スペイン、ポルトガル、オランダ、英国、フランスによる海の帝国主義がひと段落した後に始まった陸の帝国主義。ロシアによる東漸とアメリカによる西漸ーー。太平洋をはさんで対峙する両者が東アジアでぶつかるのは必然であった。歴史の歪みは東アジアに集中した。

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ロシアが提示した朝鮮二分論

義和団事件の後、清朝はいっそう弱体化した。当時、混乱に乗じて満州への居座りを決め込んでいたロシアは待っていたかのように朝鮮二分論を日本側に提示した。一部では親ロシア派の伊藤博文がこれに同意したという情報が流れた。

仮にそれが実現していたなら、それは第二次世界大戦後、朝鮮北部を支配下に置いたソ連および南部を支配下に置いた米国による分断と同じ構図である。朝鮮半島分断の危機はなにも第二次世界大戦後だけ

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大東亜戦争は、日中ソ米英が複雑な利害関係の下で戦った世界大戦である。日本と中国、もしくは日本と米国二カ国だけの戦争ではない。なのにソ連をはじめ第三国の動きを無視し、「日中戦争」「太平洋戦争」と称して二国間だけの対立であるかのようにいうから因果関係がわからなくなる。(続く)

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袁世凱による帝政復古宣言を受け、日本政府は急遽、宗社党による満蒙独立運動を支援することを決めた。日本政府も帝政復古は時代に逆行するという考えだったが、仮にそうなるなら支那本土は漢民族が、満州は満州族が治めるのが一番だと考えたからである。かくして第二次満蒙独運動が始まった。

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(続き)にも拘らず日本軍はよくぞ我慢したもんだ、と感嘆せざるをえない。

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南京虐殺がどうのというけど、正直中国兵と戦ってブチ切れない方が難しいと思う。実際、阿片戦争時の鎮江虐殺、義和団事件(時の北京破壊)や黒龍江事件など外国軍による虐殺事件の例は少なくない。勿論中国軍による自国民虐殺なぞ平常運転だ。要するに虐殺を生む原因は中国自身にあるということだ。

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南京事件論争の根底にあるのは、中国に対する認識のズレである。南京虐殺肯定派は「戦争を嫌い、国際法を尊重する統一国家」と見ており、否定派は「内戦状態にある修羅の国」と見ている。どちらが事実に近いかはいうまでもなかろう。

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中学歴史教科書 自由社VS学び舎 4.支那事変(日中戦争)(1)

大人も知らない教科書、新徹底比較、炎のデスマッチ第4回は、支那事変です。日本は本当に侵略したのでしょうか? 自由社と学び舎の教科書を比較しながらそれを明らかにしていきたいと思います。侵略とは何を指すのか。侵略の定義は、いまだに明確ではありません。中国は、東トルキスタン(ウイグル自治区)やチベット、内モンゴル、満州国を侵略した?。日本の沖縄県石垣市の尖閣諸島を侵略している? 答えは、国によって、立場

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自由社VS学び舎 3.大東亜戦争(3)

239P暗転する戦局を読みます。・・・戦争の最初の半年間、

242Pと243Pで戦時下の国民生活が記述されています。

自由社の245Pい「聖断下る」の見出しがあります。

 このご聖断とは、昭和天皇が戦争を終結する決定をしたことを言います。ただし大日本帝国憲法の下でも天皇は立憲君主です。「君臨すれども統治せず」つまり政治的決定をすることはできません。その代わり責任もないのです。つまり立憲君主が

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中学歴史教科書 自由社VS学び舎 3大東亜戦争(2)

自由社238と239ページです。

学び舎は、「アメリカは、日本にたいする石油の輸出を禁止し」とさらっと記述しているのに対し、自由社は、236pの「経済封鎖で追いつめられる日本」の見出しで15行で記述しています。
「経済封鎖で追いつめられる日本」
 日本は石油の輸入先を求めて、インドネシアを領有するオランダと交渉を重ねたが、成功しなかった。こうして米、英、中、蘭の4カ国が日本を経済的の追いつめる状

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