教師もサラリーマンもお母さんも
緊急事態宣言が解除される方向で協議されており、本日39県で解除される。
私は神奈川県に住んでいて、未だ解除対象外。これまで、1〜2週間ほどテレワークで業務対応を続けてきた。我が家の子供が二人いて、保育園と小学校に通うはずの少年たちも一緒に自宅で過ごしている。
もう少しテレワーク主体の生活は続きそうだ。
テレワークは仕事だけしているわけではない
小学二年生の長男には、学校からごっそり宿題が渡さていて、日々指定された課題をこなさなければならないのだが、まぁ自分から率先してやることはしないわけで。
仕事のかたわら、小学校の課題に目を通し、先生になるしかない。教員免許持っていないけど、とにかく「先生をやる」しかない。国語の教科書を一緒に読み、算数の筆算を一緒に付き合い、丸つけをし、道徳の深い話をし、一緒に縄跳びをする。※私の縄跳びが何故か今日切れた。安物はダメですね。
学校の先生とは大変な職業であることがわかる。仕事柄、後輩や新人にものを教えることは多いが、子供に教えるのと大人に教えるのとでは訳が違う。教師の苦労が身に染みてわかる。尊敬すべき職業だ。
そんな風に先生になり切っていると、4歳の次男が一緒に遊ぼうと言ってくるので、保育士さんもやらなければならない。お昼寝もさせなくちゃならない。楽しくないお願いには聞く耳を持たないので、全力の笑顔で楽しく一緒に布団へ誘う。
お昼ご飯を用意するので、主夫というかパパの役割もこなす。世のお母さんは大変だなあと思いながら。
仕事となると、ビジネスパートナー各位とコロナ禍の状況での先行きを協議することが多い。営業マンになり切るのもひとつの仕事だ。
メインの仕事はエンジニアリングであるので、インフラエンジニアとして、通常業務をこなすかたわら、プロジェクトメンバーに対して指導する、教育者になる。
夜にはzoomで勉強会を修一で主催し、プレゼンターを務めることもある。会社のリーダーとして、上司としての顔をこの場では出すことになる。勉強会の内容は動画と社内SNSに記事としてアップする。
これらが済んで今、noteとブログに記事を投稿するブロガーになる。
寝て起きて、またこれらの役割をコロコロと変えながら一日を過ごしていく。
結局は一人何役こなすことになる
一人何役こなしているのか、一体分からないが、世の中の30代で家庭のある方々は、概ね似たように役を変えながらうまく過ごされているのではないだろうか。
コロナの前は、出勤して8時間の間ビジネスマンになれば良かったが、父の顔とビジネス向けの複数の顔を行ったり来たりするというのは、いつもより別の神経を使う分、疲れるかもしれない。
しかし、不謹慎ながら大好きな家族と過ごしながら仕事ができるというのは悪くない。コロナが収束した後に、一抹の寂しさがよぎるような予感があるのは、私だけだろうか。
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