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自粛しても会話量は減らない

テレワークで人と話すことが減るかと思いきや、増える一方である。

営業部との電話はちょっとした問題でもインシデントになる可能性があるため、電話口で密にニュアンスを解説する。

zoomでの打ち合わせもちょくちょくあるし、プロジェクト側で発生した障害の調査も、サポートやプロジェクトメンバーとの口頭での連絡が以前に増して多い。

一昨日は、会社を辞めた後輩の人生相談に3時間話し、今日はzoom勉強会で3時間話した。

ありがたいことに、オンラインサロンメンバーさんともzoomで小一時間ほどお話しさせて頂くこともできた。

子供とはいつも「先生役」をやらないといけないので、学校の課題を楽しく感じてもらうために全力で対応している。もちろん兄弟喧嘩の仲裁も、父と子の雑談も、家にいることをいいことにたっぷりしてあげる。

なので、テレワークでも相変わらずまとまった時間を取れることはなくて、人と話すことがむしろ増えているような気がする。これは通勤時間がゼロになったことで、こちらの気が回るようになったということもあるかもしれない。

色んなことに気がつくようになったし、普段止まってしまっていた思考が動き出しているという感覚である。

だが、一日中家にいるものの何かしらに気を張って仕事や子供の面倒を見つつ、さらに頻度の増えた会話によってアウトプット量が増えたため、脳的に疲労が溜まりつつある感覚がある。

そして会話だけでなく、「テレワークだから」という理由でいつもより筋トレが出来るので、出勤している期間よりも運動しているんじゃないかと思っている。いや、実際にそうだと思う。みっちり30分はトレーニングし続けているし、筋肉痛がかなり続いている感覚だ。

お昼には子供たちに料理も作ってあげないといけないし、普段は外食で済ませていたような脳筋作業も思考が必要なアクションになっている。

明日は久々に出勤だ。あれだけ嫌だった通勤が、ちょっと楽しみなのは、新型コロナウイルスの掌で踊らされているということだろうか。


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