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もうすぐ遠足らしいよ。知らんけど。

不登校ムスメは、たまに給食を食べに行く。
カウンセラーの先生と週1回、2時間ほど。
学校に行く時間は、それだけだ。

カウンセラーの先生とは昨年度の息子の不登校のときから、お付き合いいただいている。もはや、学校との窓口だ。
両親ともに不登校の初期対応をどうしたらいいのか分からず、スクールカウンセリングを利用させてもらった。

学校側からオススメされたわけでは、ない。そこが残念なところ。

パニックな親として、藁をもすがる思いで毎月通う。母子分離が出てからは、もれなく付いてきていたことでムスメも先生と顔見知りになった。

学校内で唯一、安心できる大人。
だから今は、給食登校ができる。
来年度の赴任先が変わるとなればムスメの状況もまた、変わるのだろう。


お兄ちゃんが不登校になり荒れていた頃、幼稚園生だったムスメには理解が難しかった。
(なんでおにいちゃんはやすんでいいの?どうがたくさんみてもおこられないの?)

不満が不安に代わり、ムスメは母子分離不安になった。ママから離れることができなくなり、卒園式も欠席した。
10分に1度「ママどこ〜!!?」と探される。家の中なのに。不安感から、入学後は兄とともに不登校兄妹となった。


夏休みが明けて最初の給食登校日。
迎えに行くと「来月動物園に校外学習があるのでどうするか本人に聞いてみたんですが、行かないと言ってました」と報告をいただいた。

でしょうね。

5月の運動会も本人の意向を聞いた上で、欠席したし。
さらに場所が《動物園》ですか、、
ニオイがダメなんですよ。もともと(笑)
ぞうさんやカバさんのお匂いに敏感で。たとえ不登校じゃなかったとしても、ぶーたれていたはず。



「ママ、これだいきこだまってよむの?」
モノマネ番組のなかの《大木》こだまさんのテロップを見たムスメが聞いてきた。

え!!漢字読めるの?!すごいじゃん!!

大げさに驚いて褒めた。いや、本当にびっくりして(笑)

息子は気にも止めないほど、いつの間にか字を覚える子だった。
しかしムスメは先月の発達テストでは知能境界で結果が出てるし、ひらがなも4月ころからようやく理解し始めたのだ。
おどろくでしょ、そりゃー。

彼女なりの頑張りを、わたしは最近も目にしている。成長も感じている。

母子分離不安も半年ほどで、少しずつ少しずつ落ち着いてきている。
それでも腕にべったりしてくるムスメに『あついんですけど💦』と引き剥がそうとすると「ずっとママと一緒にいたいから、イイの!!」と言われる。

『ずっとはちょっと、遠慮したいです、、』
「いいーの!!!」
戦々恐々。マジ。この人本気な子だから、まじ怖い(笑)


入学して、やっぱり不登校になって。
母子分離不安もどうしたらいいのか、ママも辛くて。
誰か一緒に考えてほしくて《児童相談所》の門を叩いた。

結果、息子も繋がれて良かったと思ってる。
もしメンタル的にママが壊滅的にダメになっても、状況を知っている場所があれば助けてくれる。その安心感。

ムスメの在籍はいま、
・小学校の給食登校(週1)
・児童相談所内の『親とこどもの相談所』(月1)
・オルタナティブスクール(ちょっとがんばってみたいらしい)

そして今後は発達テストを踏まえ、利用の可否・有無を含めて支援級申請の相談をする。(ムスメには行かないと宣言されているけどw)
来年度の申請になるから、その間は教育支援センターも考えてもいいのかも。


たくさん選択肢があるのは、ありがたい。でもわたし。
不登校対応の選択肢がのしかかり過ぎて、頭がパンクした経歴を持っています(笑)

なので自分の子供のこととはいえ、過度に無理はしません。

「明るく生きよう」

それが今のモットーです。



どんなことにでもプラス面とマイナス面があるだけ。
あとはあなたが、どちらに興味を示しているのかだけ。

ゲッターズ飯田

◎ムスメのメンタルを戻すために心がけたこと


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