どこへいく

猫が好き、一人旅が好き、趣味は料理。本当は猫を抱いて寝るのが一番好きな独居老人。

どこへいく

猫が好き、一人旅が好き、趣味は料理。本当は猫を抱いて寝るのが一番好きな独居老人。

マガジン

  • 雑文など

    エッセーなどとは言えない、思いつくままに書いたもの。生意気にも、いつかは私小説的に書いてみたいとの夢も。

  • ローガイの研究

    高齢者はノロマで臭くてワガママで、年金や医療費で現役世代の荷物であり、残り時間を無駄に消費してるだけの生き物だ。などと老人を嫌っていた。そろそろ後期高齢者になる歳になって、やっと老人というモノが解りかけてきた。思いつくままに、老人の考えてることを、忘れないように書き遺してみたい。

  • 個人的記録

    大切な記憶の想起のため。時には私小説的に文章練習のため。ボケ防止の頭の体操のため。自省と自戒と自身を俯瞰し残り時間の充溢を図るために。

  • 友達の友達から…

    友達の友達から聞いた話。という事にして、チョッと怖い話や身近な事など、実話か否かはともかく面白いと感じた話など。

  • 旅とか温泉とか食とか

    温泉や食、何となくの記録として・・・。温泉は近くばかりだけど、ほぼ毎月出かけてる。自分で気に入らないと書きたくない。今はニャンコふたりが育ち盛りなので、1泊しかできない。

最近の記事

義母、死す

我が人生で唯一、恨みと関わった事への悔いは義母姉妹と義父だ。 パチンコ依存症の義父母との関わりで、一生をムダに過ごした。 事業の借入金の2割はこの連中のために使われ、20年以上の家庭内別居はパチンコ依存症が原因だ。妻の死後、預貯金は全て解約され、ボケかかった親のために使っていたのが解った。約1年間の介護をしていて、どういう気持ちだったのだろうか。虐待を受けて育つと、親と離れられないと言うことは本当のようだ。結婚は同情ではない。養育権を失い、養育費を払ってでも、離婚して縁を切

    • 『枕草子』能因本をゲット、そして『源氏物語』も欲しくなった

      初めてのメルカリデビューは、小学館『日本古典文学全集11 枕草子』。江戸時代に北村季吟が注釈を付けて読みやすく纏めた『枕草子春曙抄』をだし、広く読まれるようになった。『春曙抄』は能因本を基にして、読みやすくした物だそうで、以後明治期までの多くの文人に読まれるようになり、近代文学への影響も大きい。 明治に入り『枕草子』研究も広くされるようになり、三巻本が原型に近いとされ、最近は三巻本がほとんどになった。何とか能因本の『枕草子』が、もちろん原文に校注と訳の入ったのが欲しかったが

      • NHKニュースで「頻回事故歴者」というのをやってた。16歳で免許を取得して約60年間、事故歴が無い。かなり危ない運転をした時期もあったが、事故や違反が無い。逆に小さな事故を何度も繰り返す人がいた。性格や動きに対する適応能力の差もあるようだ。注意して直るものではないと思うが。

        • 朝ドラ『虎に翼』・・・

          録画してたNHKの朝ドラ『虎に翼』をみた。 結婚した女性は「無能力者」という、旧民法が気になって仕方ない。 鎌倉時代に出された「御成敗式目」には、男と同じ権利が書かれてあり、男と同じ相続権があり、女性の城主も存在していた。明治に入り、諸外国の司法制度を学び、確かドイツの法律を取り入れたと聞いたことがある。 富国強兵のためか、男子優先の法律になり、他家に嫁した女性は男に守られて生きる「無能力者」とされたのだろう。幕末の頃までは、ここまで男女差別は無かったと思うのだが。 父

        義母、死す

        • 『枕草子』能因本をゲット、そして『源氏物語』も欲しくなった

        • NHKニュースで「頻回事故歴者」というのをやってた。16歳で免許を取得して約60年間、事故歴が無い。かなり危ない運転をした時期もあったが、事故や違反が無い。逆に小さな事故を何度も繰り返す人がいた。性格や動きに対する適応能力の差もあるようだ。注意して直るものではないと思うが。

