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沿線には「貝塚」と「大学」⁈柳瀬 博一 × 鹿島 茂、『国道16号線:「日本」を創った道』を読む

2020年ラストを飾るのは元日経ビジネスの編集者で東京工業大学教授の柳瀬博一さん。自書『国道16号線:「日本」を創った道』(新潮社)を引っ提げてのご登場です。2020年11月15日に発行された本は2020年12月23日現在なんと三刷!出版不況の中、ヒットとなっています。
鹿島さんは横浜市金沢区生まれ。国道16号線を横断して小学校に通っていたとのこと。いわば「16号線ネイティブ」の鹿島さんと博覧強記

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週刊ALL REVIEWS 巻頭言総集編(2020/06-2020/12)

週刊ALL REVIEWS配信開始から、なんと、丸一年半経過しました。これだけ続くとは実は思っていませんでした。楽しんで作っているうちにいつの間にか78号までたどり着きました。改めて考えると、ここまで続いたのは、このメールマガジンを毎週読んでいただいている皆様のおかげです。お礼を申し上げます。

この半年分の巻頭言を総集編としてお届けします。巻頭言は古いものから新しいものの順序でならべてあります。

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ALL REVIEWSの歩き方(ガイブン編)

この記事は、藤ふくろうさんが主催している「海外文学・ガイブン アドベントカレンダー」12月6日のエントリーです。12月1日から25日まで、ガイブン好きの猛者たち(本エントリー主を除く)が参加しています。
https://adventar.org/calendars/5669

書評アーカイブサイト ALL REVIEWS のボランティアスタッフとなり、ちょうど2年。校正や入稿作業をする過程で、日々

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近代詩の流れを超越した詩人~【特別対談】広瀬 大志 × 豊崎 由美「西脇順三郎」を読む~

書評家の豊崎由美さんがホストを務めるALL REVIEWS友の会フィクション回。2020年11月ののテーマは詩。詩人の広瀬大志さんをゲストに迎え、西脇順三郎を取り上げます。
西脇順三郎といって、具体的な作品が浮かぶ人は意外に少ないのでは。英語で詩を書き、ノーベル賞候補にもなった詩人の詩を読み解くチャンスです。
対談ははちょうどジャパンカップが開催されていた時刻に行われました。アーモンドアイを「とつ

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日仏にまつわるエトセトラ~言語の習得、日本のマンガ・アニメ、フランスの右翼、日本の教育について~【特別対談】じゃんぽ〜る西+カリン西村 × 鹿島茂、『フランス語っぽい日々』を読む~

書評アーカイブサイト・ALL REVIEWSのファンクラブ「ALL REVIEWS 友の会」の2020年11月のノンフィクション回。ゲストは漫画家のじゃんぽ~る西さんとジャーナリストのカリン西村さんのご夫妻。メインパーソナリティーは鹿島茂さん。読み解く本は、ご夫妻初の共著『フランス語っぽい日々』(白水社)。10月に出たばかりの新刊書を早速読み解きます。日仏カップルの子育て日記としても読める本書。フ

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読みやすい、面白い!アトウッド入門書として最適!~上田 早夕里 × 豊崎 由美、マーガレット・アトウッド『誓願』を読む~

書評アーカイブサイト・ALL REVIEWSのファンクラブ「ALL REVIEWS 友の会」の2020年10月のフィクション回。ゲストは小説家の上田 早夕里さん、メインパーソナリティーは豊崎 由美さん。読み解く本は、マーガレット・アトウッド『誓願』(鴻巣 友季子訳・早川書房)。10月に出たばかりの新刊書を早速読み解きます。ツイッターでは翻訳者の鴻巣友季子も観覧中とのご連絡。
アトウッドはノーベル文

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推し、萌ゆ! 21歳の新星、宇佐見りんをともかく推しまくる回 ~【特別対談】杉江松恋×豊崎由美 宇佐見りん『かか』『推し、燃ゆ』~

書評家の豊崎由美さんが毎月ホストを務めるALL REVIEWSフィクション部門、2020年9月の課題本は最年少(21歳)で三島由紀夫賞を受賞した宇佐見りんの受賞作『かか』と最新作『推し、燃ゆ』の二作。豊崎さんといっしょに読み解くのは書評家の杉江松恋さんです。
※対談は2020年9月30日に行われました。

三島賞・山本賞の特徴とは?

三島由紀夫賞・山本周五郎賞は新潮社の 新潮文芸振興会が主催する

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ポンパドゥール夫人ゆかりの地ヴァーチャル・ツアー~鹿島先生のヴェルサイユ講義の補助線として~

第2回 国立セーヴル陶器美術館、アルテ・ピナコテーク(@ミュンヘン)

仏文学者の鹿島茂先生がコロナ禍で旅行ができない人のために「スペシャルオンラインサマースクール「三代の王とヴェルサイユの名花」を開催されています。2020年8月22日の第2回の講義のテーマは「ヴェルサイユとルイ十五世と二人の愛姫(ポンパドゥール夫人とデュ・バリー夫人)」。政治の気のないルイ十五世に代わって時代を取り仕切ったポンパ

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ルイ十四世ゆかりの地ヴァーチャル・ツアー~鹿島先生のヴェルサイユ講義の補助線として~

第1回 ヴォ―・ル・ヴィコント城、国立ゴブラン工房、ジャンダルメンマルクト(@ベルリン)

仏文学者の鹿島茂先生がコロナ禍で旅行ができない人のために「スペシャルオンラインサマースクール「三代の王とヴェルサイユの名花」を開催されています。2020年8月15日に第1回の講義が開催されました。テーマは「ルイ十四世と三人の愛姫」。講義では、いろいろな場所が次々と紹介されました。ヴェルサイユ講義を楽しまれた

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戯曲を読む楽しみ教えます!~【特別対談】徳永京子×豊崎由美 市原佐都子『バッコスの信女ーホルスタインの雌』を読む~

今年(2020年)の2月末、大規模イベントの自粛が呼びかけられてから演劇公演の自粛が続いています。いつか心置きなく舞台芸術が楽しめる日に備え、豊崎由美さんが演劇ジャーナリストの徳永京子さんをゲストに迎え、「戯曲を読む楽しさ」について語りました。課題本は市原佐都子『バッコスの信女ーホルスタインの雌』(第64回(2019年)岸田國士戯曲賞受賞作品)。何とギリシャ悲劇のコーラス、コロスまで出てくる戯曲。

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