投資のNPO法人運営メディア【ジャイコミ】

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特定非営利活動法人 日本個人投資家協会は日本ではじめて誕生した個人投資家のNPOです。国際経済の発展に貢献する為の活動を行なっております。 当協会HP https://www.jaii.org/ 監修の投資のメディアジャイコミ https://jaiicomi.jaii.org

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記事一覧

政局が始まった

衆議院補選で想定以上の自民党批判 政局には二通りの語義があって、単純に政治情勢という意味と、政権の主導権争いという意味がある。今回の見出しはもちろん後者の意味で…

390

為替は一服してから中期180円を目指そう

介入実行にはハードルが多い、けれど利上げもすぐできない ドル円が150円を突破して以来、市場関係者からは為替介入がありうるという見方が強まったが、筆者は明確に否定…

390

テスラの業績悪化は日本経済にとっての朗報

環境面で必ずしも歓迎できない現在のEV車の増加 筆者はテスラ初期の巨大電池を搭載し車体重量も重いのに猛スピードで走れるクルマが「環境にやさしい」という触れ込みで…

390

当面の下値メド、日経225は3万5千円、TOPIXは2570

想定通りの展開、現実が分かれば過剰な期待は萎む 指摘したとおり過熱人気となっていた半導体関連株が大きく下落してきた。 日米の中核銘柄の日足パターンからみてこれは…

390

日本以上に米国企業の決算に注目を

日本以上に米国企業の決算に注目を 予想に対する下振れには厳しい株価下落がありそう ドル円は12月28日安値140.25円から本日154.42円まで、4か月弱でほぼ10%上昇した。…

390

多くの方面で大転換が起こりつつある

自民党の裏金問題で誰も真実を語ろうとしないのは当たり前 アストロロジーの解釈では、2020年の冬至(太陽が山羊座0度)に水瓶座の0度で木星と土星が合(ほぼ20年周期)になっ…

390

「152円で為替介入」説をわらうvol.2152

そんなに円安が嫌なら日銀はもっと利上げすべきだ 筆者は155円付近になるまで介入はないと思うし、155円付近の介入はあっても小規模だと予想する。 黒田バズーカが始まっ…

100〜
割引あり

「異常な数値」を直視するとトレンドが読める vol.2151

為替や賃金、株式と預金の利回り格差など 日本には異常が多い 久々にピーター・タスカ氏が本日の日経に登場した。 舌鋒鋭く日本のバブルを論難し、 ストラテジストとして…

390

別の選択肢が登場すると独占体制は崩壊する。プーチンもNVIDIAも vol.2150

選択肢が多すぎると人は選択すること自体を止める 行動経済学は21世紀になって多くの人が知るものとなった。既存の経済学は、利害得失を即時に正しく判断して行動する「経…

390

2024年からはじまった新NISAをわかりやすく解説

2024年からこれまでのNISAに代わり新しい制度が導入されました。 新しいNISA(2024年開始)の制度について簡単に説明します。 新NISAには 「つみたて投資枠」と「成長投資…

高値更新!?、日経225を斜め切りしてみた

高値更新!?、日経225を斜め切りしてみた 部分的に大きなバブルがあるのは確実、はしゃぐのはやめましょう 日経は朝刊の見出しに最大の活字で「日経平均 最高値」と打…

投資信託つくったバンガード社ってバフェットからも信頼されてる。いい会社なんだろうなー

日本の投資信託はまだまだ「手数料負け」が多いけど、 (とくに証券会社の窓口)、 欧米は投資環境がずいぶん整っていて、 国民は自分の資産を着実に伸ばすことができてい…

100

株の話題(ツイッター)見るときは、頭が混乱しないようこれに注意して

ツイッターで株関係の情報を見ようとすると、 「株クラ (株クラスター)」 と言われる人たちのツイートが 次から次へとたくさん流れてくる。 クラスターっていうのは「同…

100

ヘッジファンドにお金運用してもらえなくてもインデックス投資信託でまあ十分じゃね?って結論。

このあいだ、世界3大投資家のひとり、ジョージ・ソロスの話をしたよね。 おぼえているかな?  ソロスの投資スタイルは「信用売り」が基本。 「信用売り」でひと晩に2,000…

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「次は日本」。伝説の投資家ジョージ・ソロスが日本に仕掛けを考えてるらしいよ

世界の3大投資家は みんなアメリカ在住で、 健在だよ。(2023年時点) ウォーレン・バフェット:1930年生まれ91歳、資産1243億ドル(15兆5,000億円)。 ジョージ・ソロス…

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オカルトな感じの「恐怖指数」がけっこう重要だからおぼえておこう

