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ヤドカリ放浪記2012〜姫路城編〜

4月24日
AM5:56
道の駅あいおい白龍城

車が出ていく音で目が覚めた朝
この日も目覚めはよくシャキッと起きる
AM6:42
マックスバリュ相生南店
道の駅から目と鼻の先にある24時間営業のスーパー
ドライゼロで喉を潤す
やっぱりノンアル麦酒はこいつが一番旨い
AM7:25
大将軍神社

御祭神に坂上田村麻呂を祀る神社
大将軍というわりには小さな神社だ
AM7:32
原公民館
片島宿エリアにある公民館
此処を拠点に片島宿を巡るとしよう

AM7:37
了福寺

山門には高札場があったと書き記されている筈なんだけど…
無かった(≧m≦)
でも高札場であったのは間違いないのね
AM7:43
地蔵堂

片島の宿場町の東側にある辻堂
そこにお地蔵さんが安置されている
此処も宿場町の名残りらしいのでお参りしておく
AM7:48
旧片島本陣趾

現在は山本さん宅
お宅前に石碑があるだけの史跡
庭も見せてもらえればもっと観光した気になれるんだが…
AM8:05
正條本陣趾

1885年に明治天皇も休憩した由緒ある本陣趾
その休憩された御座所が復元されており、街道筋には堂々と石碑が建つ
AM8:12
揖保川郵便局

局前に石碑建つ
石碑には圓光大師二十五霊場·右 第一番みまさか誕生寺道·明和四年/丁亥十年、左たつの道と三面に刻まれている
江戸時代に設置された道標だ
こういうの良いよね♪
いかにも歴史に触れていますって感じ
AM8:18
正條の渡し場跡

明治初めまで川下に高瀬舟が水面に浮かび旅人を乗せていた
舟が川を横切って行く姿は今は見れないが長閑な風景だった事を忘れずにいる為に碑が建つ
うん、長閑な情景だ
AM9:46
姫路城

日本初の世界遺産に登録された国宝の城
第二次世界大戦で市街が焦土となった時も阪神大震災の時でも無傷でそびえ建ち、奇跡の城とも呼ばれている
今まで何度も前を通ったが一度も観光には寄らなかったが今回初めて見学してきました
ただ平成の大修理で天守閣には入れないけど…
AM9:47
桜門橋

大手門前の内堀に架かる橋
発掘調査で出土した遺構を活かしながら江戸時代の木橋をイメージして築いた橋らしい
AM9:50
大手門

本来は三重の城門からなる城内では最も格調高く克つ厳重な門
位置や大きさはオリジナルの物とは異なっているのは此処だけの話らしいw
AM9:55
武蔵野御殿跡

姫路城第21代城主·本多忠政の嫡子忠刻、千姫夫妻が住んでいた御殿
伏見城から移築されたものらしい
桃山時代の美術展の粋を極め、殿内のあらゆる所を金箔でスズキを描いていたとか…
今はその一画はゴミステーション
AM10:01
千姫ぼたん園

姫路市の姉妹都市である中国の太原市より贈られた約ニ千株の牡丹が植えられている三の丸の高台にある牡丹園
四月の下旬から五月上旬が見頃
千姫様お輿入れ行列等、千姫ぼたん祭りが開催される会場でもある
もう四月下旬なのに全然咲いて無かったですけど…orz
AM10:04
鷺庵

ぼたん園の奥にある和室小屋
特に説明はないけど何か茶室なのかなって思う(´・ω・`)
AM10:08
菱の門

三の丸から二の丸に通じる大手口を固めた城門
冠木には木製菱紋が整備され、門の名の由来を物語っている
西端には石塁が乗ってるが扉の内側は通路を挟んで左側に番人部屋、右側に馬見所と納屋があった
AM10:10
井戸
内曲輪にあった33ヶ所の井戸の一つ
現在は13ヶ所残っている
井戸に水は今も湧き、深さ八.二mある
am10:16
ぬの門

