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「受刑者の肉声(仮)」のコーナー! Vol.2

 今回登場して頂くのは、パチクリさん(仮名)です。彼は、詳しくは知らないですが傷害で執行猶予中に、詳しくは知らないですが「お金を盗んだ」とのことで窃盗罪となり服役中の20代半ば。お目目がパッチリしていて、同じ工場(学校で言う「クラス」みたいなもので、同じ刑務作業に従事しているグループ。うちは30人くらい)内で「最も犯罪者っぽくない見た目」と私は評価している人で、それ故に傷害と聞いた時は驚きました。素行も良く、人当たりも良いです。「自分で事業をおこせば?」という話をしていたら「自分は行動力がないんですよね」とコンプレックスをもらしていましたが、私は犯罪者の時点で行動力バツグンだと思いました。

J「パチクリさんは何か主張したいことある?」

パ「自分はそうですね。出所してから帰宅する交通費を出せ!と言いたいです」

J「ああ、確かに半額というのはよく分からんよね」

パ「そうですよ。遠い人は(山口から)北海道とかまで帰るのに!自分はXX(忘れたけど関東だったと思う)ですけど、それでも遠いって思いますもん。」

J「犯罪者は金無い人が多いし、金が無いことが犯罪行為のトリガーの人も多いのにねー。」

また内容の薄い話になってしまったw

私もまだ受刑なうなので、詳しいことは分からないのですが、どうやら刑務所から帰住地までの交通費は半額が補助されるらしいです。刑務所というのは、ヤクザばっかりの所とか、性犯罪者が多い所とか各々に特徴がある様で、全国から受刑者が集まってきます。私は自分が受刑者になる前は、近所の刑務所に行ってるんだろうなーと、特に深くは考えたことは無かったので、刑事施設(特に刑務所)に色々な地域の人が居て驚きました。

さぁこのコーナーは今後どのように発展して行くのか。乞うご期待。


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