恐怖指数ってこれだよ。下の表に矢印つけておいた。  ママも最初見たとき、なにこれウケるーって思ったよ。

100
政局が始まった

政局が始まった

衆議院補選で想定以上の自民党批判

政局には二通りの語義があって、単純に政治情勢という意味と、政権の主導権争いという意味がある。今回の見出しはもちろん後者の意味である。
先週末の3補選の結果は、勝った方の立民関係者も含め、関心のある多くの有権者を驚愕させるものだった。
結果は予想外の立憲民主党の圧勝であり、自民党の大惨敗だった。

今回の選挙のテーマはもちろん自民党の裏金問題だが、テレビや新聞では

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為替は一服してから中期180円を目指そう

為替は一服してから中期180円を目指そう

介入実行にはハードルが多い、けれど利上げもすぐできない

ドル円が150円を突破して以来、市場関係者からは為替介入がありうるという見方が強まったが、筆者は明確に否定した。
日銀は政府の意向に沿って11年にわたりデフレ脱却のために超が付くほどの、言わばルール違反の金融緩和を実施してきたのである。
念願かなってやっとインフレ率2%定着が見えてきたので、3月の会合で17年ぶりの政策金利引き上げが決定され

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テスラの業績悪化は日本経済にとっての朗報

テスラの業績悪化は日本経済にとっての朗報

環境面で必ずしも歓迎できない現在のEV車の増加

筆者はテスラ初期の巨大電池を搭載し車体重量も重いのに猛スピードで走れるクルマが「環境にやさしい」という触れ込みで喧伝されるのを苦々しく思っていた。
考えればすぐ判ることだが消費電力も必要資源もべらぼうに大きく、むしろ環境悪化の先兵であって、ファラーリやポルシェなど既存のスポーツ系高級車に飽き足らなくなった大人のおもちゃだと思われた。
環境重視でEV

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当面の下値メド、日経225は3万5千円、TOPIXは2570

当面の下値メド、日経225は3万5千円、TOPIXは2570

想定通りの展開、現実が分かれば過剰な期待は萎む

指摘したとおり過熱人気となっていた半導体関連株が大きく下落してきた。
日米の中核銘柄の日足パターンからみてこれは天井足、つまり大きな上昇トレンドの末端であり、経験則では最終上げ波動の半値押しから全値押しまでの調整を見る公算が濃厚である。

ファンダメンタルからも、半導体関連には市場の過剰かつ誤った期待が混入していた。
現在、需給が逼迫している半導体

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日本以上に米国企業の決算に注目を

日本以上に米国企業の決算に注目を

日本以上に米国企業の決算に注目を

予想に対する下振れには厳しい株価下落がありそう

ドル円は12月28日安値140.25円から本日154.42円まで、4か月弱でほぼ10%上昇した。
足元の上昇ピッチはやや早いと感じるが、はっきり流れが変わった22年3月を起点に傾向線(ギャン理論の斜めアングル)を引くと、1週につき0.3円上昇のアングル(斜線)が非常にはまりがよい。
この線は12月に158円まで上

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多くの方面で大転換が起こりつつある

多くの方面で大転換が起こりつつある

自民党の裏金問題で誰も真実を語ろうとしないのは当たり前

アストロロジーの解釈では、2020年の冬至(太陽が山羊座0度)に水瓶座の0度で木星と土星が合(ほぼ20年周期)になった時点から32年までは、ニューアエラ、新時代への変化が強調される時間帯になるという。その中間的クライマックスと目されるのが26年2月20日である。
この日太陽は魚座の0度、土星と海王星は牡羊座の0度で合(ほぼ36年周期)となる

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「152円で為替介入」説をわらうvol.2152

「152円で為替介入」説をわらうvol.2152

そんなに円安が嫌なら日銀はもっと利上げすべきだ

筆者は155円付近になるまで介入はないと思うし、155円付近の介入はあっても小規模だと予想する。
黒田バズーカが始まった論理を覚えているか。
過度の円高でデフレスパイラルが起こっているから、本来禁じ手であるはずの手法も動員してその渦から脱却する、というものだ。
そして11年経ってようやくそのメドが立ったからマイナス金利を解除した。
正常化のステップ

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「異常な数値」を直視するとトレンドが読める vol.2151

「異常な数値」を直視するとトレンドが読める vol.2151

為替や賃金、株式と預金の利回り格差など
日本には異常が多い

久々にピーター・タスカ氏が本日の日経に登場した。
舌鋒鋭く日本のバブルを論難し、
ストラテジストとして名を馳せた。
ことごとく傾聴すべき論拠に基いており、
職責もデータの解釈も微妙に違ったが同業者として敬意を持って眺めていた。
本日の記事は物価の第一人者である東大の渡辺務教授と
日本経済の今後を討論するもので、読みごたえがあった。

