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裕泉堂だより第3信を作りました!!(表)
「絵本バトン to Asia #4」開催報告、次回開催のご案内 ~アジアの子ども達に絵本を届けるボランティア活動~
本日、三鷹古典サロン裕泉堂では、「絵本バトン to Asia」というイベントを開催しました!
「絵本バトン to Asia」は、カンボジア・ミャンマー・アフガニスタンなど、アジアの国々の学校・図書館・難民キャンプなどに絵本を届けるための取り組み。
公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA)の「絵本を届ける運動」を、皆で集まって行うというボランティア・イベントです。
日本語で刊行され
梶間和歌「御堂関白集 モテ男はモテるべくしてモテる」― 三鷹古典を読む会2023年1月定例会を受講して ―
何かの文章で前置きなく「例えば大庭葉蔵は……」と書いたとしたら、一般的には「誰? 」と言われるのがオチだろう。
昨今よくある名前でもないし、そもそもそれがヨウゾウと読めない人も多いかもしれない。
文学好きであれば「『人間失格』か」と思い当たるだろうが、あれだけ有名な作品の、これだけ名前かぶりしなそうな登場人物の名前であっても、名前からその登場する作品名が必ずしも出てくるものでない、とは『人間失
梶間和歌「東海道中膝栗毛戯作読者の不思議」 ― 三鷹古典を読む会2022年9月定例会を受講して ―
人に何かを伝えるにも、自分の商品をセールスするにも、“相手目線”“顧客目線”が重要だ、
などといった言説は、いい大人であれば耳にタコであろう。
が、実践できている人が一握りであるからこそ、
そうした教えが繰り返し、形を変え言葉を変え伝えられるわけで。
例えば、想像してみてほしい。
見ず知らずの他人に
「あなたのことをこんなに、長いこと想ってきたのに、あなたは僕にまったく気づかない」
「僕はこん
『狭衣物語』講座(三鷹古典を読む会 第102回)、皆様のご感想
2022年5月8日(日)、三鷹古典を読む会 第102回『狭衣物語①』を開催しました。
裕泉堂ならびにオンラインでご参加くださった皆様、誠にありがとうございました!
平安時代終わりや鎌倉時代には、『源氏物語』と並び称せられていたという作品ですが、現代ではマイナーとなってしまった『狭衣物語』。会場参加の方々にお聞きしても、皆さん「読んだことがない」と。そんな作品を新鮮に読み味わう機会になったかと思
継子譚は成長したのか― 三鷹古典を読む会 101回「住吉物語」に寄せて ―(梶間和歌)
本記事は、三鷹古典を読む会の第101回「住吉物語」に参加した梶間和歌さんが寄稿してくださったものです。講座にアーカイブ動画でのご参加を希望される方は、裕泉堂イヤーブックをお求めいただくか、個別記事をご購入ください。
ヘッダー画像は土佐長隆(東京国立博物館蔵・模者不詳)によるものです。
暴れ川を鎮めるために人間が生贄に捧げられるとか、その土地に住んでいるというだけの理由で見せしめに撫で斬りにされ
Our Garden
「またいる!」
このところ、朝になると新しいスギナが生えている。雨が降った翌朝など最悪だ。花々の根を傷付けないよう注意しながら、掘れるところまで掘ってできるだけ地下茎から取る。これは労力がかかる割に、ほぼ無駄な抵抗だ。翌朝にはまた別のところから生えてくる。
去年の春、まだ前のマンションに住んでいたころには、観葉植物一つ置かない暮らしだった。まさか、自分が日々スギナと格闘する生活を送ることに
古典について語るvoicy(音声配信)始めました。3日間は助走、月曜日から古典作品の紹介を始めます。
https://share.voicy.jp/gpt0rk0?creative=cid_2690&deep_link=jp.voicy.app.player%3A%2F%2Fchannel%2F2690&redirect=https%3A%2F%2Fvoicy.jp%2Fchannel%2F2690
恭賀新年のご挨拶~裕泉堂の講座の年間案内とともに~
恭賀新年
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
寒い日々が続いておりますが、よいお正月をお過ごしであれば幸いです。
昨年の終わりに産声を上げました「三鷹古典サロン裕泉堂」、何はともあれオープンをした、という状況でございますが、本年、さらに形を整えられるよう精進してまいりたいと思います。
どうぞ、お引き立ての程、また、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。
初詣と太宰のお墓参り
さて