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僕の写真を使ってくれたnoteたち

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みんなのフォトギャラリーで僕の写真を使ってくれたnoteのうち、とくにみなさんに紹介したいnoteを集めました。
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#眠れない夜に

【エゴ】偏りを海に浸ける【サドマゾ】

【エゴ】偏りを海に浸ける【サドマゾ】

偏りを海に浸ける

夜の浜辺を僕達は歩く。割れてしまった子供用の手鏡に、月がいくつも映り込んでいる。なんでこんな見え方になるんだろうか。この世には不思議でわからないことがありすぎる。寄せては返す波は時折大きく砂浜を侵食し、汀に転がる貝殻がカラカラと響かせる。ここ最近、目の前で次から次へと価値観が通り抜けていくのを見続けていたからか、僕は、僕というモノが何だかよくわからなくなっていた。

海は人間の

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エール

エール

自分にエールを送る
いつもがんばってるもんね

流す涙は
精一杯生きてる証

それが自分なんだから
それでいいじゃない

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

こんばんは。
Blue handです。

先日、カラオケに行き
ふと、ブルーハーツの
「人にやさしく」が歌いたくなりました。

あーっ‥
やっぱり、同じとこで泣いちゃいました。
人生の中で一番キツかった時に

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この感情を終わらせる

この感情を終わらせる

 次にあなたに会えたら、全部話して終わらせてしまおうかと、そんなことを考えている。

 少し前はこの愛が伝わればそれでいいなんてゆったり構えていたのに、どうして恋をしていると急に心に余裕がなくなってしまうのだろう。

 たとえば、異なった感性を口に出すのが怖くなってしまうこと。
 たとえば、あなたがいないインターネットにも慣れてしまうこと。
 たとえば、誰かと仲睦まじげなあなたを、そしてその誰かを

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ホントは、、、

ホントは、、、

もういいや
何処かでは
そう思ってる

こんなもの
これくらい
それでいい

いつか消えて
いつか忘れて
いつか一人で

それなのに
何でだろう
こんなに辛い

小さくなる
僕の存在が
寂しいって

もっと欲して
もっと呼んで
もっと傍に…

無題【詩〜エッセイ】

無題【詩〜エッセイ】

この橋からの眺めは
君との思い出がありすぎて

信号待ちの赤を眺めながら
その向こうに見え隠れする
君を捕まえたくなる

どうしてあの日僕は
この橋を越えてしまったんだろう

戻れなくなった現実を
否応もなしに受け止めている

ごめん

ルームミラーに映る
君との思い出が過ぎていく

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

こんばんは。
Blue handです。

「橋

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【ショートショート】散歩日和

【ショートショート】散歩日和

 今日は天気がよい。
 私はカーディガンを羽織って、散歩に出た。
 目の前には背中を丸め、ヨチヨチと歩くロボットがいる。
 あぶなっかしい。
 おまえは家で留守番をしておれと言いたいが、恥ずかしながら、私自身も似たようなものだ。ロボットには私の骨年齢を入力してある。
 金木犀の薫るなか、ロボットは住宅地の路地をとぼとぼと歩いて行く。このあたりはでこぼこが少なく、飛び出してくる車にさえ気をつけていれ

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届かぬもの、、、

届かぬもの、、、

遠いから焦がれるのか
君だから焦がれるのか

届かないものほど美しく
叶わないほど追い求める

理不尽なこころはいつも
僕を惑わしては弄んでる

『君の全てが欲しいよ、、、』

なんて言えばどんな顔をするだろう、、、

【詩】くらげ

【詩】くらげ

世間を泳ぐ
何度か波に沈みながらも

本当は ぷかぷか浮かぶ
くらげみたいに
ただ身を任せて
漂いたい
#詩 #自由詩 #詩歌 #創作 #短編 #スキしてみて #眠れない夜に

【過去作】横断歩道にて【垂れ流すPART2】

【過去作】横断歩道にて【垂れ流すPART2】

横断歩道にて

少しずつできないことが多くなってきて、指折りで数えられた不安は、両手の指では足りなくなりました。気づけば頭の中は不安でいっぱいです。最近横断歩道を渡るのがとても怖いのです。歩行者用の信号機の青色には歩き出す人間が描かれていますが、私は本当に進んでもいいんでしょうか?もしかしたら他の人間にだけに向けたサインで、私は渡ってはいけないという意味ではないですよね?もし違ったとしても、注意し

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可哀想に

可哀想に

あなたはとっても可哀想
命を削って頑張っていたのに
頼れる人はいなくなってしまった

あなたはとっても可哀想
突き詰めた努力と殺した感情
演じた自分は全て無駄になってしまった

あなたはとっても可哀想
どんなに見た目を着飾っても
女たちはあなたを裸にしたくて堪らない

あなたはとっても可哀想
虚勢もプライドも
目標の前では全て捨てなければならない

あなたはとっても可哀想
理想と現実が噛み合わなく

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無題

無題

誰かを治癒すること、誰かが私を治癒すること、そのような「交換」は、世界のどこで、いつ現れ、そしてその終わりを迎えるのだろうか。
ふと思い立った夜、夜のスーパーマーケットに買い物へ行く。その船にはリンゴを乗せて、朝の海を行こう。私は小さなスプーンでざらざらした砂糖を掬っては、星の代わりにそこへ散らすのだ。やがて溶けた星たちが、南のほうの赤とか青とか、そう言った明るい色をした魚の唇を掠め、そのようにあ

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弱さは「武器」になる

弱さは「武器」になる

難病になったと一言で表すと、可哀そうな人のように映るのかもしれない。これまでに何度も「可哀想」だと言われてきた。よくわからない言葉をぶつけられたこともあって、その度に違うのになぁと言葉にできない感情を抱えていた。難病以外にも本人の想いとは別の形で映ってしまうケースは他にもあって、直接本人に伝えても思っていた伝わり方と違う場合もあるので、コミュニケーションの難しさを身をもって感じている。誤解を招かな

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感覚

感覚

どうして 君で
どうして あなただったのか…

理由なんかすっかり忘れてしまった

本を選ぶきっかけは何ですか?

表紙の絵ですか?

帯の言葉ですか?

作家さんですか?

どうしてそれを手に取りましたか?

なぜその文章に呑み込まれましたか?

そういうのって全て直観的な

『感覚』

誰かを好きになったその瞬間も

きっかけなんて覚えてない

そんなものでしょ?

だからきっと、、、嫌いにな

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スキ

スキ

気ままで 勝手で ワガママで

でも 甘え上手で憎めない…

時々攻撃的で爪をたてるくせに

甘えた声でなきついてくる…

そんな猫みたいな
ワタシにさせてくれるキミがスキ…