        • 朝ドラ『虎に翼』・・・

        マガジン

        • 雑文など
          55本
        • ローガイの研究
          50本
        • 個人的記録
          31本
        • 友達の友達から…
          6本
        • 旅とか温泉とか食とか
          35本

        記事

          揃えるほど…ダメだ

          何度も挑戦してるのに、毎回くじけてしまう。熱海で会った、カリフォルニア大学の女子学生と上手く話せなかった。次に同じチャンスが訪れたら、日本の素晴らしさ、温泉や宿や日本食のなどを話したいのに。 専用のノートを用意してもダメ。録音してもダメ。今回はサブノートが発売されていたので、さっそく買い揃えた。 万全な準備を、すればするほど続かない。続かない、というよりは、揃えると安心して…やった感が出て、やらない。 要は、英語に対する拒否感なんだろうな。 英語を習得すれば、世界が拡

          揃えるほど…ダメだ

          「光る君へ」 第十四回 清少納言の言葉

          史実とは違うはずなのに、何故かNHK大河ドラマ「光る君へ」を見てしまう。見ていて毎回納得してしまう原因が分かった。 今夜見た第14回「星落ちてなお」の中で、離婚して子供を手放してでも宮中で働きたいという清少納言の言葉があった。これなんか、まさに『枕草子』の中に書かれてる事と同じだ。史実ではないのに、一々納得してしまうのは、こういう事なのかもしれない。 清少納言との会話の中で、宮仕えをしたい、離婚し子供を手放しても・・・という。 家庭に収まるな、というスゴい意見などは現代

          「光る君へ」 第十四回 清少納言の言葉

          LINEは悩ましい

          この世でもっとも愛おしく思っているのは、娘の所の孫娘だ。 中学生になり、来週から新学期が始まる。先月末にタブレットでLINEをすることが許可されたそうで、さっそく友達申請して繋がった。 最初の数日は返信もあったが、最近は既読が点くのも遅くなり、返信など来なくなった。たかが中学生なのに、LINEで既読が点かないとか、返信が来なくなると、これが実に悩ましい。 LINEやメールには興味も無く、青空文庫を読んだり物語を書いたりしてるらしいのだが、離れていると、妄想が膨らみ妙な刺

          LINEは悩ましい

          辞書は紙が良い

          NHKのドラマ「舟を編む」が楽しい。 中型辞書と言えば、とうぜん『広辞苑』。意味を調べると言うよりも、辞書を開いたときの偶然性が面白い。ドラマの中では「セレンディピティ(Serendipity)」と表現していた。そう、その偶然思いもしなかった宝物を得る、それが『広辞苑』などの中型辞書の面白さだ。 記事をアップしてから、「悠々自適」という言葉が気になった。 「ゆうゆう」は漢字の連続だが、中国語では無いモノもある。和語に漢字を当てる事により、より和語の持つ意味を拡げたようで驚

          辞書は紙が良い

          そろそろ消すべき記憶かな

          今朝は早く起きてしまい、というよりも、夕方に食べた餃子がいつまでも胃に残っていて、横になると吐いてしまいそうで眠れなかった。 体力的には明らかにフレイルに近付き、我が身の処し方などを考えていた。自分自身を支えられなくなれば、施設に入るのか、娘の家に引き取られるのか、いずれも「良し」とはしたくない。そんな時に岩崎宏美のCDの曲を聴いていて、空白の期間を思い出していた。 高校の1年先輩、周囲には恋愛関係に見えていたようだが、全くそんな事はなかった、と思ってる。先輩は男子生徒が

          そろそろ消すべき記憶かな

          悠々自適・・・なのかな

          しなければならない事や、この歳になると早くしておかなければならない事など、幾つもあるのに、いつの間にかまた1ヶ月が過ぎてしまった。こういう、いささか世間と離れた存在となり、心の欲するままに怠惰な時間を過ごしながらも、何事もなくさしさわりの起きないさまを、悠々自適とでもいうのだろう。 動いてもさざ波さえ起こらず、生きていようが死んでいようが、存在さえ気にもならない。人人中に在りながらも、なお深山幽谷の世界に遊ぶように、まさに優遊たる日々は、怠惰とか自堕落とかよりも、羨ましがら

