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海外生活

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海外生活あるあるを綴ってまいります。
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シドニーでジムの契約と値段交渉

シドニーでジムの契約と値段交渉

ワタクシは仕事では常日頃から金額の交渉を行うが、一個人としては値下げの交渉が大嫌いである。

まして、マーケットで売られているものに対して「ちょっと安くしてよ」程度ならまだしも、食事だの飲み物だのエステだののサービスを受けることに対して「安くして」というのは

「…私はあなたの提供してくれるものにそれだけの金額の価値を感じていないから安くして」

と言っているように思えて好きではないのだ。

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シドニーで初任給@衝撃の支給額…

シドニーで初任給@衝撃の支給額…

シドニーへ移住しはや1か月弱。

良くいろんな方が聞いてくれる事がある。

「もう慣れた?」
 
この一か月、初期で必要になる契約(携帯、テナント契約、銀行口座開設、ネット、電気・ガス・水道、ジムなどなど)は、香港にいたころに比べて驚くほど全てがスムーズに進み、身構えていたワタクシからすると若干拍子抜けするほどだった。

なので、落ち着いたか否かと言われると、えぇ、落ち着いた。

恐らく

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シドニーの内覧会・住居探し

シドニーの内覧会・住居探し

シドニーへたどり着いたワタクシ。

最初の部屋はFlatmate Finderというサイトで探した。ここでは文字通りアパートや家をシェアする人を探したり、旅行の留守中に部屋を貸したい人たちが部屋の情報を上げている。全く土地勘のないワタクシは最初の部屋をカナリ都心の便利な場所にした。

この街ではルームシェア・フラットシェア・ハウスシェアはかなり一般的らしくカナリ高い確率でシェアしている人たちと

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ソロ活派:移住前の過ごし方…

ソロ活派:移住前の過ごし方…

ワタクシは比較的ソロ活が苦ではない。
というよりはむしろ自分一人の時間を楽しめる人間である。

10代や20代の頃は自己顕示欲と承認欲求の塊でそれはそれは盛大に誕生日パーティーなどを行ったものである。

が、

ここ数年、ワタクシは、バースデーイヴには、決まって都心から離れた香港のリゾート地に赴き、ビーチを徘徊してみたり、波にのまれてみたり、そのビーチ沿いにあるオープンカフェで、一人、波の音を聞き

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シドニーで部屋探し

シドニーで部屋探し

移住まで2週間強となった今日この頃…
仕事は相変わらず忙しく、加えてなんとなくフェアウェルモードに入り、一人で出かけたり、友人と集ったりしていたワタクシなのであるが…

…まだ、住む場所を決めてなかったことに気が付く。

このまま時の流れに身を任せている場合ではない。
かろうじてチケットは購入したがこのままでは家なき子である。

慌てて、物件探しはどうしたものかと色々調べ始めた次第である。

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香港撤退準備開始

香港撤退準備開始

画して、「香港撤退計画」が本格化してきた今日この頃である。
 
13年間、ワタクシの社会人人生の大半を過ごした地なので、スムーズに脱出するわけにもいかず。特にワタクシの場合、会社に騙され、2年も足止めを食らったため、撤退が決まり、本来なら、

って感じになるはず・・・

・・・が、

突如として寂しさや不安に襲われる始末。所詮ワタクシも人間、えぇ、複雑な生き物である。
 
「さよなら納税」をしに行

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マレーシア人とルームシェア

マレーシア人とルームシェア

2022年の事である。
香港脱出計画を企て、日本からのジョブオファーを貰っていたので、新たにアパートを契約することなく、サービスアパートに滞在していたワタクシ。
 
そして、3か月以内に日本に帰る気でいたのだが…
…会社からシドニーでのポジションをオファーされ香港に残ることになったワタクシ。
 
しくわぁ~し(*しかし)
 
