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ヘッジファンドにお金運用してもらえなくてもインデックス投資信託でまあ十分じゃね?って結論。

このあいだ、世界3大投資家のひとり、ジョージ・ソロスの話をしたよね。
おぼえているかな? 
ソロスの投資スタイルは「信用売り」が基本。
「信用売り」でひと晩に2,000億円も稼いだんだよね。
 

信用売りってそんなに儲かるの?って思ったかな?

 
信用売りっていうのは、株や通貨が高くなっているときに、
こんなに高くなってるならいっちょ勝負したるかって腕まくりして、
株や通貨をもっている人から「ちょっと貸して」って株や通貨を借りて、
借りたらすぐに売っちゃって、そのあと安くなるのをじーっと待って、
安――くなったら買い戻して、貸してくれた人にシレッと返すという投資手法だよ。
 

株や通貨って貸し借りできるのよね。
 

高く売ったあとで安く買い戻せば、その差額が利益になるわけ。
これはちゃんとした合法的な証券取引(為替取引)で、
貸株料や手数料を払えば「ちょっと貸して」がいつでもできるんだよ。
SBI証券でも楽天証券でもどこの証券会社でもかんたんにできる。
下がりしそうな株や通貨を見つけたときに使う投資手法よ。
 


たとえば、Aという人気企業の社運をかけたプロジェクトが
失敗しそうだといううわさを聞いちゃった。
よくよく調べてみると近いうちに絶対、暴落しそう。
そこで、その株をもっている人から20株100万円で借りて、
借りたらすぐ売っちゃうのよ。
そのあと本当に暴落して20株が50万円になったら、50万円で買い戻す。
20株を持ち主に返す。
100万円で売って50万円で買ったから、手元には差額50万円残る。 
50万円の儲け!!
(ただし貸株料や手数料が必要だけどね)
転売ヤーだね。転売というより転買かな。
 

 
この「信用売り」がヘッジファンドの決定的な特徴なんだ。
「空売り」ともいうんだよ。
 
 

この手を使えば、株価が上がっても下がっても儲けられるわけ。
1949年に経済学者アルフレッドジョーンズという人が考案した投資理論だよ。
どんな天気でも儲けられるからオールウェザー投資という呼び方もある。
一般の投資信託は規制があって空売りに制限があるんだけど、
ヘッジファンドには規制が及ばないから、自由な運用ができるのよね。
 

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