元亀2年(1571)2月11日は鹿島新當流を開いた塚原卜伝が死去した日。将軍足利義輝などにも剣術指南をした剣豪。囲炉裏端で食事中の卜伝に若い頃の宮本武蔵が斬りかかり鍋の蓋で刀を受け止められた創作逸話がある。卜伝死後に生まれた武蔵と戦わせたいと後世に思わせるって面白いなと思います。

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元亀2年(1571)2月11日は鹿島新當流を開いた剣豪・塚原卜伝が83歳で死去した日。常陸国鹿島に生まれ幼少より剣術を学び武者修行の旅へ。戦績として真剣による勝負19回、戦への参加37回、討った敵の数212人で一度も不覚を取らなかったとか。剣豪将軍こと足利義輝にも剣術指南をした。

私は若年の時より精進し、兵法を稽古したけれども、今まで人に勝とうなどと思ったことはなく、ただ人に「負けぬ」ように工夫する外なかった。 塚原卜伝