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『枕草子』能因本をゲット、そして『源氏物語』も欲しくなった
初めてのメルカリデビューは、小学館『日本古典文学全集11 枕草子』。江戸時代に北村季吟が注釈を付けて読みやすく纏めた『枕草子春曙抄』をだし、広く読まれるようになった。『春曙抄』は能因本を基にして、読みやすくした物だそうで、以後明治期までの多くの文人に読まれるようになり、近代文学への影響も大きい。
明治に入り『枕草子』研究も広くされるようになり、三巻本が原型に近いとされ、最近は三巻本がほとんどにな
朝ドラ『虎に翼』・・・
録画してたNHKの朝ドラ『虎に翼』をみた。
結婚した女性は「無能力者」という、旧民法が気になって仕方ない。
鎌倉時代に出された「御成敗式目」には、男と同じ権利が書かれてあり、男と同じ相続権があり、女性の城主も存在していた。明治に入り、諸外国の司法制度を学び、確かドイツの法律を取り入れたと聞いたことがある。
富国強兵のためか、男子優先の法律になり、他家に嫁した女性は男に守られて生きる「無能力者」
『原点で読む日本の思想』が面白い
この科目、選んで大正解だった。
今朝は第2章まで読み返した。辞書なしでも読めるが、ここで広辞苑の出番となる。普通の国語辞典や古語辞典では出てない言葉もある。
古事記の中の青人草という言葉も好きだ。日本国の人は神が作ったモノではない。次から次へと生い茂る雑草のように、たくましく自然界から這い出てくるような力強さを感じる。同じ大地から、同じ様に、雑草と同じく生い茂っていく。
古事記や日本書紀はサ