いの門を潜り、二の丸を進んで行くと現れる石垣に囲まれた素敵なスポット
ちょっと写真撮りまくり♪
AM10:17
リの一渡櫓

大天守の歴代鯱を展示している
江戸時代の鯱は三代目
大天守の鯱としては最古のものらしい
銘文には1803年製作と記されている
明治時代の鯱は四代目

昭和の大修理の際に大天守の東側に置かれていた鯱
昭和時代の鯱は五代目
ちなみに昭和の大修理の際に大天守三層の屋根に1687年と銘された小型の鯱が見付かる
此が二代目鯱と推測された
そんなトリオ·ザ·鯱を見てから櫓の中の特別展示の鬼瓦や何やら観る
AM10:28
チの櫓

十八組の甲冑展示
下からライトアップされて、おどろおどろしく展示されていている
音楽も寂しげに流れているが妙にマッチしてたw
AM10:31
お菊井

所謂お菊さんの井戸
いわゆる播州皿屋敷のお菊さんの井戸
井戸底には小銭が一杯投げ込まれている
日本人ってなんでどこでもお金を投げ込むんだろう
AM10:36
りの門

お菊さんの井戸からすぐの門
潜るとすぐに次の門がある
AM10:38
帯の櫓

石垣は高さが23mあり、姫路城で一番高い場所にある櫓
何故か立入禁止で詳細が書いてある説明板が読めなかった
AM10:39
備前門

搦手方面と本丸をつなぐ門
AM10:40
天空の白鷺

平成の大修理の間、開催されている姫路城大天守修理見学施設
平成の大天守保存修理·姫路城修理の歴史·大天守からの眺め等の展示物を見る
姫路城修理の歴史にはVTR説明付きで修理の歴史を知る
AM10:51
上りエレベーター
八階まで上がる
その途中、修理中の姫路城を観る事が出来る
AM10:52
八階見学スペース

大天守最上階からの眺望を楽しみ、姫路城の瓦と屋根·屋根の保存修理の展示物を読み、実際の修理風景を見る
これまたの修理行程をVTRで観る事も出来る
此処に平成時代の鯱が置かれている
AM11:05
七階見学スペース

壁漆喰の保存修理の展示物を読み実際の修理風景を見る
ここまでの修理行程をVTRで観る事も出来る
塗り込められた窓発見の新聞記事も見る
姫路城の漆喰の展示物を読み、展示されている壁漆喰を見る

播州姫路城図を見る
1998年に見付かった貴重な絵図を拡大した物
内堀の様子が細かく描かれている
AM11:18
下りエレベーター
一階まで下がる
その途中、修理中の天守閣を観る事が出来る

AM11:19
一階ホール

石垣を間近で見れるナイスなスポット
天災に備えるための構造補強·保存修理工事の概要·姫路城の歴史·平成の保存修理の意義·「昭和の大修理」と「平成の保存修理」の展示物を見る
平成の保存修理の意義はVTRがあり、ジッと観てみる
ちょっと退屈な内容だったので最後まで観ずに出る
AM11:30
備前丸

天守を築いた池田輝政の居館があった場所で居館の名称
輝政の次男が備前国を与えられたのが幼少であった為そう呼ばれたらしい
現在その場所には榎が建つ
AM11:36
水三門

水ニ門、水一門と続く小さな門
どういう由来があるのか全く分からないまま三つの門を潜る
AM11:37
姥ヶ石

羽柴秀吉が姫路城を築く際に石集めに苦労してた時、城下で餅を焼いて売っていた貧しい老婆が秀吉に使っていた石臼を寄付した石
ちゃんと石垣に組まれている
石臼って一目で分かる
と言っても結構探したけどw
AM11:38
姫路城の瓦紋

