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#ポッドキャスト
【カルチャー雑感】2024年04月14日~20日の映画、ポッドキャスト
この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。
映画
「オッペンハイマー」(クリストファー・ノーラン/アメリカ,イギリス,2024)
IMAXで鑑賞。「観客を追い詰めているんじゃないか?」と思うくらい苦しいBGMの応酬だった。だからこそ無音の演出が映える。どれだけ実験が成功しても、行きつく先は「戦争なんて、人を殺すなんて愚かなこと」という結論。私目線ではややこしい映画だなと思ったけど、あの
【カルチャー雑感】2024年03月31日~04月06日の音楽、映画、YouTube、ポッドキャスト
この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。
音楽
五十嵐ハル「めんどくさいのうた」(2024)
Spotifyで偶然聴いて、いいなと思った曲。気だるげだけど芯のある歌声で、ネガティブ過ぎない歌詞を彩る。3分以内にスッと終わるのも魅力的。「せいぜい年に数回の ハッピーじゃ足りてないよ」という歌詞が好き。五十嵐ハルさんは元々ボーカロイド楽曲を投稿していたらしい。
映画
「エゴイスト」(
【カルチャー雑感】2024年02月04日~10日の書籍、映画、ポッドキャスト
この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。
書籍
井上荒野「錠剤F」(2024)
「孤独」をテーマに描かれた、10の短編からなる一冊。おどろおどろしい装丁が物語るように、救いようのない話が多い。SNSでの誹謗中傷やマッチングアプリなど、いつの間にか日常に侵食しているものをテーマにストーリーを描いているが、似たような社会的事例がパッと思いつかないのが特徴でもある。小説というのは、読み手が
【カルチャー雑感】2024年01月28日~02月03日の音楽、ラジオ、ポッドキャスト
この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。
音楽
Smallpools「Motorbike(Wild Ones)」(シングル/2024)
アメリカを拠点に活動するエレクトロ・ポップ・バンド、SmallpoolsのNEWシングル。1曲目の「Motorbike」は、ゆったりとしたテンポの中に壮大さが混じっており、一気に引き込まれる。曲中に入る電子音は、どこか懐かしさがある。終わり方も良い。
【カルチャー雑感】2024年01月21日~27日の映画、YouTube、ポッドキャスト
この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。
映画
ブリング・ミンヨー・バック!(森脇ユウジ/日本/2023)
日本各地に代々伝わる「民謡」と、世界中の伝統的なダンスミュージックをリミックスさせた曲を演奏するバンド「民謡クルセイダーズ」のドキュメンタリー映画。民謡クルセイダーズの存在は知っていて、アルバムを聴いて良いなと思ったことはあったけど、どんな活動をしていて、どれくらい凄いバンドな
【カルチャー雑感】2023年12月31日~2024年01月06日の音楽、小説、ポッドキャスト
この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。
音楽
ザ・おめでたズ「TODAY IS THA DAY」
富山を中心に活動する5MC1DJのラップグループ、ザ・おめでたズの新曲。グループのコンセプトは「日常を祝う」。心地良くてノリの良いビートに、肩の力が抜けたラップが乗っかる。おめでたズ特有の落ち着いていて明るい感じが、新年早々味わえて嬉しい。
小説
呉勝浩「爆弾」(2022)
些細
【カルチャー雑感】2023年03月19日~25日の音楽、書籍、YouTube、ポッドキャスト
この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。
音楽
Saboten Neon House「一杯分のコーヒー」(シングル/2023)
4人組バンド、Saboten Neon Houseの新曲。1970年代のフォークミュージックをルーツに持つ彼らの楽曲は、どこか懐かしさを感じるが、決して過去の名曲の真似事にはなっていない。今泉力哉監督作品のエンディング曲のような、ゆったりとした優しい楽曲。
【カルチャー雑感】2023年03月05日~11日の本、映画、ポッドキャスト、同人誌
この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。
本
「決定版 HONZが選んだノンフィクション」(成毛眞編・著/2021)
小説以外の全ての本を、様々なジャンルの識者たちがレビューするサイト「HONZ」が、これまで掲載してきたレビューの中から100本を選び、1冊にまとめた本。これを読むと「本を語るための言葉は無限にある、書評って自由だ!」と思える。活字での書評文化の大切さも感じられる。「本
【カルチャー雑感】2023年02月26日~03月04日の音楽、映画、YouTube、ポッドキャスト
この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。
音楽
ももいろクローバーZ「祝典」(2022)
ももクロが昨年リリースしたアルバム。毎回作家陣が個性豊かで、そこを味わうのもももクロのアルバムの楽しみ方でもある。新しいけど最先端ではない、万人に寄り添うような歌詞とサウンドと共に、日々アイドルとして成長していく4人の歌声を楽しむことが出来る。インストのオープニングとエンディング、インタールード
【カルチャー雑感】2023年02月19日~25日の小説、ラジオ、ポッドキャスト
この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。
小説
「葉桜の季節に君を想うということ」(歌野晶午著/2007)
コラムニストのブルボン小林さんの著書で、「中居正広の愛読書」として紹介されていた長編小説。数か月前に中古で購入したもの。作中に散りばめられたストーリー展開やセリフ運びは王道っぽさを感じるが、先は全く読めない。様々な登場人物の過去と現在を行き来しながら、物語は予想外の方向へと進ん
【カルチャー雑感】2023年02月05日~11日の音楽、小説、映画、ポッドキャスト
この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。
音楽Ghost like girlfriend「サイレント、幻」
岡林健勝によるソロ・プロジェクト「Ghost like girlfriend」の新シングル。高音の優しい歌いだしが印象的。ただキラキラしてるオシャレな楽曲とは少し違う。間奏のギターソロからフュージョンっぽさを感じた。「さあ踊ろうよ」という歌詞があるが、聴くと自然に体が動くというよ
【カルチャー雑感】2023年01月29日~02月04日のテレビ、映画、YouTube、ポッドキャスト
この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。
テレビヤギと大悟(01/02放送回)
ヤギと千鳥の大悟さんが街を歩き、除草の手伝いを行うロケ番組の第3弾。聞いたことのないコンセプトだけど、大悟さんの良さも出てる良い番組。幼稚園で子供たちとふれあっている最中の「わしの芸歴の中で一番良い映像が!」みたいなセリフが印象的。また放送されたら観ると思う。
映画イニシェリン島の精霊(2023)
舞台