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Vol78 面白ランキング!「地域おこし協力隊・空き家バンク・婚活イベント」が多い自治体 

移住を希望する人にとって、移住地を選定することは楽しい一方で、とても大変な作業です。
今回は私のおススメする移住地人気ランキングから、面白いランキングをご紹介したいと思います

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2500組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ 「住みたい田舎ベストランキング」とは


移住を希望する人にとって、移住地探しの最良の手引きとして人気なのが、「田舎暮らしの本」(株式会社宝島社)と呼ばれる月刊誌です。

この「田舎暮らしの本」が毎年2月号に掲載される人気企画が「住みたい田舎ベストランキング」の発表です。
「移住したくなるまち」「暮らしやすいまち」を調査する大規模アンケート企画で、なんと今年2024年度で第12回目となります。

この株式会社宝島社が発表するランキングのおすすめポイントは、移住希望者がアンケート等に答えたものではなく、全国の地方自治体がアンケートに回答するものだからです。

今回は、この「田舎暮らしの本」の「住みたい田舎ベストランキング」から、面白いランキングをご紹介します。

2⃣ 地域おこし協力隊・空き家バンク・婚活イベントに関するランキング


田舎移住の手段として、地域おこし協力隊や婚活イベントがキッカケとなることがあります。

また、近年は多くの自治体が空き家バンクに取り組んでいます。
ほとんどの移住者希望者にとって、住まい探しが必要です。
そこで、住まい選びから始める移住希望者もいます。

こうしたコンテンツに対して、積極的に取り組む自治体をランキング形式でご紹介します。

(1)地域おこし協力隊の数が多い自治体

地域おこし協力隊は、人口減少や高齢化などの進行が著しい地域に、概ね1~3年の任期で、地域協力活動を行うもの。
任期終了後に定着することで、人口増にも期待されている。
2023年度現在、全国で約6500人の隊員が活動をしている。
ちなみに、国は2026年度までに、地域おこし協力隊を1万人に増やす計画をしている。
全体の7割が20代・30代の若い世代が活動をしており、約65%が任期終了後も同じ地域に定住しているとされています。

(2)空き家バンクの登録件数が多い自治体

(3)空き家バンクの実績が多い自治体

(4)婚活イベントの回数が多い自治体

地方はどこも少子化問題をかけている。
その対策の一貫として「婚活イベント」に取り組む自治体が多いです。
単身の移住希望者にとっては、移住のキッカケにもなります。

4⃣ 「人気移住地ランキング」の注意点


田舎移住に注目が集まる中、SNSなどでは「移住地の人気ランキング」を良く見かけます。
こうしたランキングの多くは、正確なデーターと言えるものではありません。
そもそも、公平なアンケートの採取は困難だからです。
従って、ひとつの「移住地の人気ランキング」を信じるのではなく、あくまでも参考程度とすることをおススメします。

そのなかで、今回、取り上げました、「住みたい田舎ベストランキング」(株式会社宝島社)は、全国の自治体に向けてアンケートを実施したものであり、その結果について細かく区分をし、ランキングとして発表しているものです。
自治体の自己評価にゆだねるものではありますが、根拠のある結果としてご紹介を致しました。
こうしたランキングを参考にし、ぜひ一度足を運び、自分の目で確かめることが大切です。

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最後に、私の好きな町をご紹介
移住地選びの参考にしてくださいね。

神奈川県箱根町

正月2、3日に行われる箱根駅伝で有名な箱根町。
箱根湯本温泉を代表する、古くからの温泉町でもあります。
その箱根町で私のおススメは、箱根登山鉄道やケーブルカーで簡単にアクセスできる強羅エリアです。
昔の高級別荘地の名残がある温泉リゾート地として、箱根美術館やグルメスポットなど魅力がたくさんあります。
某企業の研修施設に良く通った、私の思い出の地でもあります。

週末は箱根鉄道に乗って強羅公園で季節の花を見る暮らしも良いかもしれませんね。



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移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで17年間2000組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。