          悠々自適・・・なのかな

          irumoに契約変更したら使用料金が上がった。0.4GBしか使っていないのに、6,164円の利用料金。昨日までのeximo使用料金に、新規カケホーダイの契約分1,980円が加算されていた。留守電とキャッチフォンは無料のはずが、irumo後の契約では無料にならない。詐欺っぽい。

          irumoに契約変更したら使用料金が上がった。0.4GBしか使っていないのに、6,164円の利用料金。昨日までのeximo使用料金に、新規カケホーダイの契約分1,980円が加算されていた。留守電とキャッチフォンは無料のはずが、irumo後の契約では無料にならない。詐欺っぽい。

          万物全て同じくり返し

          70代も半ばとなれば、髪が薄くなるように、歯の抜け落ちるように、頼るべき人との別れは仕方ない事。早くして逝った友人もいれば、自ら舞台を降りた者もいた。 結婚式の招待は面倒だが、葬儀ならば喜んで行ってやる。そんな悪態を吐いてた頃が懐かしい。互いに高齢者になると、会うことも無くなってくる。 青青陵上柏  青青たる陵上の柏 磊磊澗中石  磊磊たる澗中の石 人生天地間  人は生まる天地の間 忽如遠行客  忽として遠行の客の如し 青々と茂った台地の柏の木 磊磊と転がる谷川の石 人

          万物全て同じくり返し

          うるさい冷蔵庫

          まだ妻の元気だった頃、実家の近くに義母の姉が住んでいた。持ち家で夫の年金で悠々自適だったが、少しのことでも便利屋のように用を言いつけてきた。蛍光灯の交換やテレビの具合など、街中の隣の町内で5軒くらい離れた所に電気屋があるのに、あの電気屋はケチだから直ぐに金をくれと言ってくる、と言うお前の方がケチだろう。 行くと毎回、「チー、チー、チー」と虫の鳴いてるような音が聞こえてくる。その音があまりにも低いので、高音だがわずかな音なので見つけにくい。ある日やっと音源が分かった。冷蔵庫の

          うるさい冷蔵庫

          老人は喉が渇かないらしい

          毎日意識して水を飲んでる。数年前に軽い熱中症になり、その時からハッキリと自覚できる短期記憶、というか、暗記が出来なくなった。直ぐに掛かり付け医に行き、認知症の検査を受けた。結果は全く問題なしといわれたが、本人が以前とは違うという自覚があるので納得がいかなかった。 もしも異常が起きたとすれば、水分の摂取量も関係してるのは無いかとも言われた。確かにその頃から疼痛性筋痙攣が起き始めている。以来、意識して水は飲んでるが、ペットボトルのほうじ茶だが、記憶できないというのは治らない。

          老人は喉が渇かないらしい

          『原点で読む日本の思想』が面白い

          この科目、選んで大正解だった。 今朝は第2章まで読み返した。辞書なしでも読めるが、ここで広辞苑の出番となる。普通の国語辞典や古語辞典では出てない言葉もある。 古事記の中の青人草という言葉も好きだ。日本国の人は神が作ったモノではない。次から次へと生い茂る雑草のように、たくましく自然界から這い出てくるような力強さを感じる。同じ大地から、同じ様に、雑草と同じく生い茂っていく。 古事記や日本書紀はサッと読んだ程度だが、あらためて深い解釈を読むと、面白さが湧いてくる。日本人の原点

          『原点で読む日本の思想』が面白い

          真面目な食事なのに・・・有痛性筋痙攣

          来年の誕生日に免許返納をする予定でいる。決して田舎ではないが、自動車がないと買い物で困る。車無しでの生活できるように、掛かり付け医や衣料品や急な食材の買い物などの訓練を始めてる。特に問題なのは食材に関してで、定期的な宅配の必要性を感じてる。 今年に入り2月からパルシステムを試してる。本当はお隣さんと同じコープデリのつもりだったのに、同じコープなので間違えてしまった。パルシステムの組合員になると、70歳以上の独居老人は直接手渡しで生存確認をするらしい。異常を感じたり連絡なしに

          真面目な食事なのに・・・有痛性筋痙攣