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中国には、ある程度負けてもらわなければならないが……

「米中戦争」あるいは「米中新冷戦」は、日本の自虐史観的な勢力を一掃する絶好のチャンスだと思います。なので、英国のTPP参加も、QUADも、日本のファイブ・アイズ参加も、どんどん推進していくべきだと思います。

ですが、米国を勝たせすぎていいのか?ということも、ほんのちょっとでいいから、脳裏に留めておく必要があると思います。

ソ連が崩壊した後、日本がどうなったかというと、まあ厳密にいうとソ連が崩壊する前からですが、日米貿易摩擦で日本はアメリカからボコボコに叩かれ、プラザ合意を飲まされ、日米構造協議を飲まされ、湾岸戦争の戦費を支払わされ、スーパー301条で脅され、挙句にJAPAN PASSINGまでされて、どんどん国力を落としていきました。中国や韓国による歴史問題を使った日本攻撃が始まったのもこの時期です。上皇陛下は、念願だった訪中を果たしたものの、帰途に思わず「本当にこれで良かったのだろうか…」と漏らされたそうです。きっと中国に行ってみて違和感を覚えられたのでしょう。できれば訪中前に気付いていただきたかったですが、まあ終わったことをごちゃごちゃ言っても仕方ない。

たぶん今、中国は第二次世界大戦前の日本と同じ気分を味わっていると思います。いや、まだそこまでは行かないかな。リットン調査団あたりの気分だろうか。米中対立がもっと深刻化すればするほど、中国はあの当時の日本の気持ちが分かるはずです。

もしもそうなれば靖国参拝についてもきっとごちゃごちゃ言わなくなるんじゃないかな。とはいえ中国にはもっと負けてもらわないといけないわけですが。日本が朝鮮、台湾、樺太、千島等を失ったように、中国にも台湾、香港、チベット、ウイグル、内モンゴルを失う程度には負けていただきたい。

しかし、中国の敗北=日本の勝利が確定したら、アメリカは次の標的を再び日本に差し向けてくるような気がします。そうならないためにも、日本は「米中冷戦後」を見据えて、しっかりと準備をしておいてほしいと思います。

何を準備すれば良いかというと、国防、食糧、エネルギーを、できるだけアメリカに依存しない体制を整えておくことですね。特に国防とエネルギーは重要です。

そしてもう1つは、中国や韓国の仕掛ける歴史戦に終止符を打つことです。中国はすでに歴史戦からは一歩引いてます。韓国は逆にどんどん前進してきています。

このまま韓国が中国にどんどんすり寄っていってくれるのは、歴史戦を考えたら好都合です。中韓vsQUAD、中韓vsファイブアイズ、のような形になれば、靖国問題でも慰安婦問題でも旭日旗問題でも中韓に一切遠慮する必要がなくなります。そうなれば歴史戦は自動的に終了です。

日本の左翼メディアが最近とんでもなく左傾化して暴走して過激化、先鋭化していってますが、このままだと彼らは間違いなく大敗北すると思います。ですが、大敗北が確定する前に、彼らは世間に気付かれないようにこっそり右へと舵を切ってくるかもしれません。その時にはおそらく、天皇と、ワーキングプア問題が、梃子として使われるんじゃないかと思います。もしもそうなったら私は左翼と呼ばれてるかもしれませんね(笑)。

ところで、日本がファイブアイズ入りした場合、日本列島が対中国の最前線基地ということになってしまいます。それはちょっと……と思ったので、妙案を思いつきました。日本はファイブアイズには入りません。ただし、福島県だけがファイブアイヅに入ります。これなら、日本が列島が攻撃されるリスクを限りなく小さくできます。なぜ福島県なのかって?それは、みなさん考えてみてください。

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