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歴史戦 従軍売春婦②

「強制連行」という言葉がある。

それは戦時中に日本が併合した朝鮮半島から現地の人たちを無理やり連れてきたことを意味する言葉として以前は使われていた。「我々(在日)は強制連行で日本に連れてこられた」との主張を多くの日本人が信じ、だまされていたのだ。

しかし、ネットの普及とともに強制連行のウソがバレて次第に使われなくなった。民団や総連の教科書にはその嘘が掲載され続けているようだが、今では在日三世四世たちも信じてはいまい。

日本人であれば自分たちの先祖がそのような蛮行をしたのかと調べたくなる。それが良かったのか、今では研究者の方々の努力の甲斐があり真実が書かれた多くの書籍が書店の棚に並べられている。

この「強制連行」という言葉を使い、現在も日本を貶めているのが1983年に出版された吉田清治著『私の戦争犯罪』である。その中身は嘘に満ち溢れ、これでもかというくらい日本軍を悪人に仕立て上げている。

そのデタラメ本をよく検証もせず、1993年、宮沢喜一内閣の下、河野洋平官房長官が元売春婦たちに対しての謝罪である河野談話を発表してしまった。「売春婦の名誉のために強制性を認めてほしい」という韓国の要請に応えたのだ。

このとき、強制的に連行した証拠となる資料など出てきていないにもかかわらずだ。もちろん、現在でも出てきていない。強制連行の事実がないという理由で、わざわざ「広義の強制」という定義を編み出してまでも謝罪したのだ。

それは「単に物理的に強制を加えるということのみならず、おどかして、畏怖させて本人の自由な意思に反してある種の行為をさせた、そういう場合も広く含む」というものだ。この詭弁を使い談話の根拠とした。

何という馬鹿なことをしたのだろうか。たとえ広義の強制を定義したとしても、日本軍は売春婦たちを脅してはいないし、無理やり売春させたわけではないのだ。

そもそも、売春婦の名誉のために日本の兵隊、命をかけてお国のために戦ってくれた兵隊さんたちの名誉を冤罪で傷つけて良いのか。この談話のせいで日本はどれだけ国益を損なっているのだろう。間違えなく言えることは宮沢も河野も万死に値するということだ。

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