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Tirana ゆるく明るく旅をしよう

アルバニアという国の首都、ティラナを旅した時の話があります。

今日の話はなるべく忙しく働いてしまっていて、noteを読む時間も取れない方に届いたら嬉しいのだけれど、そうもいかないか。

毎日お疲れ様です。

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こんばんは。本日も今大変な思いをしている人達の心の隙間を少しだけでもおうめさせて頂けるようお届けします。

いいえお金は一銭も頂きません。お客様が満足されたら、それが何よりの報酬でございます。ほーほっほっほ。

さて、今日のお客様は…… って、後半『笑ゥせぇるすまん』っぽいな!!

ぽいよ。頼むよ。そういうところじゃないから、ここは。

あんまりふざけんな。

旅の青年は、アルバニアの首都ティラナを旅していたようです。

どんな街で、どんな雰囲気だったのでしょうか。

なんとなく、聞いてみましょう。今日のはゆるそうでいいなぁ。

「やりたくねぇことやってる暇はねぇ」、と思っていたら計画しましょう。

旅程を組みましょう。旅にしちゃおうよ。楽しくなるよ。

いってらっしゃい。

Republic of Albania アルバニア共和国

Tirana ゆるく明るく旅をしよう

ティラナ、アルバニアの首都だ。モンテネグロまでのツアーにはティラナから参加したんだった。そこで二泊したんだ、前日と、到着日。やっぱり首都だけあってバッパーも狭かったよ。なんか俺の寝る部屋がなくて、ヘルパーさんの寝ていたベッドを移動して一泊そこでするみたいななんとも緩い感じの宿だった。どうでもいいんだ、寝られれば。

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ドゥラスからティラナまでフェリーターミナルの横からバスが出てるってのは言ったよね。俺も何度かドゥラスからティラナへは遊びに行ってたんだ。30、40分くらい乗り合いバスに揺られると着く。バスの時間もはっきり決まってなくて、人が集まったら出発って感じの緩さなんだ。時間読めないよね。日本じゃまぁそうはならない、田舎ならまだしもさ。

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ティラナの街を歩く。旧共産党圏の街並みで、街の中心部にこれまた大きなスカンテルベグ広場があって大きな像が建ってた。周りは芝生で公園みたく整っていた。ユニークな作りの大きな建物が生気を出さずに佇んでる。まるで建物だけで、中には何にも入ってないんじゃないかって気になる。

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目抜き通りを歩いて突き当たりに、ティラナ大学があった。中に入ってみたりして雰囲気を感じた後、すぐ後ろに広がっているグランドパークへ歩いて行った。

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丘を越えた後、坂道を下るとそこには大きな湖が広がっていた。ここにも水と陸との境目はない。湖面からは水草が生えてた。

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その日は曇ってて、湖の向こうの山々もどこか遠慮気味。湖沿いの整備された遊歩道を歩けるだけ歩いてみる。すれ違う人々はみんなアルバニア人。遊歩道の脇道からもう一度街の方へ戻る。カラフルなベンチが誘ってくる。

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ツアーに参加するために数日泊まった宿の近くに大きな教会を発見した。西ヨーロッパでいつも見ていた入口とは違って見える。でも、ドアの上には大きく十字架が掲げてあった。

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揺れる真っ赤なアルバニアの旗。街の中心の広場の前の国立歴史博物館に入り、アルバニアの歴史を自分の目で感じる。

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それから街を歩くけど、ここの街も電線が複雑に絡まってた。電線の継ぎはぎ。どれが使われていて、どれが使われてないのか、これじゃあわからない。継ぎはぎの引継ぎは行われてないでしょ。いまいい音の繫がりをした。

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朝、市場に行って、路上で物を売ってるおっさんに話しかけてみる。香辛料とかを売ってたけど、旅中あまり料理をしなかったから、絶対に買わない。においからも怪しさぷんぷん醸し出してる。野菜も裸で売られてる。雑だったけど、いい色してたなぁ。

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昨日歩いた遊歩道へまた行ってみた。今日は山も気持ちよく見える。遊歩道の隣の遊園地も賑わいそうだ。

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昨日よりも遠くへ歩くと、二階のベランダから顔を出していた犬と目が合う。白い毛むくじゃらの犬。

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湖の脇にはホテルや小さなカフェがあった。またここでも犬が道の上で寝てる。

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街がゆるいと、犬もゆるい。湖畔を眺めながら思う。

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人の手が加わってない自然物の美しさってかけがえのないものだ。水草が風に揺れる歩道をアルバニアのおっさんたちがランニングしている。

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草の上に寝転がってる犬。無防備だ。安心しきってる。

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自然の緑の中、木々が歌っている。石のベンチに座ってる男の側をふらふらと歩いていく野良犬。この日は晴れていたし、公園の奥の方まで歩いて行くと、子供たちがサッカーをして遊んでいた。平和そうだこの街は。

