もしディナーの相手を4人好きに選べたら？

Jの代筆をしているハーディソンです。今回の記事はいつもとは違い、私が手紙の中で「受刑者の肉声のコーナー、内容に迷ってるならこういうのもあるよ？」と提案したところ、Jが「俺も考えてみたから記事にしてくれい」とのことで返事が来たので、ここにアップロードすることになりました。

お題は、「もしディナーの相手を4人好きに選べたら？なお、相手の生死は問わない」です。

それでは以下、Justinからの手紙の内容です。

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重要なのは、これがディナーであることから、常識的に考えて長くて3時間程度の時間しかなくて、資料とかのギミックが使えないという制約があること。
それでどんな成果を得たいのか、その後どんな影響を期待するのかということで色々変わってくると思ったんだけど、その後のことを考える時に、死者の扱いとかファンタジー要素にもう少し詳しい設定が必要になる。
そこで、ここでは俺の任意のタイミングで時空を越えてメンバーはいきなり映画MATRIXの装備部屋みたいな所を経由して（そこで身だしなみと同時に俺が選んだメンバーでディナーがあることを知らされる）、長野の山荘で会席料理の場に飛ばされるシステムとする（小浜島のはいむるぶしと迷う）。尚、何故か全員日本語がペラペラになる。
この条件だと、俺なら自分の哲学やヴィジョンの強化とともに自信を得たいって欲求を満たしたい気持ちから、①ゴータマ・シッダールタ（ブッダ）、②ブルース・リー、③スティーブ・ジョブズ、④オードリー・タンの4人を選ぶかな。

ブッダは現代の科学者以上に、生理というか、有機物というか、生命の本質を理解していたっぽいんだけど、彼が詳しく語らなかった（記録に残らなかった）性別の概念ありきの哲学的見解についてどうしても訊きたいことがある。
ブルースはただのアクション俳優と思われがちだけど、彼は大学で哲学をやっていた人で、彼の哲学（ジークンドー）は、仏教や道教を継承しつつシンプル・イズ・ザ・ベストの理念を持ったシステム論で、実はかなりアップル的なんだよね。だから、ジョブズとの邂逅を目撃したい。因みに俺が知る全人物の中で、最もかっこ良い人を選べと言われたら、俺はブルースを選ぶ。
ほんでオードリー・タンは現役の台湾の政治家（IT大臣）で、俺が知る限り唯一本質的でまともなことを目指している為政者。彼女もそもそも3人と親和性の高い哲学を内包しているのと、彼女とジョブズが居ることで、話が俺に分かり易い形にコンパイルされて行くと思うんだよね。

次に、この世界をより良くしようという、ディナー後の展開重視の目線で選ぶ。この場合、今俺と同じ時間を共有している人物に限定して、俺の任意のタイミングで、マンガGANTZみたいな感じで準備室に転送される仕組みとする。尚、俺は事前に半年くらい語学留学することとするｗ

この場合は、①オードリー・タン、②イーロン・マスク、③ビル・ゲイツ、④ティム・クック or 天皇かな。

イーロン・マスクとオードリー・タンのヴィジョンは相補的に働いて相乗効果があると思う。例えばマスクの「国家とか法定通貨とか古くない？」とか「ブロードバンドは人権だろ」という共通の感覚の他に、オードリー・タンは「著作権なんかもう無い方が良くない？」というオープンソースモデルのユートピア構想を持ってるんだけど、これには俺も激同なんだよね。
ビル・ゲイツは俺の中では経営者と言うよりもエンジニアのイメージが強くて、俺はソフトを作らせたら何だかんだMS（マイクロソフト）が最強だと思ってる。そして彼は東洋哲学に造詣が深くて、前二人のヴィジョンに共鳴する可能性が高いと思う。
そこにテクニック重視でティム・クックのエコシステムをデザインする能力か天皇の権威か迷うんだけど、何しろこのメンバーでITテクノロジーを駆使したコスモポリタニズムの実現と言った、既存の国家という枠組みを骨抜きにするラジカルなミーティング的なディナーをセッティングしたい。

どうかな。どんなパーソナリティーが見える？また、ハーディソンの答えも記事にそのままレスしてくれｗ

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ということで代筆者ハーディソンの回答もおいておきます。①卑弥呼、②聖母マリア、③預言者ムハンマド、④分かんない、です。

みなさんはどうですか？