いつ移れるかの見込みは一切なし。
 
「4~5か月以内には移すよ~」とい

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シドニーへリロケーション物語

シドニーへリロケーション物語

タイで生まれ、日本で育ち、香港で13年働いたワタクシ。そんなワタクシに突如としてそのチャンスはやってきた。

それは、シドニーへの転勤である。

人生、4ヶ国目の移住挑戦である。

今日はどのようにしてそんなことになったのかをただツラツラと述べる次第である。

時は世界がコロナに翻弄され…終わり始めた2022年。
デモの暴徒化とそれを鎮圧する警察との抗争からの流れですっかり雰囲気が悪くなったこの街

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2024年新年の抱負をば・・・

2024年新年の抱負をば・・・

皆様しばらくである。えぇ、2024年が明けてからも割としばらくである。

この2年はとにかく忙しかった。自分が何をしているかわからなくなるほど忙しかった。

思い起こせば、ワタクシの生息している香港では1年前はまだロックダウンは解除されておらず、ボーダーも閉じたまま、隔離必須、マスクは強制的に着用…諸々の規制があった。

そんな暮らしをものの8か月くらい前まで行っていたのにもはや遠い昔のように感じ

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日本行VSカウンターオファーのはざまで。

日本行VSカウンターオファーのはざまで。

図らずして受けた転職活動で新しい会社からオファーを貰い、そして、シドニー行きのカウンターオファーを貰ったワタクシ。

今の会社に残りシドニーへ行くか、今の会社を辞めて日本に帰るか。
 
選択を迫られたのであるが永延に答えが出ないまま…
このまま時の流れに身を任せている場合ではない。
 
ワタクシがモヤモヤするのには理由があった。実は同じタイミングで、チームのアシスタントが辞めてしまい、3人チームだ

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転職活動とカウンターオファー

転職活動とカウンターオファー

さぁ上司になんて言おう…

10回の面接の末、ようやく内定をもぎ取ったワタクシ。

円安の状況だったのにもかかわらず、頂いたオファーは現在の物よりも若干たかく、そして福利厚生や様々な社会保障なども付く。

そして何より業界のことを日本語で学べるチャンスはきっとワタクシにも大きなメリットになるだろうと踏んでいたし、加えて当時の香港の規制だらけの状況…

10回の面接&3か月弱の間、新しい会社での

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日本での転職活動その2

日本での転職活動その2

かくして15年ぶりに日本で就職活動を行ったワタクシ。
 
最初はほんの出来心、軽い気持ちでリクルーターと話しただけ。ところがそのリクルーターが面白い案件をもってきて下さり、にわかに「数年日本で働いてみるというのも面白いかも知れない」などと本気で思うようになる。
 
そしてその思いは、面接の下準備で会社を調べたり、どんな切り口でその会社に貢献できるかなどを調べていくうちに、その会社への興味がどんどん

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日本での転職活動1

日本での転職活動1

 
引き続き日本での一時帰国のネタである。
 
昨年のコロナ禍、香港は21日間のホテル隔離を強要する時代。
隔離対応のホテルは大体1泊1.5万円から2万円くらいするところが多くそんなんで21日も隔離してたら30万円から40万円が吹っ飛ぶので気軽に帰れない時代だった。
 
そんな折、3年ぶりに3か月、家庭の事情で日本へ帰ったワタクシ。

最初の1ヶ月くらいはとことんこれまでやれなかったこと、日本でし

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久しぶりの一時帰国

久しぶりの一時帰国

画して3年ぶりの日本で3か月の滞在を許されたワタクシ。
 
多分、今後も海外で暮らしていくことを意図しているワタクシに、日本でまとめて3か月も住む機会はそうそうなかろうと、長期でしかできないことをやろうと躍起になっていた。
 
日本円の感覚は20代半ばで止まってしまっているワタクシなので、日本円で見たときに「どうしよう…」と考えるものも、ドルに換算したらとてつもないお得感に襲われたのだ。そもそも日

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