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エッセイと写真と散文と

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2020年5月の記事一覧

社会的課題解決型の起業スタイル

社会的課題解決型の起業スタイル

ちょっと前のthe Updateが面白かった。テーマは起業。

社会的課題解決型の起業スタイルは、帰属意識が日本に対してあることに源泉があるのだと感じたし、自分もなんやかんや日本に帰属意識があるのだとも思った。

愛国心というよりかは風土に愛着があるといったニュアンスで、この国に住んでいる人々が抱える苦しみや理不尽を良い方向に進めることにはポジティブだ。

テレビやネットなんかでなんだかんだ、政治

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香川真司が前を向く姿

香川真司が前を向く姿

人なので、やる気が出ない期間というのがある。

割りと熱い男と言われることが多いのだが、(暑苦しいの間違いかもしれないが)ふとやる気を失うことがある。

そんな時は何もしないのだが、これを見ると流石にやる気が出てしまうという動画があって、定期的に勇気をもらうためにみている。

香川真司選手のドルトムント在籍時の動画だ。

2011年~2012年のゴールとアシストをまとめたもので、屈強なブンデスリー

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私が救える人数

あなたは何人くらい悲しみや不安から救えるだろうか。

辛い辛いと相談を受けることが多いのだが、彼らの迷いや葛藤、苦しみや悲しみを払ってあげる力が私にはない。

途方もない無力感だ。その辛い気持ちを理解して、アドバイスを与えた所で、彼らの環境をガラッと変えて、「ほら新しい世界だよ」と救いを与えることができない。

そんな事は多くの人が出来ないかもしれないし、本人のためにならないからやるべきではないの

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産業医と経営者は社員の健康問題をどう扱うか

産業医と経営者は社員の健康問題をどう扱うか

依然ブラック企業が多いSIer界隈だが、長時間労働が連続した場合には産業医との面談がセッティングされる。

産業医は従業員50名を超えると、その事業所において選任することが義務付けられている。

産業医面談の効果のほどはこの度、産業医の選任に当たってその定例レポートを拝見したが、実にあっさりしたものであった。1時間もかかっていないと思われるような内容だ。

新型コロナウイルス感染を疑われる社員がい

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国民総潔癖症時代

座席が埋まっている大井町線の車内を見て、緊急事態宣言の解除は近いのだと思う一方、不安も感じた。

ソーシャルディスタンスを保って、ドア付近の人の少ないエリアに立って通勤してみるものの、人の往来は激しいエリアでウイルスの飛来も多そうだ。

とは言え座席に座ると、隣に席の人物とは密着することとなる。

新型コロナウイルスの眼に見えない恐怖にも慣れつつあるが、「もう大丈夫」と言う感覚すら伝染してしまうこ

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自粛しても会話量は減らない

自粛しても会話量は減らない

テレワークで人と話すことが減るかと思いきや、増える一方である。

営業部との電話はちょっとした問題でもインシデントになる可能性があるため、電話口で密にニュアンスを解説する。

zoomでの打ち合わせもちょくちょくあるし、プロジェクト側で発生した障害の調査も、サポートやプロジェクトメンバーとの口頭での連絡が以前に増して多い。

一昨日は、会社を辞めた後輩の人生相談に3時間話し、今日はzoom勉強会で

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与えたことを忘れよう

与えたことを忘れよう

ください、くださいという要望に対して応え続ける。
与えて、与え続けて、身体を壊しても、心を傷つけても与え続けている。

貰ったものはすぐ忘れる。
だが、与えたものは未練たらしく覚えている。

感謝の言葉をください、くださいと繰り返されても、
感謝の言葉を繰り返し、貰えることはない。

この感覚が双方に発生しているために、仲が悪くなる。

どちらか一方が、相手よりも多くものを与えることに覚悟しなけれ

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優しさの境界線

優しさの境界線

仕事の後輩が悩んでいたのが、他人思考型に陥ってしまっているということだった。

相手の気持ちを考えると、強く注意することや、作業範囲を明確にする行動に出れず、必要以上に自分が相手の仕事を奪って補ってしまうというのだ。

結果、残業や心理的負荷が積み重なり、「どうして自分だけこんなに大変なんだろう」と悩み、鬱一歩手前のような状態となってしまった。

他人思考型人間という言葉は中学校だったかで習った気

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鬼滅の刃に学ぶ一対他戦略

鬼滅の刃に学ぶ一対他戦略

漫画「鬼滅の刃」は週刊少年ジャンプで4年3ヶ月のあいだ連載され、社会現象とも言われるほどの人気絶頂の中、幕を閉じた。

単行本が書店で売り切れ「消失する」現象が起きた。出版界の救世主とも言われた。

単行本の最新刊は、初版280万部である。

ジャンプの看板漫画であるONE PIECEは57巻で初版発行部数300万部となり、現在も10年以上初版300万部以上を継続している。鬼滅の刃は4年の連載で2

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時間浪費するコンテンツにご注意

時間浪費するコンテンツにご注意

熱しやすく、冷めやすいタイプだ。ただ、熱したものはとことんやらないと気がすまない。そこまでクオリティは高くないのだが、ハマったものはとことん時間を費やすタイプだ。とことんってひらがなで書くと可愛い。

今まで天体観測や一眼レフカメラ、アクアリウム、キャンプなど、毎年いろいろなものにハマっている。

とことんハマるので、アニメやテレビドラマ、小説などもかなりの時間かけて見返したりしてしまう。面白いか

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進化するオンラインサロン

進化するオンラインサロン

控えめに言って、SNSの再発明だ。

国内最大のオンラインサロン、57000人の会員数。私も所属する、西野亮廣エンタメ研究所が今週仕掛けた社会実験は、混ぜないインターネットだ。

正義の反対は別の正義であるキングコング西野亮廣さんのオンラインサロンは、Facebook、Instagram、noteで運営されている。

毎日投稿される記事には、57000人からのコメントが数千件つくが、建設的な意見、

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教師もサラリーマンもお母さんも

教師もサラリーマンもお母さんも

緊急事態宣言が解除される方向で協議されており、本日39県で解除される。

私は神奈川県に住んでいて、未だ解除対象外。これまで、1〜2週間ほどテレワークで業務対応を続けてきた。我が家の子供が二人いて、保育園と小学校に通うはずの少年たちも一緒に自宅で過ごしている。

もう少しテレワーク主体の生活は続きそうだ。

テレワークは仕事だけしているわけではない小学二年生の長男には、学校からごっそり宿題が渡さて

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未来不確定性を操作することが可能か

未来不確定性を操作することが可能か

0.002。

これは、1/500とも表せる数値。

確率とすると、ずいぶん低いように見えるが、脳は、この確率を操作することができる。

株式会社DAncing Einstein(ダンシング・アインシュタイン)代表の青砥瑞人さんによる、勇気をくれるプレゼンテーションだ。

未来不確定性にどう立ち向かうかは、経営、プロジェクト、すべてのビジネスにおいて避けられない。生きる上で未来に向かわない活動はな

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Versus Covid-19 20200511 感染症第二波とその他の災害

Versus Covid-19 20200511 感染症第二波とその他の災害

中国では新型コロナウイルス感染症の第二波が訪れたと言う報道がなされた。潜伏期間が長いことも、効率的に潜める要因なのだろうか。

パンデミックは第二波、第三波と訪れるそうである。100年前の新型インフルエンザでは、第三波まで訪れた。第一波から1年間程度かけて収束したが、決め手は集団免疫の獲得であった。

今回の類似する可能性があるという。新型コロナウイルスの流行が1年以上にも及ぶことを人々の何割が想

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