見出し画像

倉敷 & 岡山 Good morning the wonderful world

前説

こんばんは。今日は日曜日、みなさんは元気に過ごしていますか?

俺は最近休みの日でもあまり出掛けたりせずに、籠って勉強してます。

緊急事態宣言出てますもんね。
みなさんの命大事に行動しましょう。

今回のタイトルには英語が入ってますね。あまりクリックされないかもしれないなぁ。
どうしたらnoteを見てくれる方を増やせますかね。

やっぱ女子大生並みに文字もキラキラさせた方がいいかなぁ。

今回は倉敷と岡山に縁のある方に届いたら嬉しいですね。

というわけで、前回から引き続き旅をしていて、青春18切符を使い果たして、鳥取からの倉敷に旅の話は入って来ています。

夜遅くに倉敷駅に着いた若き僕はどうしたんだっけなぁ……。

倉敷 & 岡山 Good morning the wonderful world


倉敷駅に着いたこの日の夜。僕は何処にも行く宛てがなく駅前で呆然としていた。

最近大きなショッピングモールが出来たという倉敷駅前は人も疎らで、近くに安宿もなさそうだった。
ここのところ移動ばっかりでせわしいから、ゆっくり寝たいなあぁと思いながらも、何もわからないんだから、しょうがない。人に聞くしかない。

駅から、ゆっくりと歩き出した僕の近くを金髪の女の子が歩いていた。漫画喫茶かなんかが近くにないか聞いてみよう。
その子は、お酒飲んできた帰りみたいで少し酔っていた。

歩きながら旅の話をしたりして、少し仲良くなった。でもこの頃の俺は、そんなほろ酔いの金髪の子にうつつを抜かしているような野暮なことはしない。
その子曰はく、「明日は姪っ子が家に来て、倉敷の大きなショッピングモールに出掛ける」らしく、今夜は空いているとのことだったけど、僕はかっこつけて漫画喫茶に泊まってしまった。

画像1

朝、漫画喫茶の最寄りのイオンから、バスに乗って倉敷美観地区を目指した。昔の街並みや、水路、小さな桟橋、その下を優雅に泳ぐ白い鳥。
春の快晴の空の下、咲き誇っているピンク色をした桜の花。

画像2

自然と歴史の積み重ねが奏でる街並みというオーケストラ、さすが「重伝建」、最高だ。

画像3

美術館に行きたかったんだけど着いた時間が少し早くて待ち切れずに中心地を離れて小高い丘に登った。そこには阿智神社があって、結婚式を近々挙げます的なカップルが写真撮影をしていた。
丘の上から美観地区を眺める。

画像4

それから、観光もさながら倉敷駅から岡山駅まで移動したんだ。

画像12

岡山駅前がまた熱くてさ、桃太郎さんや、「青春感謝」の銅像が建っていて背中押されたよ。「胸に無限の覇気あらば 守れ不屈の意気の香を」って言ってくれてありがたかったなぁ。

画像5

街の構図と、見てみたい場所を頭の中にイメージして歩き出す。目指すは城。駅前の大通りを突っ切っていけば、おのずと城に着く。

画像6

お腹が減っていた僕は、城下町で腹ごしらえ。「初恋定食」を食べて古ぼけた商店街を歩く。

僕の大好きなバンド、「ザ・ブルーハーツ」のヒロトの地元だから、なんだかんだでこの辺りは絶対来たことあるだろな、なんて思いを巡らせながら。

画像13

そして、この時の俺は今ブルガリアでこれを書いている俺と、同じジーパンを履いている。もう「ひげ」はついている。

僕は岡山城には入らず、外から眺めるだけにした。手にはごくりと搾ったグレープフルーツのジュース。乾いた喉を潤すのに大活躍する自動販売機。

日本、最高じゃないか。

画像7

ぼっーっと見上げていた城。黒い木造の作り、とてもモダンな印象を受けた。歴史を超えて愛されるわけだ。

さて、岡山城の隣には川が大きく蛇行して流れていて、橋を渡るとそこには「日本三名園」の一つ後楽園がある。そこの桜も見頃を迎えていた。どんどん公園が好きになる。

画像8

綺麗に整備された人口の川が流れる、きらきらと輝く水。木製の水車。手入れされた植木。観光客の楽しそうな顔。

僕は今、天国にいるのか。思い出、忘れたくないなぁ。

画像9

九州、そして中国地方を足早に廻った僕は、この頃もうすでに、四国を狙っていた。ここまで来たのなら、四国全県回ってやろうじゃないか。それも出来れば、また何か自分の中の「空っぽな自信」に一つ拍が付くような気がしていた。

画像10

岡山神社で何個かぶら下がっている鈴を鳴らす紐ふって、たいていの神社は紐一つなのになぁと首をかしげた後、僕は岡山の南、宇野という地から香川迄の連絡船が出ていることを知る。
電車でもどうやら行ける様だが、僕は船を選んだ。

画像11

宇野駅前の閑散とした雰囲気の中、イルカの石像とかの写真をなんとなく撮りながら、運よくフェリー出ていてくれよー。なんて息巻いてターミナルに向かった。

画像14

そうしたらもう慣れたもんで、タイミングばっちり。すぐにチケットを買い、その足で船に乗っていざ香川を目指す。

俺は「旅に向いている人間」なんだって思うようにしてる。

編集後記

ここまで読んでくれた方、どうもありがとうございます。

長かったでしょ、今回。大丈夫ですか? 目疲れてませんか。

ちょっと、お茶やってってくださいね。

海外編に行くともっと長いから読んでもらうの大変かもしれません。

楽しみにしていてほしいです。

日本を旅していた時は本当にいろんな街で桜を観ました。全部偶然だったんだけど、タイミングがばっちりで、天気もずっと良かったんです。

俺ってすごくラッキーなんです。
みなさんのおかげです。

旅の話に出てきたバンド、The Blue Heartsをご存じの方も多いと思いますが、もう解散して随分と時間が経ってしまったから、今の若者は知らないかもなぁ。と、思うとなんか少し寂しいので、昨日noteの【動画】という欄から動画を載せてます。

お時間ある方はぜひそちらもご覧ください。
スキです。

僕等のバンドにも思いっきり影響を与えてくれたバンドです。

そうだね。日本を旅した時も、海外を旅した時も履いていたジーパンは今も僕の洋服の所で大事に持ってます。

よし、行くか次の街。いよいよ四国を旅するよ。また遊びに来てね。

この記事が参加している募集

#振り返りnote

86,014件

よろしければサポートをお願いします。 頂いたエネルギーを変換して今後の活動に活かしていきます。 たくさんいただいたら、ボランティア&寄付させていただきます。