マガジンのカバー画像

文章の書き方

262
文章を書くときに役立つ記事をまとめています。
運営しているクリエイター

2020年7月の記事一覧

「何者か」になってからではなく、「何者かになっていく過程」を発信しよう。

「何者か」になってからではなく、「何者かになっていく過程」を発信しよう。

何者かになりたい。
ずっとそう思って生きてきました。

小学校の卒業文集には「自分にしかできない仕事がしたい」と書いていました。

社会人になってすぐの頃(2004年ごろ)、「ブログ」がまわりで流行り始めて、日々のつぶやきのようなブログを書いていました。会社員としてコピーライターをしながら「いつかは自分の名前で仕事がしたい」といつも思っていたような気がします。

今は、誰もが手軽に情報発信をできる

もっとみる
プロの「当たり前」を一般人は知らない。

プロの「当たり前」を一般人は知らない。

SNSで、専門家に何かを教わった、という投稿をすると、「そんなことなら私も知っていたのに!」とコメントをもらうことがよくあります。

そうなのです。

その分野の専門家の方や、それについてよく勉強している人にとっては「そんなの当たり前」を一般人は知らないのです。

そして、自分自身も、同じジャンルの人の発信を見て「そんなの当たり前じゃん」「私だって、とうの昔に知ってたよ」と思ったりもします。

もっとみる
「ビジネスは問題解決」じゃもう売れない

「ビジネスは問題解決」じゃもう売れない

ビジネスは、「問題解決」と長く言われてきたが、今は、

「本人が気づいていない問題」を見つけて言語化できる人が求められている。

お客様やクライアントが、既に気づいている問題をどう解くか、
どうやれば最短距離で目的を達成できるのか?

そこで競っていては、ほかの人と同じ。価格競争や認知度アップ競争から抜け出せない。

問題を解く人ではなく、問題を見つけて提示できる人。次の旗を揚げられる人に人はつい

もっとみる
「なんか好き」「なんかイヤ」を言語化する。

「なんか好き」「なんかイヤ」を言語化する。

人が「なんか好きだな」「なんかイヤだな」と感じる「何か」を、一つひとつ言語化できるチカラ。

これは、「何かを伝える人」にも「何かを教える人」にも必須の能力ではないかと思う。

何かを人に伝えたいなら、その何かの魅力を言葉にできないと伝わらない。なんかいいよね~、なんか好き。なんか、なんか、では相手には伝わらない。

自分の中で、なにが、どう、好きなのか。どこが、どう、嫌いなのか。それを一つ一つ言

もっとみる
今のお客様は、「 今まで自分が発信してきたこと」の答えである。

今のお客様は、「 今まで自分が発信してきたこと」の答えである。

無料体験や、フロントセミナーに来てくださったお客様に、本命商品の説明をすると
「良いと思うんですけど、お金が……」
「今の自分にはまだ早いと思います」
「もうちょっと考えてからにします」と言われてしまう。

それって、セールスの問題だと思われがちですが、
そもそも、お客様がズレているのが根本的な問題です。

体験や無料セミナーに来てくれるお客様は、
自分の商品サービスに「お金を払う価値がある」と既

もっとみる
商品・サービスをよく知らない人に、振り向いてもらうには?

商品・サービスをよく知らない人に、振り向いてもらうには?

バーゲンって、「いいな!」と思うものに限って、「セール除外品」だったりしません?

あれって、何なんですかね。

もう!これもセール除外品じゃん。と溜息をつきつつ、どうしても欲しくなって、セール除外品ばっかり買ってしまいます

(意味ないじゃん…)

そう、私は「欲しいものが欲しい」んです。

いらないものは、安くてもいらない。

昔、某デパートのキャッチコピーに、「安物はいらない。安いものが欲し

もっとみる
「自分の想いをそのまま書けばいい」は危険です

「自分の想いをそのまま書けばいい」は危険です

・文章が上手く書けない、
・書いているけど、伝わっているか不安、
・書いていることで反応がない、
・もっと自分の想いを届けたい

と思っている人に対して、

「自分の想いを、そのまま書けばいいんだよ」
というのは、何の解決策にもなっていません。

むしろ、毒です。猛毒注意です。

理由は2つ。

1つめは、そう言われても書けないから悩んでいるんだから。
(それで書けるなら、とっくに書いています)

もっとみる
「です・ます」と「だ・である」は混ぜて書いてもいい。

「です・ます」と「だ・である」は混ぜて書いてもいい。

ビジネス文書(報告書や議事録、お詫び状など)や論文など、型にはまった文章ならば、
文末は「です・ます」または「だ・である」のどちらかで統一したほうがいいだろう。

 
だけど、noteやブログやメルマガ、SNS、ホームページなど
自分のメディアに書くならば、
あえて、混ぜて書く方がリズムの良い文章になる。

グイグイ引き込まれて最後まで読んじゃう文章とは?

自分のメディアに書くときは、
「グイグ

もっとみる
人は「概念」だけでは、動けない。

人は「概念」だけでは、動けない。

自分にやさしく。
自分を愛そう。
好きを仕事にしよう。
体にやさしい食事をしよう。
私らしく生きよう。

そういう言葉が溢れている。

そんなこと言われても、
具体的にどうやればいいか、
まず、何をどうするのか、
体の動かし方を言ってくれないと
動けない。

「あたまの中の話」ばかりをしすぎな人

 
頭の中の話や
心の中の話を
ずっとされても
なんとなくしか、わかんない。

人は、概念では動かな

もっとみる
「言い切らない」から、伝わることがある。

「言い切らない」から、伝わることがある。

SNSやnoteを見てくださった方から、 
「ズバッと言い切っている印象」と
言われることが多いが、
むしろ私は、
「言い切らない」ことを大事にしている。
 
正確に言うと、
「言い切る」と
「言い切らない」の使い分けだ。

「主張は言い切れ」の怖さ

 
文章の書き方や
コピーライティングの本には、
「主張は言い切れ」
「言い切るから文章は強くなる」
「言い切るから伝わる」
 
と書いてあるもの

もっとみる
「言葉で説明しにくいモノ」を売りたい人がやりがちなこと

「言葉で説明しにくいモノ」を売りたい人がやりがちなこと

コーチングやカウンセリング、
スピリチュアル系などを提供している人は

せっかくいいものを持っているのに、
お客様に「理解してもらえず」「伝わらない」ので、
広まらない、売れない。
と悩む方が多いようです。

もっと売り出したい、もっと多くの人に知ってもらいたい。

そう思うのなら、「伝わる言葉」「伝わる文章」に変える必要がある。

人が知りたいのは、「自分にとってどういいか」。

商品やサービス

もっとみる
「なんとなくそれっぽい言葉」は、心に刺さらない

「なんとなくそれっぽい言葉」は、心に刺さらない

 
今日入ったとあるカフェでは、
レジ横に、
ショップカードやDMがたくさん並んでいた。

 
どれもキレイ、カッコいい、オシャレ。
 
でも、何も引っかからない。
何も、心に引っかからない。

 
そういうモノって多いような気がする。
 
看板にしろ、広告にしろ、ショップカード、名刺……
 
そのジャンル「っぽい」オシャレなもの。
 
ジュエリーショップっぽい。
美容院っぽい。
ヨガ教室っぽい。

もっとみる