記事一覧
Justin選手の獄中ノート③
令和5年3月11日
『私が考える再犯防止策』
私は物欲や、快楽を得ること、また苦痛などの不快を避けることに捉われることなく、自分の決めた理念や目的のために、感情を有効にコントロールする術を心得ています。こう言った特徴はこの環境(注 刑務所)では珍しいらしく、複数の職員から「特殊すぎる」「なんでこんなとこに居るの?」などと言われたことからも、それは事実なのだと思います。私は自身が戦略的な理由なく再
Justin選手の獄中ノート②
令和4年12月30日
『2023年に私が達成したいこと』
目標の立て方には色々あるが、自分の目標を語るにあたって、「〜したい。」と表現されるものよりも、「〜する。」と表現されるものの方が、相対的に実現可能性が高い。
これは、これまで何百という人の教育やマネジメントに携わって、経験的に理解していた法則を出発点に、2021年~2022年の間に読んだたくさんの本で、古今東西多くの偉人たちが似た様
Justin選手の獄中ノート①
Justin選手の獄中ノート①
2022年10月29日
『一年を振り返って成長を感じたこと』
この作文課題は、一年前は別のところにいた人か、一年前にはここに居た人かで意味合いが異なる。私は前者であるので、この施設独自の環境による成長についてではなく、純粋にここ一年の成長についてということになる。。とはいえ、これはこの作文の主題でもあるのだが、環境が変わったからと言って成長に対してのスタンスや取
もしディナーの相手を4人好きに選べたら?
Jの代筆をしているハーディソンです。今回の記事はいつもとは違い、私が手紙の中で「受刑者の肉声のコーナー、内容に迷ってるならこういうのもあるよ?」と提案したところ、Jが「俺も考えてみたから記事にしてくれい」とのことで返事が来たので、ここにアップロードすることになりました。
お題は、「もしディナーの相手を4人好きに選べたら?なお、相手の生死は問わない」です。
それでは以下、Justinからの手紙の
「受刑者の肉声(仮)」のコーナー! Vol.1
私が受刑者であることや、獄中であることに特別感慨がないこともあり、獄中コンテンツ感があまりに希薄であることに焦りを覚えて考えついた企画です。
一人目の受刑者は、大空さん(仮名)。市原隼人似のベビーフェイスな彼は、確か29歳。尚、私は人の年齢に興味がないので、自分から訊くことはありません。だから歳を知らない場合も多いです。さて、そんな大空さんはサッカー好きの自営業ドライバーで、詐欺の罪で服役してい
Jの獄中大麻手記(1. 大麻の史実)
私は日本で大麻取締法違反で有罪になり、刑務所で服役している受刑者です。より詳しいパーソナリティは、あなたなりに自由に汲み取ってもらえればと思いますが、今はとにかく、この文章はそんな「大麻の専門家」が刑務所の居室で書いているんだ、という所からスタートしてもらえれば、非日常的なエンターテインメントとしてカジュアルに楽しめるんじゃあないかなと思います。
とはいえ、私は大麻を理解するためには幅広い分