マガジンのカバー画像

サウナリーマン日記

99
サウナ・スパプロフェッショナルの資格をもつサウナリーマンのほーりーがつづる渾身のサウナマガジン。 年間120回以上のサウナ活動をつうじて オススメのスポットを紹介するのではな…
運営しているクリエイター

#サ活

これが大都会の横綱サウナだ〜テルマー湯〜【サウナリーマン日記第22話】

これが大都会の横綱サウナだ〜テルマー湯〜【サウナリーマン日記第22話】

新宿の大都会のど真ん中。
ここは歌舞伎町である。

普通にしていれば、ただの
にぎやかな繁華街だよ。
遊び方を知ったように装うある友人はそう言う。

ただ東京育ちの田舎者を自称する私
にとっては怖い。
夜の街の風景の残骸。

そこを駆け抜け、目的地を探す。
道に迷って、何億稼いだというホスト
のデジタルサイネージに
睨まれながら早朝にたどり着いた。

JR線新宿駅の東口から。
徒歩9分。
そこにそ

もっとみる
【第21話】サウナリーマン日記「銭湯サウナの品格」〜松本湯(東中野)〜

【第21話】サウナリーマン日記「銭湯サウナの品格」〜松本湯(東中野)〜

東中野から早歩きで徒歩5分。

昨年リニューアルした松本湯さん
にはじめての訪問。

クラウドファンディングで
たくさんの人たちの思いが
こもった内装が素敵だ。

開店から1時間足らずだったが、
すでにお待ちの先客が多数。
ロビースペースはそこそこ
賑わっていた。

カウンターで対応した方が、
ひとりひとりに丁寧に案内対応を
していたのが印象的だった。

約40分待ちとのこと。
このサイトの
先人

もっとみる
【第20話】サウナリーマン日記「超有名施設の貸し切りセルフロウリュ」〜ウェルビー栄〜

【第20話】サウナリーマン日記「超有名施設の貸し切りセルフロウリュ」〜ウェルビー栄〜

サウナ旅の後半戦でやってきました。

大垣から在来線を乗り継ぎ、
栄駅まで。

はじめてのウェルビー。
栄店に来ました。

以前に系列の
神田のサウナラボには
訪れたことがあり、期待に
胸が高まる。

颯爽と階段をかけ上がり、
フロントでチェックインへ。

ところがさっそく出鼻をくじかれる。
これがはじめの試練到来。

なんと宿泊者は別の入口だという。
負けるな、おれ。
宿泊する方は要注意である。

もっとみる
【第19話】サウナリーマン日記「さすらいサウナ人 旅情編」〜大垣サウナ〜

【第19話】サウナリーマン日記「さすらいサウナ人 旅情編」〜大垣サウナ〜

このタイトルで「ピン」と
きた方は、かなりの
刑事ドラマ通である。

「さすらい刑事 旅情編」から来ている。

これは、
80年代後半から90年代にかけて
放送されていたドラマで、
鉄道警察隊としての設定からJR東日本が
撮影協力をしており、全国津々浦々が
取り上げられている。

当時の動画を見ると、その景色は
情緒であふれている。

本当にドラマの
サウンドトラックがよくて
たまにYouTube

もっとみる
【第18話】サウナリーマン日記「激アツのスチームに抱かれて」〜スパリゾート プレジデント〜

【第18話】サウナリーマン日記「激アツのスチームに抱かれて」〜スパリゾート プレジデント〜

錦糸町と並んで、サウナの
激戦地である上野。

その日は、
一駅隣の御徒町の地に降り立つ。

この施設は上野駅から離れていることも
あってか、少し落ち着いている。

なぜかおしゃべり大好きな
若者の集団に遭遇したことがない。
安心して飛び込める場所。

そう、それは個性を解き放つ
スパリゾート プレジデント。

施設はとてもきれいですが、
どこか昭和を感じさせられる。

サウナ・スパ健康アドバイザ

もっとみる
【第17話】サウナリーマン日記「マツドマックスポジションを確保せよ」~サウナ・カプセルイン クレスト松戸~

【第17話】サウナリーマン日記「マツドマックスポジションを確保せよ」~サウナ・カプセルイン クレスト松戸~

駅ちかの素敵なサウナ施設は全ていく。
そう決めているほーりーです。

休日の移動は公共交通機関が
圧倒的に多いです。

そこで企画するとこうなる
電車で駅近場、サウナ旅。

旅とはいっても、
何か特別なことをするのでもなく、
家でやっているリズムをサウナ施設でも
同じようにして過ごしています。
サウナ飯を頂いたり、個室で缶ビールを
開けながら読書したり、ささやかな贅沢です。

