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これが大都会の横綱サウナだ〜テルマー湯〜【サウナリーマン日記第22話】

新宿の大都会のど真ん中。
ここは歌舞伎町である。

普通にしていれば、ただの
にぎやかな繁華街だよ。
遊び方を知ったように装うある友人はそう言う。

ただ東京育ちの田舎者を自称する私
にとっては怖い。
夜の街の風景の残骸。

そこを駆け抜け、目的地を探す。
道に迷って、何億稼いだというホスト
のデジタルサイネージに
睨まれながら早朝にたどり着いた。

JR線新宿駅の東口から。
徒歩9分。
そこにそびえる横綱サウナに
混雑をさけた時間帯にやってきた。

早朝なら比較的空いているだろう
という見込みのもと、いざ参らん。

たくさんの雑居ビルを通り過ぎて、
たどり着いた入り口はとてもオシャンティ。
ちょっと高級なビジネスホテル
を思わせるフロントである。

予想外だったのは、
朝8時入りでも深夜・早朝料金+
休日料金のダブルパンチ。
5000円越えの横綱価格。
お姉さん、そんな笑顔で案内しないでよ。
もちろん余裕しゃくしゃくで
答えるのだけれど。

さぁ覚悟のうえ、
着替えを済ませ大浴場へ。

ロッカーは鍵じゃなくて、リストバンドで
ロックかけます。
オートロックじゃないので、要注意です。

そしてこの時間はやっぱり空いている。
土地柄こわーいお兄さん方が
いらっしゃるのではと、
びびっていたが、普通の施設の
風景が広がっていました。

中伊豆から天然温泉を毎日運搬している
神代の湯。熱々で貸し切りで満喫。
湯温はやや熱めの42度。
お熱いのがお好きな方にはオススメだ。

サウナは幅広の3段、オートロウリュも
随所に見られて、すぐに蒸される。
このサウナ室の香りも好き。
約90度とのことだが、それ以上に熱く感じて
6,7分で飛び出す。

ところが再び誤算。

水風呂が遠すぎて、冬。

サウナ室からかなり歩くことになる。
やっとこさたどり着くものの、
唐辛子の水風呂への突入前に、
やや戦闘意欲を削がれる。

ただその間にある中性電解水風呂
(これは40度くらいかな)が
気持ち良かった。

お肌がスベスベになるとのことで
たしかに実感。
肌荒れも防ぎ、皮膚疾患にも
好影響があるようだ。

私は幼い頃からアトピー性皮膚炎を
患っているので、その点には敏感である。
何だかこのひとり用サイズが
心地よくてずっと浸かっていた。

公式ホームページより引用 
ずっと浸かっていられる安心感

ミストサウナもビフィタが適度に
かおる。しっかり塩を塗って
発汗してきました。

広大なスペースと温泉の豊富さ。
サウナのバリエーションと
インパクトはまさに横綱級。

朝に行ったので、ラウンジは空いていた。
きっと休日の昼間はカップルで賑わうのだろう。
そんな時間には来たいとは思わないけれど。

予想外の出費で、懐はだいぶ寒くなったけれど、心身はぽっかぽかで帰りました。

いつかまた平日に来てゆっくり
過ごしたいものだなぁ。

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