちてないから
まだたぶん許せてないから

あの人は生きているとき
わたしを怒りに染めた

止められない怒り
自分が自分でなくなるほどの怒り

どこかで読んだ本か漫画に書いてあった
「怒りの正体は悲しみなんだって」

あの人がいなくなったいま
激しい怒りはもうない たぶん

ただ、夢に出てきて
わたしに悲しい気持ちを残していく

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ネガティブは悪?

ネガティブは悪?

ネガティブってだめなこと?「ネガティブな発言=悪」
みたいに言うひともいるけど、
悪いことばかりじゃないよ。
発した言葉に触れた人が共感して楽になれたり、発した側も楽になれたり。

ネガティブなことって言いにくいよね。
そして理解されにくい。
だから余計に言いにくくなって溜め込みやすい。

ここで言っている「ネガティブ」というのは
誰かを罵倒するような思いやりのないもの
ではなくて
自分の中に生ま

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