「そんなことをして何

もっとみる
【第16話】サウナリーマン日記「サウナ界のディズニーランドと呼ばれる理由」~サウナ&ホテル かるまる池袋~

【第16話】サウナリーマン日記「サウナ界のディズニーランドと呼ばれる理由」~サウナ&ホテル かるまる池袋~

人はここをそう呼ぶ。

サウナ界のディズニーランド。

池袋にある、かるまるにやってきた。
2年前にオープンした比較的新しい施設だ。

私もかるまるの魅力に
とりつかれている一人である。
そのドラマについても以前記事を書いた。

今日もあらためてその魅力を知ることが
できたので、書いていこう。

かるまるの魅力本家のディズニーランドといえば。
日本最大のテーマパークで私のイメージは混雑。
とにかく

もっとみる
【第14話】サウナリーマン日記「ひとりぼっちのテルマーレ」~なごみの湯~

【第14話】サウナリーマン日記「ひとりぼっちのテルマーレ」~なごみの湯~

いつもなら、
平日のリモートワークで
疲れ切った身体。
サウナにいくエネルギーはない。

でも今日は違ったんだ。

優しい蒸気に包まれたかったから。
やるせないこともあるのが
サラリーマン。

そのキズをぐちぐち言って解決しようとする
ような年齢ではもはやない。

やってきました、なごみの湯。

世の中はサウナブームと言われる。
そのブームに乗っかる人の
大半はドライサウナに
取り憑かれた人達だ。

もっとみる
【第11話】サウナリーマン日記「禁断の水中ジャンプ」~ザ・ベッド&スパ所沢~

【第11話】サウナリーマン日記「禁断の水中ジャンプ」~ザ・ベッド&スパ所沢~

何年ぶりだろう。
かなり昔に当時の同僚と
西武ドームの試合を見に行って以来の
所沢訪問だ。

後で知ったことだが、
西武ライオンズのファンフェスタが
行われており、松坂大輔投手の
引退セレモニーが
行われていたとのこと。
あのレジェンドのイチロー氏も現れたとか。

だから比較的空いていたのだろうか。

私の地元の駅もそうなのだが、西武線の
駅の町並みや設計もどこか似通っている。

そんな所沢にサウ

もっとみる
【第10話】サウナリーマン日記「頭に巡った聖母たちのララバイ」〜サウナ&カプセルホテル レインボー新小岩店〜

【第10話】サウナリーマン日記「頭に巡った聖母たちのララバイ」〜サウナ&カプセルホテル レインボー新小岩店〜

先日の本八幡店に引き続き
行ってきました。

昨日出し忘れた「サウナ・スパ健康
アドバイザー」の資格証をしっかり
提示し、入場。

テレワークプランもあるようで、
ぜひ再訪したい。

ロッカー、内装共に
とてもきれいでした。

3種類のサウナと2種類の水風呂。

本八幡店同様、それなりに
混み合ってましたが、黙浴が徹底され
ていて快適でした。

利用者の年齢も高めで、私が
勝手に師匠と呼ばせていた

もっとみる
【第9話】サウナリーマン日記「ストロングが欲しくて、冬」〜カプセルホテルレインボー本八幡店〜

【第9話】サウナリーマン日記「ストロングが欲しくて、冬」〜カプセルホテルレインボー本八幡店〜

普段酒を飲まない
友人が「ストロングゼロを
飲まないと眠れない夜がある」
と言っていた。

同じように
私もストロングなサウナを
浴びないと眠れない夜がある。

疲れた身体が望んでいるものに
従うこと。

これもひとつのリフレッシュの
ポイントなのだろうか。

さて、ストロングといえば…。
2つあるな、どっちに行こうか。

サウナ錦糸町と迷った末
こちらにしました。

最寄り駅から徒歩10秒という

もっとみる
【第8話】サウナリーマン日記「にゃんこ先生に会いにいってきた」~極楽湯 和光店〜

【第8話】サウナリーマン日記「にゃんこ先生に会いにいってきた」~極楽湯 和光店〜

バスを乗り継いでまでサウナに行く。
1年前じゃ考えられなかった。

個人的に好きなアニメが
コラボをしているということも
あり、思いっきりロードサイドの
施設に送迎バスをフル
活用し、おじゃましたのである。

マーケティングの観点からも、
このようにコラボして「行く口実」を
作ってくれるのは
ありがたい。

どこに行こうか、あそこもいいね。
候補が複数浮かんでは消えていく。
それは行く決めてがない

もっとみる
【第7話】サウナリーマン日記「極上の天然水につつまれて」~スパアルプス〜

【第7話】サウナリーマン日記「極上の天然水につつまれて」~スパアルプス〜

滅多に行けるもんじゃない。
そう思っていた。

富山県が誇る「スパアルプス」

YouTubeのサウナー達のレポートを見ると、
行きたくて仕方がなかった。
郷ひろみの
ヒット曲「逢いたくてしかたない」
がループするほどだ。

自分が逢いにいける、
じゃなかった。
行けるのはいつになるのだろう。

東京からの400キロの壁。

私の前に1年以上立ちはだかっていた。

スパアルプスは突然に
「いつかき

もっとみる
【第6話】サウナリーマン日記「ぼっちサウナは最高のステージ」~ソロサウナtune〜

【第6話】サウナリーマン日記「ぼっちサウナは最高のステージ」~ソロサウナtune〜

たまたま予約サイトを見た。
偶然一枠だけ空きが。

ものすごい感情の高ぶりに
襲われる。

しかも空いているのは、休日の午前中。
きっとキャンセルになってしまったのだろう。

ランチはお気に入りの「サ飯」をいただける。
予約受付完了のメールを見て
思わずニヤけてしまった。

なぜソロサウナがいいのかサウナブームと言われてから久しい。
休日の温浴施設は若者からご年配までより
賑わうようになった。

もっとみる