読書記録「不便なコンビニ」
最近、韓国文学ばかりだけれど、これは本当におすすめだったので、力を入れて感想を書きあげたい。
学校帰りに、紀伊国屋新宿店で、韓国簿本を何か買おうと思い、本屋大賞の翻訳小説部門3位だったこちらを。
ちなみに、同部門1位も韓国文学で、「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」だったね。
ちなみにこの作品、2022年には「教保文庫」と「YES24」(大型電子書籍店)でもっとも売れた「今年の一冊」に選ばれたそうで、日本でいうところの紀伊国屋でもアマゾンでも売れまくった本、と解釈できそう。そして、「不便なコンビニ2」も出ているそうで、きっと日本でも翻訳版が出るのでしょう、すっごく楽しみにしたい。
元ホームレスで、元々医師だった主人公を中心に、彼をスカウトしたコンビニ店主、そのコンビニで働く若者や中年女性、店主の息子、コンビニの常連などの視点から主人公の輪郭が象(かたど)られ、それぞれが抱えている問題や、それが広がった韓国社会まで紹介され、人間の優しさや傲慢さなどを考えさせられる作品。
これは本当におすすめ!
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