歴代の城主が修繕のたびごとに取り替えた瓦の紋章を埋め込んだ柱
なかなか見応えあるスポットだった
AM11:40
腰曲輪

天守の北側にある櫓
城の腰部分にあたるので、この名称
此処に続く建物は井戸があったり、塩や米の倉庫になっていた
建物の外側さ原生林の断崖で北方の抵抗線だった
AM11:43
ハの渡櫓
塩櫓
籠城に備えて塩や米を蓄えていた食糧倉庫
AM11:45
ロの渡櫓
井戸がある櫓
井戸がある櫓って珍しいね
AM11:52
にの門

門を潜ると石垣パラダイス♪
石垣に囲まれて俺的には姫路城NO1スポットw
AM11:55
十字紋の鬼瓦

にの門櫓の唐破風屋根に乗っている鬼瓦
キリシタンの名残りとか魔除けとか言われている日本の城では珍しい紋瓦
AM11:58
はの門

西の丸に抜ける最後の門
また本来なら天守閣を望むビュースポット
でもこの時は修理中で幕が掛かってビューどころじゃなかったけどね
PM0:01
西の丸

本多忠政が大阪夏の陣の後、将軍徳川秀忠の長女·千姫をめとった息子夫妻に建ててあげた御殿庭
長閑な情景広がる長閑な庭園だ
PM0:04
ワの櫓

レの渡櫓·ヲの櫓·ルの櫓が一本に繋がっている櫓
百間廊下の入口でもある
侍女達の部屋もある百間廊下に繋がる
また所々に千姫千年愛なる読み物が展示されている
千姫の一生が簡潔に分かる
PM0:23
化粧櫓

千姫が嫁いだ時に将軍家からもらった十万石の化粧料で築いた櫓
PM0:28
西の丸

再び降り立った千姫の庭園
良い天気だったので日向ぼっこをしながら姫路城観光を終える
PM0:38
おみやげ処
姫路城出口にある土産屋
卵せんべいなる瓦煎餅のまるごと試食が頂ける
PM0:41
姫路城大天守大柱展示場

旧西大柱はかつて大天守の地階床から六階床までの各階をもう一本の東大柱と共に些かの躊躇いもなく力強く貫き通し、木造の大きく複雑な重層構造を二本の大柱が主体となり百tもの重量を支えてきた
そんな力強い柱が展示されている
PM0:47
西の丸屋
三の丸にある土産屋
スタンプが捺せる陣笠が売っている
PM0:57
垣内商店
姫路城を出てすぐの三差路にある土産屋
Tシャツやタオル·ハチマキ·パンツ·刀·湯呑み·銘菓等が売っている
PM1:00
たまごや
朝採り卵と炊きたてご飯の食事処
名物は穴子弁当らしい…
ちょっと惹かれたが卵かけごはんが580円に引いた(^ω^;
PM1:03
アンテナショップレガーレ

お食事処
店頭にサンプルが置かれているので分かりやすい♪
播州名物ポークかつめしが食べれるらしいので入ってみる
ライスの上に豚カツ乗せて、濃厚なデミグラスソースをかけた一品

付け添えに茹でたキャベツ
普通に旨いが米は三流…
値段の割りにはボリュームがないかな…
PM1:36
御食事処高田の馬場

姫路おでんが食べれる食堂
売店が併設してるのでちょいと物色する



こっちで喰えば良かったかな(^ω^;
PM1:40
姫路の宝蔵

播磨の名菓·名品·名酒が揃う土産屋
試飲も出来るが車だから…
PM1:46
好古園

姫路城の城外にある日本庭園
江戸時代に現在の庭園入口付近に存在した藩校·好古堂に因んで名付けられたが正式名称は姫路城西御屋敷跡庭園
特別史跡である
入園料300円…
姫路城の西の丸で庭園散歩したから今回はいいや♪
PM2:32
御着公会堂