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別の選択肢が登場すると独占体制は崩壊する。プーチンもNVIDIAも vol.2150

別の選択肢が登場すると独占体制は崩壊する。プーチンもNVIDIAも vol.2150

選択肢が多すぎると人は選択すること自体を止める

行動経済学は21世紀になって多くの人が知るものとなった。既存の経済学は、利害得失を即時に正しく判断して行動する「経済人」ばかりの状況を前提として理論を組み立てたのだが、どうやら現実の社会は大きく異なり、人間は本能的あるいは反射的な行動でわざわざ損する選択をすることも結構多いということが、主にユダヤ系の学者の観察や実験によって証明された。ノーベル賞を

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2024年からはじまった新NISAをわかりやすく解説

2024年からはじまった新NISAをわかりやすく解説

2024年からこれまでのNISAに代わり新しい制度が導入されました。
新しいNISA(2024年開始)の制度について簡単に説明します。

新NISAには

「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の二種類があります。

この2つの制度を簡単に説明すると

【つみたて投資枠】

年間最大投資額120万円までなら非課税で資産運用ができます。

【成長投資枠】

年間最大投資額240万円までなら非課税で資産運

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高値更新!?、日経225を斜め切りしてみた

高値更新!?、日経225を斜め切りしてみた

高値更新!?、日経225を斜め切りしてみた

部分的に大きなバブルがあるのは確実、はしゃぐのはやめましょう

日経は朝刊の見出しに最大の活字で「日経平均 最高値」と打った。確かにそれは嘘ではない。だが前にも書いたように89年末の最高値当時とは構成銘柄が大きく変わっており、個別銘柄の寄与度にも極端なバラツキがある。時間の経過や貨幣価値の変動、金利水準などを冷静にカウントすれば、大喜びするほどの上昇で

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投資信託つくったバンガード社ってバフェットからも信頼されてる。いい会社なんだろうなー

投資信託つくったバンガード社ってバフェットからも信頼されてる。いい会社なんだろうなー

日本の投資信託はまだまだ「手数料負け」が多いけど、
(とくに証券会社の窓口)、
欧米は投資環境がずいぶん整っていて、
国民は自分の資産を着実に伸ばすことができている。


そのきっかけのひとつになったのが、
インデックス投資信託だよ。
ジョン・C・ボーグル(1925-2019年)が
インデックス投資信託は発明して、
投資信託の概念をひっくり返したの。

それまでは高い手数料を払うのが当たり前だっ

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株の話題(ツイッター)見るときは、頭が混乱しないようこれに注意して

株の話題(ツイッター)見るときは、頭が混乱しないようこれに注意して

ツイッターで株関係の情報を見ようとすると、
「株クラ (株クラスター)」 と言われる人たちのツイートが
次から次へとたくさん流れてくる。
クラスターっていうのは「同種の人たちの集まり」って意味ね。


読んでいるとだんだん、
多くの人が口を揃えて同じことを言ってるなって気づくよ。

たとえば、


“ 損切りがすごく重要!! ”
“ 落ちてくるナイフは掴むな!”
 (急落した株を安いと思って買

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ヘッジファンドにお金運用してもらえなくてもインデックス投資信託でまあ十分じゃね?って結論。

ヘッジファンドにお金運用してもらえなくてもインデックス投資信託でまあ十分じゃね?って結論。

このあいだ、世界3大投資家のひとり、ジョージ・ソロスの話をしたよね。
おぼえているかな? 
ソロスの投資スタイルは「信用売り」が基本。
「信用売り」でひと晩に2,000億円も稼いだんだよね。


信用売りってそんなに儲かるの?って思ったかな?


信用売りっていうのは、株や通貨が高くなっているときに、
こんなに高くなってるならいっちょ勝負したるかって腕まくりして、
株や通貨をもっている人から「

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「次は日本」。伝説の投資家ジョージ・ソロスが日本に仕掛けを考えてるらしいよ

「次は日本」。伝説の投資家ジョージ・ソロスが日本に仕掛けを考えてるらしいよ

世界の3大投資家は みんなアメリカ在住で、
健在だよ。(2023年時点)

ウォーレン・バフェット:1930年生まれ91歳、資産1243億ドル(15兆5,000億円)。
ジョージ・ソロス:1930年生まれ91歳、資産86億ドル(1兆円)
ジム・ロジャーズ:1942年生まれ80歳、資産3億4,000万ドル(425億円)

バフェットは破格だね。
15兆円ももっているのに倹約家で、1958年に31,

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