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緑の屋根の中を歩く。道の脇にはベンチに座って話してる人達がいた。気が付けばこの前歩いた逆のルートで歩いてた。

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ティラナ大学の方からマザーテレサ広場を通り越してしばらく歩くと、ピラミッドみたいなおもしろい形をした建物があって、公園の遊具でもなさそうなんだけど、みんななだらかな斜面を駆け上ったりしてる。

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子供も大人も滑ったりして遊んでる。建物なのに、遊具みたいだ。ちょっと危ない。もう絶対誰かケガしてんじゃん。てっぺんからスケボーで下る勇気ある奴もいただろうなぁ。そいつは転んだら擦り傷どころじゃすまないってくらいの距離あるし、スピードも出るだろうし。

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アルバニアの車はだいたい汚れてる。日本みたく歩道が整ってないし、洗車にも興味ないんだろうね。

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街の中を流れる小さな川を渡って、本が路上で売られている公園にきた。少し見ていたら、道を挟んだところに座ってたおっさんが目で合図してきた。

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おっさんの日給いくらなんだろうこの国じゃあ。アルバニアの友達に聞いたところ月給3、4万の人がほとんどなんだってさ。そりゃそうかも知れない。その分物価が安い。でもみんな幸せそうじゃん。

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必要な分あればお金ってそんなにいらないのかもしれないね。後はみんなでシェアしてさ、争わない。競わない。裕福に生きようぜ。気持ちの面でさ。

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本の表紙に写ってた笑ってるおじいさんの歯がない。なぜこの表紙にしたんだろう。笑っちゃった。そんな緩さでこの本も書いてる。芝生に寝転んでる犬みたいなゆるさでこれ書いてる。完璧なもんなんてないから。もっと気楽にやろうよ。誰の人生なぞって生きてるわけじゃないんだし、「自由にいこうぜ」って、日本で言うと、もっとこうしろああしろだの言う人出てくるけど。勝手にしててくれ。

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好きにさせてね。「お前はもっと世界を観ろ」って言ってやる。みんな、頑張ってないよ。ほら、ここの公園のベンチ、座るところなくて背もたれしかない。これはさすがに困るけど、このゆるさは好きだ。

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昼間っからいろんなおっさんが公園で油売ってるのもなんだか落ち着く。彼等は仕事がないだけでしょってのは置いといて。道の脇ではおっさん、売り物ちょっとしかないのに商売始めちゃってるし、路肩にタクシー停めてチェスやってるおっさんドライバー。

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ティラナの街は好きだな。首都なのにのんびりしてる。この国の大半の人が昔「ねずみ講」しちゃって金なくなったんだと思うと、やっぱみんな可愛く思えてくる。騙されない様に気を付けてね。

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ベンチに座ってくつろぐおっさんが多いなぁ。仕事ねーのか、休憩中なのか。あ、電気屋さんが働いてる。でも電線ぐちゃぐちゃでどこから手を付けるの。

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並んでるアパートを見まわすと、洗濯物が紐で吊られてぶら下がってる。六階建てくらいのマンションの屋上に木がめっちゃ生えてる。外壁に大きなアートがなされてる。

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僕は乗り合いバスに乗ってドゥラスに帰る。

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編集後記

だぁぁぁぁぁ!! まされていたいですね。良い方に。わからないまんま。

今回のnoteのゆるさで、ゆるくていいんだって、そのまんまでいいって。

そっちで間違ってないって騙してあげたい。君は君だよ。ですね。

今まで、よくがんばりました。もう無理しなくていい。

ねずみ講に騙されてる人って可愛いよ。当人そんな余裕ないと思うけど。

お疲れさまだよなぁ。お疲れ様です。

僕は騙されたくないので、騙しもしない。関わらないでくれって言う間も持たせずに微笑み浮かべて拝んで去る。

散々旅したから人を見る目が肥えてる気分になってるだけだ。バンドがあるから芯がある気分に浸ってるだけだ。俺なんてもんはなんでもない。いつ歯が抜け落ちて、本の表紙になってるかわからない。

もう、一瞬で時は経つんだから。

ふぅ。

スキ、フォロー、コメント、お勧め、本当に栄養頂きありがとうございます。日々根っこ伸ばさせていただいております。みなさんのおかげです。

肩を壊さないようにこのままゆるめにいきます。

極たまに速いの混ぜて放るんで、それはそれで楽しみにしててください。

さて、次回はこれまたアルバニアのドゥラスで、『光の中を旅してた』のイメージがなんとなく降って来てる、そんな時期のお話です。

また次回会いましょう。スキです。ちゃお。

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