韓国で計150万部「不便なコンビニ」作者キム・ホヨンさんインタビュー コロナ禍で熱望された「ヒーリング小説」(好書好日) https://news.yahoo.co.jp/articles/14ab20bc02299aa49fc02703cc19c9bd8f14d447
新鮮なレタスを重ねてかじった時の、歯ざわりと水気、うっすらとした苦味、赤い口の中で冷えたままの、白っぽい緑色のぎざぎざ。ハン・ガン『ギリシャ語の時間』は、わたしにレタスを食べさせる。物語に物語が重なって、しゃきしゃきと音を立てて読まれるのを待っている。そんな味がした。