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投資信託つくったバンガード社ってバフェットからも信頼されてる。いい会社なんだろうなー

日本の投資信託はまだまだ「手数料負け」が多いけど、
(とくに証券会社の窓口)、
欧米は投資環境がずいぶん整っていて、
国民は自分の資産を着実に伸ばすことができている。
 

そのきっかけのひとつになったのが、
インデックス投資信託だよ。
ジョン・C・ボーグル(1925-2019年)が
インデックス投資信託は発明して、
投資信託の概念をひっくり返したの。

それまでは高い手数料を払うのが当たり前だったんだけど、 
この人のおかげで
一般庶民でも経済成長の果実を手に入れられるようになったのよ。



 
ボーグルさんは1兆8051億ドルの資金を運用する世界最強の投資信託会社、
バンガード社の創業者だよ。
 

巨大ヘッジファンドのCEOが手にする数十億ドルの報酬を「いかがわしい」と断じ、庶民の経済的基盤の確立に力を尽くした人。
でもご自身はスコットランド民族らしい倹約精神で慎ましく暮らし、
「足るを知れ」と言い続け、質素倹約を旨としていてちょっと日本人みたい。
 
きょうはバンガード社生みの親、ボーグルさんの話をしよう。
(以下敬称略)
  
 
ジョン・C・ボーグルが世界で初めてインデックス投資信託をつくったのは、1976年のこと。


 
その頃の株といえば、ボーグルに言わせれば
証券会社が売買手数料を稼ぐために、
投資信託を短期で回転売買させる手法が主流だったんだって。
いまの日本の窓口営業と同じね。
数年おきに短期売買させて売買手数料を稼ぐのよ。

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