見出し画像

【カルチャー雑感】2023年01月29日~02月04日のテレビ、映画、YouTube、ポッドキャスト

この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。


テレビ

ヤギと大悟(01/02放送回)

ヤギと千鳥の大悟さんが街を歩き、除草の手伝いを行うロケ番組の第3弾。聞いたことのないコンセプトだけど、大悟さんの良さも出てる良い番組。幼稚園で子供たちとふれあっている最中の「わしの芸歴の中で一番良い映像が!」みたいなセリフが印象的。また放送されたら観ると思う。


映画

イニシェリン島の精霊(2023)

舞台は1923年のアイルランドの孤島。閉鎖的な空間で「対人関係」という実態のないものを、実態をはっきりさせないまま描いて、気が付いたら取り返しのつかないことになるという作品。最初は友人のコルムに突然縁を切られたことに納得がいかないパードリックに同情していたが、「なぜそこまでコルムに執着するのか?」と段々思ってしまうし、最終的には「そう考える自分がおかしいのか?」と自問自答する領域に達してしまう。感情がグラグラになる一本。


YouTube

高野さんを怒らせたい。【きしたかの】
「【ドッキリ】140日かけて撮影した企画がショート動画にアップされて怒らせたい。【きしたかの】」

以前高野さんに漢検の勉強をさせておいて、受験会場に連れていかないというドッキリを仕掛けていたこのチャンネル。今回は本当に受験させるものの、その過程を10秒程度のダイジェストでアップするというドッキリ。そのショート動画を見せた後、また別の場所に連れていくと見せかけて本当に会場に行くプチドッキリがあったこと、相方の岸さんと後輩たちの合格祈願ロケ、結局受かったのか落ちたのかなど、140日間で何が起きたかを怒りながら流暢に説明する高野さんが最高に面白かった。


ポッドキャスト

又吉直樹の芸人と出囃子「#14 エルフ」

バンドと共演した企画ライブで生まれた、自身の楽曲を出囃子にしているエルフ。歌っているのはそのバンドの人で、自分たちは合いの手を入れたりツッコんだりしているだけとのこと。エルフは存在やキャラは知っていて、どんなコンビか詳しく知らなかったけど、この配信でなんとなく人となりが分かった気がする。ギャルキャラの荒川さんが「又吉さんと会うということで私小説読んできたんですよ」と、完全に又吉さんの著書を読んだみたいな言い方だったのに、その本は又吉さんに関係ない小説だったので笑ってしまった。「どれ読んでくれたん?」って聞いた又吉さんが喜び損だった。

記事を読んで頂き、ありがとうございます。サポートして頂けるとさらに喜びます。