先入観というのは知らずしらず自分のうちに醸成されるものである。それが外からこわされたときにはじめて「自分は先入観を持ってたのか」と気づく。たとえば目をつむって、バナナが完熟していると聞けばどういう状態か、どんな色か、思い浮かべてみようではないか。目をあけてみましょう、ハイ!🍌
学んだ者にしか解らない楽しみ方があるという発言に対して、楽しみ方を限定する特権的な物言いだと不満を述べる文章を見た。どういう文脈で出たのか知らないけれど。第一線まで行って初めてわかることはあるだろう。「特権的」を「ズルい」とか「不公平」と言換えられる程度なら言わなくていいのにね。
「言いにくいこととかも言ってね」は嬉しいよな。何言われても引かへんで、っていうさ、感じ。
階段を平面にしてみたら、そこだけ縞模様になっていた。階段は段差がなくても階段としてみてもらいたいのだ。諸君、平面において縞模様を見たら、そこは昔階段だったものが時を経て平面になり、縞模様は階段の名残であることを心に留めておいていただきたい。高さを無くした階段にも矜持があるのだ。