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沖縄観光

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沖縄観光記。
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#本

映画「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」を観ました

映画「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」を観ました

ぐっと涙が滲む。

なんだこれは。

悔しさだ。

なにがこの悔しさを沸き起こらせる。

暗い映画館のなかで、自問する。

私が感じていいのだろうか。
知識として知っているのと、
体験するのは、違うから。

知らないのに、込み上げてくるもの。

人民の声は、古くならない。

もう許せない。屈さない。
人民の怒りと主張。

民主主義とは何か。
人権とは何か。

正論は、時に逃げ道を奪い、
人を救わな

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「沖縄ノート」を読みました

「沖縄ノート」を読みました

「沖縄ノート」について感想を述べる事は、
私には、正直難しい。

言葉にすることで、炙り出される私の本質。
言葉にすることで、傷つける。不快にさせる。

無知からの、差別。

倫理的想像力の欠如。

配慮したつもりの差別。
配慮したつもりの無理解。

それでも、言葉にしてみます。

沖縄に対する自分の態度に迷うことがある。
発言に配慮したつもりで、失礼なことを言った事は数えきれないと思う。ただ、そ

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波止場書房

波止場書房

2023年4月11日に開店した「波止場書房」。
開店のお祝いをかねて、行ってみた。

波止場書房を検索する。

検索結果が、出る。

おお…!本当に開店したんだ!

ひとり、こっそり、喜ぶ。

地図を見ると、沖縄市役所近くの路地にあるみたい。行った事がない地域。Googleによると、胡屋のバス停からは、徒歩5分(400メートル)。近い。

てくてく歩いて向かう。

途中、「フラワースタジオひるがお

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「沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち」を読みました

「沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち」を読みました

沖縄の売春街。

浄化作戦により、真栄原新町もコザ吉原も、なくなった。けれど、たぶんいまもどこかで売春は続いている。

真栄原新町やコザ吉原だけでなく、私が知っている地名(勝連半島など)にも、かつて売春地帯があったことが書かれていた。

特飲街や社交街と呼ばれる街の形態をとっていなくても、売春は町のなかにあった。

それは、生きるため。

「生きていくために売春することの何が悪いか」

何も悪くな

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ジュンク堂書店 新春古書展

ジュンク堂書店 新春古書展

私が好きな場所は、本屋さん。
ジュンク堂書店で開催されている新春古書展に行く。

いろんな本が並んでいる。古本屋さんというのはそれぞれの得意分野があるのだろう。

私の地元の古本屋さんは、無くなってしまった。
いつものぞいて、好きな漫画や、古くて珍しい本や雑誌を見てまわるのが好きだったのに。

この本に、こんな値段がつくのか!
と、本の価値に驚いたり。

その本と同じ本が、地域のフリーマーケットで

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