御着宿本陣跡である地に建てられた公会堂
説明書きもあり、御着は宿場町ではなく間の宿らしい…
ウィキペディアには宿場町として載っていたんだがな…
それはさておき、御着本陣は敷地約ニ千百坪あって本屋の部屋数三十室
そのうち畳敷きが二十六室、畳数百七十五畳、建坪百三十坪の平屋建ての本陣があった
全くその面影は見れないけどね…
PM2:41
小原家住宅

都市景観重要建築物に指定されている個人宅
PM2:45
大歳神社

御着の氏宮で社格は元郷社
立派な絵馬が一杯奉納されている
親切にも絵馬配置図があり、いつの年代に描かれたものなのか等が詳しく分かる
PM2:54
小寺大明神

1519年に小寺政隆が築城したと言われる御着城の本丸に位置する神社
御着城の城主であった小寺一族と御着城に関係する人々を祀っている
公園の一画にある
PM2:59
御着城址

現在は姫路市東出張所が建っているが外観はどうやら城をイメージしている様だ
PM3:02
天川橋

旧山陽道の天川に幅ニ間、長さ十四間の総石造りの太鼓橋
現在は姫路市東出張所裏に移設し、保存されている
なかなか見応えのある橋だ
PM3:07
黒田家廟所

黒田家は御着城の家老であり重隆の時から姫路城を守り、姫路城の城主となった一族
併し孝高は姫路城を秀吉に譲り、国府山城に移り住むが後に筑前福岡の城主になる名家
そんな黒田家の孝高と重隆が眠る墓所
PM4:06
加古川駅

加古川宿最寄り駅
全くをもって情報を得れず、道行くお巡りさんに訪ねてみた
宿場町として観光地化していないのでお巡りさんも全く把握してなく、とりあえず古い町並みのある通りを教えてもらう
PM4:22
ベルデモール加古川

加古川駅前通り
結構活気のある通りである
PM4:26
加古川一番街じけまち

町並みというよりアーケード…
しかし正解だったみたい
江戸時代、旧山陽道沿いに位置する
印南郡加古川村(現:本町)と加古郡寺家町周辺が加古川宿と呼ばれていたとの事
このアーケードに本陣跡や脇本陣跡もあったらしいが確認出来ず…
あと見たかったのは、謎のイチョウ
確認出来ず…
PM4:39
陣屋山脇邸

姫路藩の加古川役所として1752年に建造された本陣的スポット
明治天皇が西国街道を巡幸の際に昼食をとられた事もある由緒ある宿
松盆栽を陳列していたことから明治天皇より樹悳堂の名を贈られたとか
加古川宿の面影を残す貴重な建造物である
PM4:55
黒壁の旧家
アーケード内に突如現れる民家
宿場町情緒溢れる佇まい
これを観れただけでも加古川に来た甲斐があったと言っておこうw
PM5:09
称名寺

加古川城跡に建つ寺
城跡としての遺構はほとんど無い
寺として面白そうなお堂等が結構あったけど時間が時間だったので軽く見渡して去る
PM5:13
宝湯

銭湯遺産と言うべきか昔ながらの銭湯
暖簾を潜れば木枠の靴箱
ひとっ風呂浴びたかったけど、入浴セットを持って来てなかったので外観だけ楽しむ
せめてタオルだけでもあったら…
PM6:39
第二明神道路
国道2号線の有料バイパス
有料と言っても100円と格安ハイウェイ♪
今ETC使えないから現金で払う
PM6:42
明石サービスエリア
第二明神道路のSA
24時間営業しているフードコートと売店があるサービスエリアだ
此処が今宵の寝床♪
買い置きしていた食パンをかじりながら、録画していた番組を視る
周りがトラックのエンジン音で煩いけど…
たまに爆音鳴らす輩が通るけど…
今宵の寝床でマッタリと過ごす
この日も一日楽しかったなぁ〜
姫路城の天守閣に入れなかったのは残念だけど…
充実した一日でごわした
そんな姫路城がメインな一日♪

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